2015年05月26日

初夏の原生林(2015-5-24 南丹市)

今年二回目の野鳥調査で原生林にはいりました。山はすっかり初夏の様相でした。

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なお現在、この原生林への立ち入りは厳重に管理されています。当グループは
野鳥調査を 長年継続しているため特別に許可を得て入山しています。 
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いつものように前夜に集合して歓談しながらお酒をいただきましたが、コノハズクの声がしません。少し残念に思いながら就寝しましたが・・・・。
翌日3時にコノハズクが近くで鳴き始めました。アオバズク、ジュウイチやヨタカも鳴いていました。

天気予報では夜から午前中に雨でしたが、結構良い天気です。5時前に出発、林道を峠まで登ります。

S20150524_053347峠手前からの風景です。気温がやや低いので少しだけ朝霧が出ていました。

峠から原生林内に入るとブナはすっかり葉を広げて初夏の様相でした。

S20150524_080930ブナの葉

植物は草本の花は少なかったですが、木本の白い花が目立ちました。

S20150524_1202151クワガタソウ
林床にわずかに咲いていました。その他はタニギキョウ、ミズタビラコなど。ショウキランも数か所で確認しましたが、花茎のびて蕾がでた段階で花はこれからでした。

S20150524_153743
ギンリョウソウ
下界ではすでに終わっているギンリョウソウが出始めでした。

野鳥はキビタキ、オオルリ、サンショウクイ、ジュウイチ、ホトトギスなどの夏鳥が勢揃い。アカショウビンも各所で鳴いていましたが、撮影はできませんでした。
キバシリは巣立ちした幼鳥がにぎやかに動き回っていました。コサメビタキは営巣中。少し遅いですが渡り途中と思われるサメビタキ3羽も観察しました。
この春は渡り観察できなかったハチクマもなんとか1羽観察できました。

S20150524_092059tオオアカゲラ♂

S20150524_0921143tオオアカゲラ♀

S20150524_1026381tサメビタキ


トンボはまだ少な目でしたが、カワトンボや小型サナエ(おそらくヒメクロサナエ)、シオヤトンボなど。チョウはウスバシロチョウが沢山、ミヤマカラスアゲハ、キタキチョウなど。

S20150524_1229231アサヒナカワトンボ♂

S20150524_133211ニホンカワトンボ♂

S20150524_1340031ウスバシロチョウ

原生林の林床はかなり乾いていました。シカの食害で下草が無いのが影響していると思います。倒木はどんどん増えていますが、更新する木が育っていません。

この原生林に入ると、正直いつも残念な気持ちになります。なんか辛いですね。

posted by makokuni at 22:38| Comment(2) | TrackBack(0) | トンボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
原生林での調査、お疲れ様でした。
画像を見るとずいぶんと奥深いところまで行かれた様子ですね。
調査は大変そうですが、とても興味あります。
タカの渡りや水鳥調査とは違った魅力がありそうですね。
Posted by こさぎ at 2015年05月29日 15:43
こさぎさん、こんばんは。
この調査は年ごとの季節の変化に違いを感じて面白いです。
今年から調査の様子を京都支部のHPで公開することになりました(会員だけだと思いますが)。機会があればご覧いただければと思います。
Posted by makokuni at 2015年05月29日 20:42
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