2019年05月13日

ヒバサンショウウオなどGWに出会ったサンショウウオ(広島県)

GWに出会ったサンショウウオ3種です。

サンショウウオの分類は近年大幅に再構築されています。以前は広島にはカスミサンショウウオ、ブチサンショウウオ、ヒダサンショウウオ、ハコネサンショウウオが生息していると言われていましたが、そのすべてが細分化されています。

カスミサンショウウオは9種に分かれ、そのうち4種が広島県内に分布しています。ヒバサンショウウオは従来高地型カスミサンショウウオと言われていたものです。DNA分析の結果、カスミサンショウウオよりもハクバサンショウウオに近縁であることが判りました。比婆の名前を付けてもらったこともあり、今回ぜひ見たかったサンショウウオでした。

ブチサンショウウオは一旦ブチサンショウウオとコガタブチサンショウウオに分かれ、ブチサンショウウオがさらに3種に分かれています。広島にはチュウゴクブチサンショウウオが生息しています。

ハコネサンショウウオも6種に細分化され、広島にはハコネサンショウウオとシコクサンショウウオが生息しています。

このGW、チュウゴクブチサンショウウオ、ハコネサンショウウオ、ヒバサンショウウオを観察できました。以下、その写真です。


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チュウゴクブチサンショウウオ(2019/5/2広島県北西部)
成体です。沢の源流域で岩の下に隠れていました。


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同一個体


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同一個体、斑紋は個体により様々です。この個体は標準的な感じです。


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チュウゴクブチサンショウウオ幼生(2019/5/2広島県北西部)


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ハコネサンショウウオ(2019/5/2広島県北東部)
一個個体目

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ハコネサンショウウオ(2019/5/3広島県北東部)
2個体目。


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同一個体


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ヒバサンショウウオ(2019/5/3広島県北東部)
1個体目、小型の成体


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同一個体


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ヒバサンショウウオ(2019/5/3広島県北東部)
2個体目、小型の成体


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ヒバサンショウウオ(2019/5/3広島県北東部)
岩の下に卵のうと共に隠れていました。この個体は大きく立派でした。


サンショウウオ3種を観察できましたが、最近はサンショウウオの個体数が減少しているように思います。環境の悪化もあると思いますが、マニアによる採集もあるのではと思います。今回行った山域でもサンショウウオを探したと思われる痕跡が各所にありました。観察だけにして、この魅力的な生き物を末永く見守りたいものです。





posted by makokuni at 20:51| Comment(0) | 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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