ハコネサンショウウオは1種と思われていましたが、近年の分子系統学的解析から複数の隠蔽種が含まれていていることが分かりました。2012年に東北地方北部のキタオウシュウサンショウウオ、2013年に筑波山系のツクバハコネサンショウウオ、四国と中国山地の一部のシコクハコネサンショウウオ、さらに2014年にはタダミハコネサンショウウオとバンダイハコネサンショウウオが新種として記載されました。
広島県内にはハコネサンショウウオとシコクハコネサンショウウオが生息していることになります。西中国山地ではこの2種が同所で生息することが確認されているようです。岡山でも同じようですので、間に位置する広島北東部でもシコクハコネサンショウウオが生息していてもおかしくないように思います。
そこで過去に広島県東北部で撮影したハコネサンショウウオの写真を確認してみました。デジタルデータとして残っているのが3個体しかありませんでした。もう少し撮影していると思っていたのですが・・・。ちなみに撮影は全て5月上旬です。
ハコネサンショウウオとシコクハコネサンショウウオは胸の斑で区別できるようですが、そんなところを写している訳もなく残念ながら識別不能でした。今後観察する機会があれば、胸を確認するようにしないといけません。
それにしてもサンショウウオは魅力的な生き物ですね。いろんな種類を見てみたいですが、自力で探すのはしんどそうです。

個体A
背の色がやや黄色い個体。シコクハコネサンショウウオはの色が黄色い傾向にあるようですが、それだけで識別はできないでしょうね。やや小型の個体。

個体B
背中にやや赤味のある大型の個体。後脚があまり太くないので♀ではないかと思います。

個体B
上と同一個体。全体のバランスではやや尾が短く、胴が太いように感じます。

個体C
後脚が太く♂と思われます。かなり細長い印象の個体。

個体C
脚の指先に黒い爪があるのが確認できます。飛び出た眼が可愛らしい。
広島県内にはハコネサンショウウオとシコクハコネサンショウウオが生息していることになります。西中国山地ではこの2種が同所で生息することが確認されているようです。岡山でも同じようですので、間に位置する広島北東部でもシコクハコネサンショウウオが生息していてもおかしくないように思います。
そこで過去に広島県東北部で撮影したハコネサンショウウオの写真を確認してみました。デジタルデータとして残っているのが3個体しかありませんでした。もう少し撮影していると思っていたのですが・・・。ちなみに撮影は全て5月上旬です。
ハコネサンショウウオとシコクハコネサンショウウオは胸の斑で区別できるようですが、そんなところを写している訳もなく残念ながら識別不能でした。今後観察する機会があれば、胸を確認するようにしないといけません。
それにしてもサンショウウオは魅力的な生き物ですね。いろんな種類を見てみたいですが、自力で探すのはしんどそうです。

個体A
背の色がやや黄色い個体。シコクハコネサンショウウオはの色が黄色い傾向にあるようですが、それだけで識別はできないでしょうね。やや小型の個体。

個体B
背中にやや赤味のある大型の個体。後脚があまり太くないので♀ではないかと思います。

個体B
上と同一個体。全体のバランスではやや尾が短く、胴が太いように感じます。

個体C
後脚が太く♂と思われます。かなり細長い印象の個体。

個体C
脚の指先に黒い爪があるのが確認できます。飛び出た眼が可愛らしい。