今週末も雨になりました。最近このパターンが続きサラリーマンには少々きついですね。と言う訳で、週末の雨を見越して木曜日に休みをいただきました。
日本海側で春を探そうと思っていたのですが、ふと思い立って愛知県豊橋市へ行ってきました。
4時半に家を出て名神と東名を走り、4時間後には山の稜線にいました。
目的はキスミレです。キスミレは九州の九重や阿蘇、富士山麓などの群落が有名ですが、近畿地方には自生していません。一番近い自生地がこの豊橋市の自生地ではないでしょうか。
稜線をすすむとなだらかな鞍部にでました。柴刈りされた空間に黄色い花が咲いています。初めての出会いにドキドキです。
春の陽を浴びて黄色が鮮やかです。
キスミレは笹などが茂ると生育できなくなるので、地元の方が柴刈り等の管理をされているとのことでした。
全体の大きさに対して、花はかなり大きく感じます。葉も独特の色合いで表面がビロードのようです。
花弁の裏側は紅紫で、距は短いのが判ります。
ちょっと逆光で撮影してみました。あまり芸術的な(?)写真は撮らないので、こんなんでどうでしょう?
最後は正面からのアップです。側弁の基部に毛が密生していますね。
2時間ほど滞在して夢のような時間を過ごしました。