2月18日現在はこの冬最後かもしれない寒波がきていますが、2月になり暖かい日が続いていました。琵琶湖で越冬しているハクチョウは年末からの寒波で例年にない個体数が確認されていましたが、2月第一週から北帰も始まっているようです。
1月末に湖西で観察したハクチョウと2月初旬に湖北で観察したハクチョウを紹介します。
1月31日湖西北部
この日はアオシギ探索に山間の谷に入ったのですが、その前に湖西のハクチョウの様子を確認に行きました。夜明けに塒にしている内湖に到着。多くのコハクチョウがいました。
内湖のコハクチョウ、夜が明け塒立ちの準備中です。

家族ごとに頸をあげてタイミングを合わせて飛び立ちます。

助走するコハクチョウ。
7時15分から飛び立ち始め、8時にはすべてのコハクチョウが塒立ちしました。
コハクチョウがいなくなった内湖に残る2羽。

オオハクチョウでした。
湖西ではここ何年も子だくさんのオオハクチョウ家族が越冬していたのですが、今年は姿がありませんでした。
オオハクチョウの羽ばたき。
しばらく待ちましたがオオハクチョウは内湖から飛び立つ気配はありませんでした。
コハクチョウは近くの田んぼに集結していました。
泥に顔を突っ込んで盛んに採餌していました。この風景が湖西のコハクチョウです。
2月6日湖北
この日は夜中からサンショウウオの観察。夜明けから湖北を少し回りました。暖かい穏やかな天気でコハクチョウも北帰し始めているようでした。前回観察したシジュウカラガンは1月中に北に向かったとのことでした。
穏やかな夜明けの琵琶湖。風もなく波もありません。
コハクチョウは小群に分かれて湖岸でくつろいでいました。
竹生島をバックにしたコハクチョウ。
田んぼのコハクチョウも休憩する個体が多くのんびりした雰囲気。春のような陽気で伊吹山が霞んでいました。

オオハクチョウの子だくさん家族がいました。今年は湖北で過ごしたようです。
来シーズンも子供を沢山連れてやってきてほしいものです。
posted by makokuni at 20:26|
Comment(0)
|
鳥見
|

|