春の蝶、2回目はツマキチョウです。
ツマキチョウは珍しい蝶ではないですが、春にしか出会えないため、他の生き物に気をとられていると「今年は見なかったなあ・・・」となってしまいます。
また、いざ撮影するとなるとなかなか止まってくれなかったりして、私にとっては手強い蝶でもあります。
ツマキチョウ♂ (2011-5-3 庄原市掛田町)
朝まだ気温が上がっていない時間には、枝の先にじっと止まっていました。羽の裏面は不思議な模様をしています。
ツマキチョウ♂ (2011-5-3 庄原市掛田町)
気温が上がってくると、飛び立ちました。羽の振り幅が小さい独特の飛び方で、遠くからでもツマキチョウと判ります。
上と同一個体
いったん飛び立つと、なかなか止まってくれません。♀を探して飛んでいると思うのですが、この日は♀を見かけませんでした。
ツマキチョウ♀ (2011-5-5 庄原市掛田町)
この日はいきなり、吸蜜中の♀を発見。♀は羽の先に黄色の斑がありません。
ゆっくり撮影しようとしていたら・・・。
あっと言う間に、♂がやって来ました。♀の後ろを追いかけます。
この後、♀は上空高く舞い上がってしまいました。いつもながら♂はつらいですね。
それにしても、ツマキチョウは撮影しにくい蝶ですね。今回も吸蜜している場面はわずか1回のみ。あとはヒラヒラと飛び回っていました。