今日(5/30)は休養日です。午前中に1時間ほど自宅近くの谷でサンコウチョウの様子を見てきました。スギ林の中を飛ぶ♂を確認しました。
昨日は突発的に休みをいただいて京都市北部のいわゆる北山の稜線を歩いてきました。
スギの巨木1
いわゆる芦生スギと言われているものでしょう。稜線上に点々と巨木があります。
朝いちばんに少しだけ谷に入ってみました。
ミソサザイ
スギの倒木上でミソサザイが囀っていました。
サルメンエビネ
谷にサルメンエビネがありましたが、残念ながら花はありませんでした。黒くなった花茎が僅かに残っていました。今年は花がかなり早かったのかもしれませんね。
谷から上がって稜線を延々と歩きました。結構汗をかいて持参した水が足らなくなって最後は少し脱水症状気味になりました。危ないあぶない・・・。
稜線ではアカゲラの幼鳥が親に餌をねだる姿があちこちで観察できました。こんなにアカゲラを見た日はないような気がします。
アカゲラ幼鳥1
アカゲラ幼鳥2
稜線を歩くと谷からはアカショウビンのさえずりが聞こえてきます。昼間ですがコノハズクも少しだけ鳴いていました。
今回驚いたのは、クロジのさえずり。近くで鳴いていたのですが葉が茂っていて姿は確認できませんでした。
スギの巨木2
稜線で一番多かったのがキバシリです。あちこちで声がしていました。おそらく巣立った幼鳥がまとまって動いているのでしょう。
キバシリ
キバシリ
キバシリ
尾羽が左右に分かれて体を支えているのが判ります。この点はキツツキと同じですね。
キバシリ
いっぺんにファンになりました。二股に分かれた尾羽で体を支えると知ったらなおさらです。
山に入ればいろんな出会いがありますね。
キバシリ、忍者の様な小鳥です。かぼそい声と目立たない姿で、見ようと思わないとなかなか観察できません(私はですが)。成鳥も同じ様な模様です。