11月17日、休暇をいただいて先日から気になっていた雑種ガモを見に行きました。Webで見るその姿は何とも不思議で美しいものでした。
早朝6時前に自宅を出発、電車乗り継ぎ、最後は徒歩で現地に8時過ぎに到着しました。
早速双眼鏡をのぞくとオカヨシガモの小群の中にそのカモはいました。
オカヨシガモと行動する雑種カモ
ハシビロガモとオカヨシガモの特徴が各部に混じりあっている。眼から頬の線は水面採餌ガモ間の雑種ではよく出ると思う。
採餌の仕方はオカヨシガモに近いが、嘴の構造がハシビロガモとの中間のためか、嘴から出てくる水の量が明らかに多い。
倒立した採餌もオカヨシガモと同じ。尾筒の色も美しいグリーン。
オカヨシガモ♀に求愛的な行動をすることがあったが反応はいまひとつ。
翼帯の特徴を撮影したく2時間以上まったのですがなかなかチャンスがありませんでしたが、コイとオオバンのおかげで撮影できました。
近くでコイが飛び跳ねて驚いたり、オオバンが突っかかったりすると代償行動として羽ばたくようです。
翼帯と翼鏡はハシビロガモとオカヨシガモを微妙に組み合わせたパターンになっていました。以下、羽ばたきの写真です。
本当に不思議で美しい雑種カモでした。この組み合わせの雑種には二度と逢えない気がします。