2018年08月30日

ヒバリシギ(2018/8/25 琵琶湖東岸)

8月25日、天気が少し不安定なので予定を変更して琵琶湖東岸を回ってみました。

今年も琵琶湖東岸で良い状態の休耕田を見つけられませんでしたが、知り合いのOさんから近くにある休耕田を教えていただきました。いつもは入らないエリアでした。やはりいつものルートだけ回ってはダメですね。


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教えていただいた休耕田、早朝に行ってみると久しぶりのヒバリシギを観察できました。車の中から覗いたのですが少し警戒しています。この個体、元気に採餌していましたが右足にトラブルがあるようです。無事に渡って欲しいものです。


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琵琶湖岸にカモが少しずつ増えてきました。この日はシマアジは観察できませんでしたが、マガモの♂♀が並んでいました。この時期の羽衣の差がよく判る写真になりました。


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湾の奥にシギチ発見。コアオアシシギでした。それにしても遠い・・・。


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少し移動してヨシの隙間から観察しましたが、それでも遠い。休耕田に入ってくれれば良いのですが・・・。


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琵琶湖に流入する水路では今年もミズオオバコが咲いていました。満開でしたが今年は昨年に比べて花数が少なく1/3程度でした。大雨などで流出したのかもしれません。


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琵琶湖東岸の田んぼは稲刈りが始まっていました。稲刈り直後の田んぼにシギチがはいることがあるので、丁寧に見て回ります。
コチドリが各所で観察できました。


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草の陰にはジシギが微妙な感じで隠れていました。


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しばらくすると緊張も解けて採餌し始めました。この段階ではチュウジシギの可能性を感じました。


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結局、尾羽等の特徴を確認できず特定には至りませんでした。


なかなか満足するシギチ観察はできませんね。久しぶりに有明海に行ってシギチ三昧したいです。


ラベル:ヒバリシギ
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2018年08月27日

オオジシギ(2018/8/19京都府)

夏期連休の最終日8月19日に京都府南部の干拓地に行ってシギチ探索しました。特に今シーズンまだ出会っていないジシギを観察するのが一番の目的です。
滋賀には休耕田がありませんが、この干拓地には休耕田がまだあり、貴重なシギチの中継地になっています。

早朝京滋バイパスで30分もかからずに現地に到着。農道をゆっくり走りながらシギチを探します。
すると農道のすぐ脇にジシギを発見。近すぎるので停車できず、一旦通り過ぎてから止まって観察しました。

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やっと出会った今シーズン初のジシギ。オオジシギかチュウジシギですが、この段階では確定できず。


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しばらく観察すると翼と尾を開いてくれました。翼(初列風切羽、羽軸の色)、外側尾羽などでオオジシギと判断しました。

近くで観察できましたが逆光で色合いがはっきりしません。車をゆっくりとバックして順光側に移動しました。
オオジシギもさすがに嫌だったようで少し移動しましたが飛ぶことはなく、なんとか順光で観察できました。

以下、同一個体の写真です。


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肩羽などに幼鳥羽と思われる羽が残っているようです。


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上空を警戒するオオジシギ。


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羽繕いするオオジシギ。尾羽を広げてくれましたが外側尾羽はほとんど見えていません。


この後、畔を走って田んぼの奥に行ってしまいました。久しぶりに近距離でジシギを観察でき満足しました。やはりジシギは良い鳥です。


ラベル:オオジシギ
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2018年08月22日

サンショウウオ幼生(2018/8/13広島県北東部)

ジンバイソウを観察した山でサンショウウオの幼生を探してみました。

先ず標高1050m付近の登山道とクロスする小さな沢。水が僅かに流れている程度です。
春にはカスミサンショウウオ高地型、ブチサンショウウオ、ハコネサンショウウオが観察できる環境です。


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小さな岩をひっくり反すと予想どおりサンショウウオの幼生がいました。


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同一個体。カスミサンショウウオ高地型かブチサンショウウオの幼生だと思うのですがよく判りません。
現地では指先に白い爪があるように感じたのでブチサンショウウオと思ったのですが、写真ではよく判りません。


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同一個体。ストロボの光量を変えるとかなり体色が違う様に写ります。鰓がまだかなり大きい状態です。


最初の沢から100mほど離れた別の沢でも幼生がいました。


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こちらは鰓がかなり小さくなっています。上陸まじかなのかもしれません。


ほぼ下山した標高800mの沢。幅も広くなり水量も多く、ゴギなどの魚も住む環境です。
ここでも岩をひっくり反してみました。するといました・・・。


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ハコネサンショウウオ幼生。ハコネサンショウウオは独特の人面魚のような顔つきです。


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流れの強い沢にいるので流されないように指先に黒い爪がしっかりあります。

久しぶりにサンショウウオの幼生を観察しました。ブチとカスミ高地型の違いは調べる必要がありますね。



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2018年08月20日

ツマグロキチョウ(2018/8/14広島県北東部)

夏期連休も終わり今日から仕事です。やっと朝晩が涼しくなってきましたが、この夏は本当に暑くてしんどかったですね。

さて、今年も帰省中に広島県北東部のゴマシジミを観察に行ったのですが、今年は1個体も確認できませんでした。短時間の観察ですので、見逃しもあると思いますが、環境変化もあり個体の維持が難しい状況になっている可能性もあります。しばらくはお盆の帰省時に観察に行こうと思います。

ゴマシジミ探索中に観察したチョウです。動物の尿の跡と思われるところに集まって吸水していました。このあたりはツマグロキチョウがまだたくさんいるようです。


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吸水するツマグロキチョウとキタキチョウ


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吸水するツマグロキチョウとキタキチョウ


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カワラケツメイに産卵するツマグロキチョウ


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ルリシジミとウラギンシジミ、奥のセセリは?


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ルリシジミとコムラサキ


今回はゴマシジミを観察できず残念でした。ワレモコウはそれなりにあるのですが、全体的に乾燥化してアリがいなくなっているのかもしれません。来年出会えることを期待しています。




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2018年08月16日

ヒクイナ(2018/8/12琵琶湖南湖東岸)

猛暑が続きますが、シギチの渡りは始まっているようです。
琵琶湖南湖東岸の様子を見に行きました。条件の良い休耕田などの探索が目的でしたが、今年も良さそうな場所は見つかりませんでした。
琵琶湖の水位も高いので琵琶湖岸でもシギチの入りそうな場所は見つかりませんでした。


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畔で休むキジ


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ヨシ育成場でコチドリ


田んぼの畔にジシギが入っていないか農道を回りながら確認しましたが、発見できず。
代わりにヒクイナの幼鳥を見つけました。


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ヒクイナ幼鳥


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ヒクイナ幼鳥


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ヒクイナ幼鳥


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ヒクイナ幼鳥


良い休耕田がないので稲刈り直後の田んぼに期待しましょう。今週末には稲刈りが始まりそうです。





ラベル:ヒクイナ
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ジンバイソウ(2018/8/13広島県庄原市)

久しぶりに実家近くのブナ林を歩いてきました。何年ぶりだろう・・・。


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緩やかな稜線にブナが続く山道。カラ類やホトトギス、ウグイスなどの声がしましたが、一番多かったのは残念ながらソウシチョウでした。


目的の植物を探しながら歩くと・・・、ありました。ジンバイソウです。


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ジンバイソウ
ブナ林の一角にのみ生育していました。2枚の葉が特徴です。


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ジンバイソウの群落


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ジンバイソウの群落


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ジンバイソウのポートレイト


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ジンバイソウ、花のアップ1


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ジンバイソウ、花のアップ2


ジンバイソウは8月末ごろに咲くので今回は蕾かもと思っていたのですが、ほぼ満開でした。

それにしても暑かった。結構な量の水分を持ち歩いていたのですが、下山までに飲み干してしまいました。
今年の猛暑は異常です。
ラベル:ジンバイソウ
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2018年08月10日

ナツエビネ(2018/8/5滋賀県湖西北部)

湖西北部の山にナツエビネの開花状況を確認に行きました。
沢山生えている稜線は何か所かあるのですが、ここ最近の酷暑を考えると登るのは気が進みません。
涼しい朝のうちに谷に生育する株を見に行くことにしました。

先ず、最初の谷・・・。
この谷ではカツラの巨木数本にナツエビネが着生しています。

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カツラの木のくぼみに生えるナツエビネ
残念ながら花茎が途中で折れて蕾の状態のままになっていました。このところ気温が高いので花茎が腐ったのでは、と思いましたがそうではない様です。
前日の台風による強風で物理的に折れたものだと結論ずけました。
この谷では他の株も同様な状態できれいに咲いているものはありませんでした。


少し遠いですが別の谷に移動してみました。このでは沢沿いに大きな株があり、咲いていると非常に見ごたえがあります。
現地に到着すると淡青の花が見えました。満開前ですがいい状態で今年も咲いてくれました・

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ナツエビネ
5分咲きくらいでしょうか。まだたくさん蕾があります。

以下、同じ株の写真です。沢の流れと撮影できるナツエビネはこの場所しか知りません。


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ナツエビネ
広角で沢とともに撮影。


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まだ新鮮な状態な花が多いナツエビネ
一番下の花は少し変色が始まっていました。


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ナツエビネの花、アップ


今年もナツエビネを観察でき満足しました。来年は久々に稜線まで上がりたいと思います。それまでに少しダイエットして動きやすい体にしたいと思います。どうなりますか・・・。



ラベル:ナツエビネ
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2018年08月05日

ツリシュスラン

今年の目標であったツリシュスラン、満開の状態で観察できました。


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ミズナラの大木に着生するツリシュスラン(7月末撮影)
垂れ下がった花茎がU字状になり花が咲いています。


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4月末に発見した時の同一株
昨年の花穂が枯れ残っていたのでツリシュスランと判りました。


付近の木を探すと数か所でツリシュスランを確認できました。以下7月末の状態です。


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トチの大木に着生したツリシュスラン


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ミズナラの大木に着生したツリシュスラン


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ミズナラの大木に着生したツリシュスラン


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トチに着生したツリシュスラン
この株は少し早く咲いたようで下部の花は変色していました。


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満開のツリシュスラン


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満開のツリシュスラン


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木漏れ日があたると淡いピンク色になりました。細かい毛がびっしりと生えていることが判ります。
小さいながら美しい花で驚きました。


数年前に西中国山地で観察して以来の出会いでした。満開のツリシュスラン、良かったです。




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2018年07月31日

琵琶湖のオオミズナギドリ(2018/7/29)

台風12号、いまだに九州南部を迷走しています。大雨、猛暑、そして迷走台風、どうなっているでしょうか。

台風12号が近畿地方を通過した29日朝に琵琶湖に行ってみました。台風の置き土産で迷行した海鳥が入っていないか確認するためです。
早朝から観察する予定でしたが寝坊して琵琶湖畔に着いたのは7時半。風もすっかり弱くなりかなり落ち着いた状況になっていました。すでに抜けてしまった可能性も高いのですが、湖畔から沖を観察しました。


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琵琶湖南湖東岸から北西を望む。中央奥が琵琶湖大橋です。


西側の沖を探すと遠くを直線的に飛ぶトウゾクカモメ類を1羽確認しました。ただし遠すぎる。
しばらく探すと湖面を群れで移動する海鳥を発見、オオミズナギドリでした。

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琵琶湖のオオミズナギドリ
12羽を確認しましたが、もう少しいたように思います。


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琵琶湖のオオミズナギドリ
時々群れ全体が湖面に降りていました。
渡りの時期に滋賀県内でオオミズナギドリを観察したことはあるのですが、琵琶湖でオオミズナギドリの写真を撮影したのは初めてでした。


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南湖から少し北上してみました。


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エリにユリカモメ夏羽が沢山とまっていました。そのなかにアジサシも数羽入っていました。ウミネコも観察できました。
このあたりは台風の置き土産と言うより、渡りのはしりではないでしょうか。


早朝から観察された方からの情報ではトウゾクカモメ類や各種アジサシやミズナギドリ類が観察されたようです。やはり、少し厳しい条件の時から観察することは必要と思いました。
またのチャンスを狙いますが、やはり安全第一に行動することになりそうです。



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2018年07月26日

ヒサマツミドリシジミ♀(2018/7/22 京都府)

先日思いがけずヒサマツミドリシジミの♀を観察できました。今年の目標の一つだったのですが、予想もしていなかった出会いで驚きました。


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福井県境に近いブナ、ミズナラ、サワグルミ、トチなどの巨木が生えた緩やかな谷です。夏の光が木々の隙間から沢筋に射しこんでいました。先を歩いていたメンバーの呼び声が・・・。視線の先を見ると、


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沢沿いにある石の上でゼフィルスの♀が開翅していました。


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明るいブルーのB斑、非常に長い尾状突起。最初はアイノミドリシジミの♀かと思ったのですが・・・。


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翅裏を確認したかったのですが、撮影できませんでした。


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夏の日射しをうけて体を温めているようです。翅縁の白い部分がきれいに残っています。翅表にもほとんど傷がなく、新鮮な状態です。


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この後、上空に飛び立ってしまいました。

同行のメンバーが何とか翅裏を撮影していました。はっきりしたV字のラインが確認できました。やはりヒサマツミドリシジミでした。
この谷の付近ではウラジロガシやイチイガシを見た記憶がありません。もっと下の谷からやって来たのでしょうか。少なくともこの場所で羽化したとは思えません。

ヒサマツミドリシジミの♀が谷に吸水に降りるのは知っていましたが、この時期にこの場所で出会えるとは・・・。良かった。



posted by makokuni at 20:46| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする