低気圧が通って急激に気温が低下しましたね。
本日も岩間山にタカの渡り観察に行ってきました。午前中は曇りで強い北風で寒いぐらいでした。昼前から天候は回復して快晴になりました。
比較的早い時間から飛び始め10時台には300羽以上のタカを観察、結局700羽を超えるタカを観察できました。
たくさん渡るときは遠い高い速いが定番なのですが、今日は近くを飛ぶ個体もちらほらあり、楽しい一日となりました。
明日は今日以上の今シーズンのピークになるかもしれません。
本日撮影したタカの一部を紹介します。
先ずはサシバから・・・。
サシバ タカ柱
今日は定点の南側を通過し、西側の斜面でタカ柱を作るパターンが多く観察されました。
サシバ成鳥♂
近くで観察できたサシバは成鳥が多かったと思います。
サシバ成鳥
これも♂かな・・・。尾羽に何かついています。アンテナと言う意見もありましたが、釣り針の様にも見えます。
次はハチクマ。
ハチクマ
サシバと一緒にタカ柱を作ることもありますが、ハチクマだけの小群れになる場合が多いと思います。
ハチクマ成鳥♂
上昇気流に乗って谷から上がってきました。上面を撮影できるのはこの場所では珍しいです。
ハチクマ成鳥♂
上の写真と同一個体です。灰色の頭部、尾羽の太い2本の横斑、次列風切り端の黒い帯が特徴です。
ハチクマ幼鳥
下面が白いタイプの個体です。初裂風切りがやや黒いことも幼鳥の特徴です。
その他に、ノスリ、オオタカ、ツミ、チョウゲンボウなどを観察しました。渡りの小鳥は少なくヒタキ類を眼にしませんでした。
そうそう、朝に大きな角をした男鹿にばったり鉢合わせしてちょっとびびってしまいました。鹿も増えすぎですね。
さて、天候の回復した白樺峠では4000羽を超えるタカが観察されました。明日の岩間山はすごい人が集まりそうです。