秋の航路に初めて乗りました。ハジロミズナギドリと運が良ければミナミオナガミズナギドリを観察するのが目的でした。
21日夜に名古屋港を出港。台風20号が温帯低気圧になり、船と並走する形になってしまいました。当然大荒れ。
22日朝、通常は千葉県沖に到達しているのですが、まだ伊豆大島の手前でした。デッキは閉鎖され鳥見は終日不可能でした。
仙台には3時間遅れで到着。2時間遅れで出港しました。夜半からやっと波が低くなってきました。
23日朝、まだ岩手県沖。曇り空でしたが太陽も何とか確認でき、探鳥開始。
オオミズナギドリ、ハジロミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、フルマカモメ、コアホウドリ、トウゾクカモメを観察。ハジロミズナギドリとフルマカモメがオオミズナギドリの次に多いことに驚きました。
北上するにつれて晴天になり苫小牧沖は凪でした。この辺りはミツユビカモメが多く、渡りのオオハクチョウも確認できました。
苫小牧入港は1時間半遅れでした。そのまま新千歳に移動してトンボ返りで終了しました。

10月21日、退社後に名古屋に移動して乗船。太平洋フェリーの「いしかり」です。

10月23日の朝、やっと探鳥できる状態になりました。朝日を拝めました。


10月21日、退社後に名古屋に移動して乗船。太平洋フェリーの「いしかり」です。

10月23日の朝、やっと探鳥できる状態になりました。朝日を拝めました。

ハジロミズナギドリ
波間をソアリングする。翼下面先端部の特徴的な白斑と嘴基部の白色部が目立ちます。
背は灰色がかっており、雨覆いに淡色の羽縁がありますが、換羽状態が違うのか個体によりまちまちでした。初列内側が換羽中で白く見える個体が多かったです。
ハジロミズナギドリ
ピンボケ写真ですが雰囲気が良いのであげておきます。
ピンボケ写真ですが雰囲気が良いのであげておきます。
フルマカモメ
黒味が強いタイプ。
フルマカモメ、上と同一個体。
コアホウドリとオオミズナギドリ
アカアシミズナギドリ
ミツユビカモメ
船に並走してくれて至近で撮影できました。
いろいろとトラブルもありましたが、また行きたいと思います。今回出会えなかったミナミオナガミズナギドリや他の海鳥を観察したいものです。