2019年10月01日

タカの渡り、中盤戦(2019/9/22,23,26,28,29)

今シーズンのタカの渡り中盤戦、サシバ・ハチクマのピークは台風の影響で3連休後の平日になりました。
台風の状況からピーク日を予想して有給休暇を取得。予想通りピークは来ましたが、満足するタカの渡りにはなりませんでした。
今秋は岩間山の苦手とする東風や南風の日が多く、岩間山から確認できない北側を通過することが多いようです。

これまでの経験から、猪子山や萩谷で多くカウントされても岩間山で数が伸びない条件は以下の場合があると思います。
1.南風や東風の場合、飛翔コースが岩間山から北側にずれる
2.曇天、小雨、ガスなどの場合、標高の低い山麓沿いに進む
最近は秋になっても気温も湿度も高いことが多く、このような気象条件になる頻度が高いように思います。
もう一つ気になることは、湖東平野の市街地化です。以前はほとんど田んぼだった場所が、市街地になり上昇気流の発生状況が変わってきていると思います。
この点も北側を飛ぶ要因と考えています。

さて中盤戦で観察したタカとその他の生き物です。


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サシバ成鳥(9月26日 岩間山)
この日は予想通りサシバのピークでしたが、岩間山ではカウントが伸びませんでした。残念。やはり北側を渡ったようです。


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サシバ成鳥(9月26日 岩間山)


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サシバ成鳥(9月26日 岩間山)


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サシバ成鳥(9月23日 岩間山)
この日は日本海を台風が通過。雨は降りませんでしたが、南西の強風でした。朝塒立ちをしたサシバが稜線まで上がってきますが、強風に煽られて谷筋に急降下していきました。


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サシバのタカ柱(9月26日 岩間山)
今シーズン観察できた数少ないタカ柱です。


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ハチクマ幼鳥(9月26日 岩間山)
ハチクマは台風通過前のやや天候不順の日にもかなりの渡りがカウントされており、サシバのピーク時にはすでにピークを過ぎていたようです。観察撮影できたハチクマの多くは幼鳥であったことからの推定です。


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ハチクマ幼鳥(9月26日 岩間山)


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ハチクマ幼鳥(9月26日 岩間山)


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ハチクマ幼鳥(9月26日 岩間山)


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ツミ幼鳥(9月26日 岩間山)
ハイタカ属も増えてきました。9月28日には今シーズン初の東行きハイタカも観察しました。


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ノスリ成鳥(9月29日 茶臼山公園)
この日は所用があり自宅近くの茶臼山公園で観察。ノスリも増えてきました。


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ハヤブサ幼鳥(9月29日 茶臼山公園)
ドバトを捕獲して鳴きながら飛んでいました。


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エゾビタキ(9月23日 岩間山)
タカの渡りが少ないときは小鳥や他の生き物を撮影する余裕があり、それもまた楽しい時間になります。
エゾビタキは秋に渡るヒタキ類では最も個体数が多いですが、春の渡りでは全く観察できないのが面白いですね。


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エゾビタキ、上と同一個体


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コサメビタキ(9月28日 岩間山)
トンボ池でエゾビタキ、コサメビタキなどが入れ替わりで水浴びしていました。


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オオアカゲラ(9月28日 岩間山)
岩間山ではオオアカゲラ、アカゲラ、アオゲラとも観察できます。この日はオオアカゲラが良い場所にとまってくれました。


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フサヒメホウキタケ(9月22日 岩間山)
今シーズンはキノコがあまり生えてきません。その中でこのきのこは枯れたアカマツに生えるためか結構たくさん出ています。昨年の台風で多くのアカマツが倒れ枯れ木が多くなっています。


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オオルリボシヤンマ♀産卵(9月22日 岩間山)
オオルリボシヤンマの産卵はまだ続いています。腹部を水中に差し込んでいます。


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産卵中のオオルリボシヤンマを狙うトノサマガエル(9月22日 岩間山)
このあとトンボに飛び掛かりましたが捕獲は失敗でした。


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ウバタマムシ(9月26日 岩間山)
タカの渡り中に飛んできた。これも枯れたアカマツで生育する。


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マツモムシ(9月26日 岩間山)
先週まではいなかったと思う。飛来したのか?


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ハイイロゲンゴロウ(9月26日 岩間山)
9月23日、28日には姿はなかった。この日だけ沢山の個体が水面を泳いでいた。不思議。


posted by makokuni at 20:49| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月21日

タカの渡り序盤(2019/9/7,8,14,15,16 岩間山)

今日から9月2回目の3連休です。本来ならサシバとハチクマの渡りがピークになる時期ですが、今年は秋雨前線と台風の影響で3日とも雨予報です。台風通過後の平日にピークが来ると個人的には予想しています。残念ですが仕方ありません。

タカの渡り序盤の振り返りです。
すでにアップしたように9月1日に草刈り等の観察定点の整備を実施しました。
次の週末(9/7,8)から本格的に観察スタートしましたが、タカの動きは遅く、9月14日にやっと白樺峠で1000羽を超えるタカが飛び、京滋では14日以降本格的なタカの渡りとなりました。

序盤に岩間山で撮影したタカを紹介します。条件が悪く鮮明な写真には程遠いですが。。。


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9/7 サシバ成鳥♀


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9/8 上空を渡るサシバ


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9/14 ハチクマ成鳥♂
頭部は青灰色、次列風切りばねの先端に黒い帯、尾に2本の黒帯。


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9/14 サシバ幼鳥
幼鳥は胸から腹に縦斑があります。


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9/15 サシバ成鳥
光があたると、サシバは羽が透けて見えます。


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9/16 ハチクマ成鳥♀(下)と成鳥♂


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9/16 ハチクマ成鳥♂
ハチクマの羽衣はいろいろなタイプがあって面白いです。秋のタカ渡りで一番好きなタカです。


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9/16 ノスリ成鳥♂


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9/16 ハチクマ成鳥♂


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9/16 サシバ成鳥
この日一番近くを飛んでくれたのですが、間違えて昆虫撮影用のカメラで撮影してしまった。レンズの長さがよく似ているので時々やらかします。


序盤は例年と変わらない感じですが、一番いい時期の3連休が雨。。。泣いてます。



posted by makokuni at 08:03| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月06日

琵琶湖南湖東岸シギチ探索

タカの渡りが始まる前の8月後半はシギチ観察ですが、今年も琵琶湖南湖東岸は苦戦しています。
条件の良い休耕田は少なく、あったとしても集落に近いところに小規模な田んぼのことが多く、なかなか気楽に立ち寄れません(人の目は結構気にするので)。昨年面白かった蓮田も今年は開水面が無く難しい状態です。

それでも何回かの探索でトウネンとジシギを観察できました。

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夏休みの最終日8月17日からシギチ探索を開始しましたが、この日はシギチの確認はできず。豆畑にチョウゲンボウがいました。写真はバッタを追って飛び立った場面です。

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8月24日、この日もイソシギ、コチドリ、ケリとの出会いのみで渡りのシギチは確認できませんでした。シギチの代わりにヒクイナを見ることができました。

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8月31日、9月からはタカの渡りがメインになるので何としてもシギチを見たい。。。早朝から田んぼを回るとやっとトウネンを見つけることができました。

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よく見ると3羽のトウネンがいました。普通種のトウネンですが琵琶湖南湖東岸では貴重な出会いです。

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さらに田んぼを回ると稲刈り後の田んぼに怪しい鳥影を発見。ゆっくりと車を近づけて車窓から観察します。
印象はチュウジシギですが、いろいろな識別点を確認するまで粘りました。結局1時間ほど見ていました。車の通らない農道で良かった。

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同一個体


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同一個体。警戒しながら歩くと細長い体形になり印象が変わります。


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同一個体。嘴は曲がります。


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同一個体。羽繕いで何とか尾羽を確認できました。外側尾羽が細くチュウジシギで問題ないと思います。


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別の場所でもジシギ。こちらは近づくことができず詳細な観察ができませんでした。


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こちらはタシギでした。


8月最後に何とかトウネンとジシギを観察できて良かったよかった。


posted by makokuni at 20:35| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする