10月になりました。サシバとハチクマの渡りはほぼ終わり、これからはノスリとハイタカ属の渡りになります。
9月は土日祝日のほとんどを岩間山でのタカの渡り観察に費やしましたが、天気や渡りの状況とうまく噛み合わず、昨シーズンに続きて満足感の低いシーズンになってしまいました。
それでもサシバ、ハチクマやその他の生き物との出会いがありましたので、数回に分けて掲載したいと思います。
最初のトピックは装備の変更から・・・。
長年タカの渡り観察をしてきましたが、双眼鏡とスコープで観察していました。近年、加齢とともに眼が衰え(緑内障に加えて白内障も。飛蚊もひどい。)てきたこと、岩間山から北側遠くの個体を補足する必要があることなど、現行の装備では対応が難しくなっていました。
これまでの装備は、双眼鏡キャノン12×36IS(防振双眼鏡、旧型)とスワロフスキーのスコープ(約30年前に購入)でした。
キャノンの双眼鏡は使い倒してそろそろ更新したいのですが、今回はスコープを変更することにしました。
スワロフスキーのスコープは、視界が狭い、ピントが浅い、長いので持ち運びが不便等の問題がありました。
スワロフスキーのスコープ
最近は高倍率大口径の双眼鏡を使用する人が増えています。遠くの個体の把握には抜群の威力を発揮しています。ニコンの18×70IFは抜群の解像度だと思いましたが、なにせ高価。また、タカの渡り以外での使用には適さない。このところ予想外の出費が続いて小遣い口座の残高が減っていること、冬場のカモ観察などにも使用したいので、この選択はなし。結局、価格と他の使用条件を考慮して同じニコンのコスパの良いモデル Monarch5 20×56にしました。
Monarch5の使用状況
実際にMonarch5を使用してみて、視野が広く、ピントも深くてタカのカウントには使いやすい。やや暗いのでハチクマの下面などの色が判りにくい場合がある。それでも両眼でみると疲れも少なく、総じてコスパが高く満足です。
タカの渡りが終わったら、琵琶湖でのカモ観察に使用したいと思います。
posted by makokuni at 14:20|
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