2019年05月30日

ホテイラン(2019/5/24長野県)

5月24日、長年行きたかった南アルプス山麓に行ってきました。一番の目的はホテイランの観察です。


s-2019-05-24_09-22-56.jpg
天気が良すぎて写真には不適な一日でした。奥に甲斐駒が見えます。


以下、観察したホテイランです。10株程度確認しました。


s-2019-05-24_11-06-33(1).jpg
2株並んで咲くホテイラン。苔むした林床で咲いています。


s-2019-05-24_10-55-47(1).jpg
同一株

s-2019-05-24_10-28-23.jpg
まだ蕾の株もありました。

s-2019-05-24_10-39-03(1).jpg
ホテイラン


s-2019-05-24_10-46-22(1).jpg
ホテイランのアップ


s-2019-05-24_10-27-18.jpg
一株だけ花の色が淡い株がありました。


s-2019-05-24_10-44-50(1).jpg
同一株を側面から。


あこがれのホテイランを観察できました。この時期に長野県に行くのは初めてだったので、ホテイランに加えていろいろの出会いがありました。数回に分けてアップする予定です。




ラベル:ホテイラン
posted by makokuni at 20:43| Comment(0) | 野草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月26日

ハチクマ、春の渡り(2019/5/11滋賀県湖西北部)

この春はハチクマの渡りが早く、ピークを逃してしまいました。それでもハチクマの渡りを見たくて、早朝より湖西北部の山に登ってみました。


s-2019-05-11_07-14-38.jpg
登山口に朝6時到着。山頂目指して登ります。途中イワカガミが満開でした。スミレ類はほぼ終わりでオオバキスミレも2株しか残っていませんでした。期待していたツルタチツボスミレは見かけませんでした。


s-2019-05-11_07-47-20.jpg
7時45分に山頂到着。天気が良すぎます。山頂から北西側の眺望。この上を帯の様にハチクマが流れているの期待していましたが・・・。


2019-05-11_08-27-03(2)T.jpg
一番近くを飛んだハチクマ♂
朝は比較的風が弱く琵琶湖側からハチクマが上昇してきました。


s-2019-05-11_08-27-27(1)T.jpg
同一個体


s-2019-05-11_12-55-56T.jpg
ハチクマ♀


徐々に北風が強くなり10時以降は北側の谷沿いにハチクマが北東側の尾根に上昇する様になりました。
この日は15時までの観察でハチクマ47、ハイタカ属(ほとんどツミと思われる)8でした。



ラベル:ハチクマ
posted by makokuni at 16:54| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月18日

ダイセンキスミレ(2019/5/3 広島県北東部)

GWの最後はいつものとおりダイセンキスミレです。


s-2019-05-03_09-31-56.jpg大膳原から吾妻山を望む


s-2019-05-03_08-56-37(1).jpg
大膳原で日向ぼっこしていたヤマカガシ


s-2019-05-02_16-45-48(1).jpg
ボタンネコノメで吸蜜するスギタニルリシジミ


昨年この場所ではダイセンキスミレが咲き終わっていたのですが、今年はほぼ満開でした。


s-2019-05-03_09-53-16.jpg
オオタチツボスミレをバックにしたダイセンキスミレ


s-2019-05-03_08-05-43.jpg
ダイセンキスミレ


s-2019-05-03_08-45-29(1).jpg
ダイセンキスミレ


s-2019-05-03_09-53-29(1).jpg
ダイセンキスミレ


s-2019-05-03_08-08-03.jpg
ダイセンキスミレのアップ


大膳原ではセグロカッコウの声が聞こえました。昨年も聞いたので例年通過しているのかもしれません。




posted by makokuni at 17:45| Comment(0) | スミレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月13日

ヒバサンショウウオなどGWに出会ったサンショウウオ(広島県)

GWに出会ったサンショウウオ3種です。

サンショウウオの分類は近年大幅に再構築されています。以前は広島にはカスミサンショウウオ、ブチサンショウウオ、ヒダサンショウウオ、ハコネサンショウウオが生息していると言われていましたが、そのすべてが細分化されています。

カスミサンショウウオは9種に分かれ、そのうち4種が広島県内に分布しています。ヒバサンショウウオは従来高地型カスミサンショウウオと言われていたものです。DNA分析の結果、カスミサンショウウオよりもハクバサンショウウオに近縁であることが判りました。比婆の名前を付けてもらったこともあり、今回ぜひ見たかったサンショウウオでした。

ブチサンショウウオは一旦ブチサンショウウオとコガタブチサンショウウオに分かれ、ブチサンショウウオがさらに3種に分かれています。広島にはチュウゴクブチサンショウウオが生息しています。

ハコネサンショウウオも6種に細分化され、広島にはハコネサンショウウオとシコクサンショウウオが生息しています。

このGW、チュウゴクブチサンショウウオ、ハコネサンショウウオ、ヒバサンショウウオを観察できました。以下、その写真です。


s-2019-05-02_09-59-30.jpg
チュウゴクブチサンショウウオ(2019/5/2広島県北西部)
成体です。沢の源流域で岩の下に隠れていました。


s-2019-05-02_10-02-25.jpg
同一個体


s-2019-05-02_10-06-27.jpg
同一個体、斑紋は個体により様々です。この個体は標準的な感じです。


s-2019-05-02_07-42-39.jpg
チュウゴクブチサンショウウオ幼生(2019/5/2広島県北西部)


s-2019-05-02_16-13-57.jpg
ハコネサンショウウオ(2019/5/2広島県北東部)
一個個体目

s-2019-05-03_02-38-47R.jpg
ハコネサンショウウオ(2019/5/3広島県北東部)
2個体目。


s-2019-05-03_02-47-02(1)T.jpg
同一個体


s-2019-05-03_02-08-06(1)R.jpg
ヒバサンショウウオ(2019/5/3広島県北東部)
1個体目、小型の成体


s-2019-05-03_02-10-01T.jpg
同一個体


s-2019-05-03_05-28-34R.jpg
ヒバサンショウウオ(2019/5/3広島県北東部)
2個体目、小型の成体


s-2019-05-03_08-38-24.jpg
ヒバサンショウウオ(2019/5/3広島県北東部)
岩の下に卵のうと共に隠れていました。この個体は大きく立派でした。


サンショウウオ3種を観察できましたが、最近はサンショウウオの個体数が減少しているように思います。環境の悪化もあると思いますが、マニアによる採集もあるのではと思います。今回行った山域でもサンショウウオを探したと思われる痕跡が各所にありました。観察だけにして、この魅力的な生き物を末永く見守りたいものです。





posted by makokuni at 20:51| Comment(0) | 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月12日

ジャクチスミレとシコクスミレ(2019/5/2広島県北西部)

GWの帰省時に西中国山地に行きました。数年ぶりにジャクチスミレとシコクスミレを観察しました。

ジャクチスミレは広島県北西部の一部の山にのみ自生するスミレです。シコクスミレとスミレサイシンが交雑したスミレで、両種の中間的な形態をしています。咲く時期もスミレサイシンが最初に咲き、次がジャクチスミレ、そしてシコクスミレの順です。南方系のシコクスミレと北方系のスミレサイシンが同所に生育するこの地域ならではのスミレと言えます。


前回は春の進みが遅く、スミレサイシンは咲き残り、ジャクチスミレは満開、シコクスミレは咲き始めでした。今回はスミレサイシンは終わり、ジャクチスミレは咲き残り、シコクスミレは満開でした。咲く時期が微妙に違うのですべてをいい状態で観察するのは無理ぞうです。



s-2019-05-02_09-04-58(1).jpg

ジャクチスミレ

花弁はスミレサイシンとシコクスミレの中間の大きさで丸みも強く、色もスミレサイシンより淡い傾向にあります。側弁基部には毛があります。この点はシコクスミレの形質と思われます。


s-2019-05-02_08-22-17.jpg
ジャクチスミレ


s-2019-05-02_08-23-35(1).jpg
ジャクチスミレ
葉は展開してもスミレサイシンより小さくシコクスミレに近い大きさです。


s-2019-05-02_09-43-06.jpg
群生するシコクスミレ、ヤブレガサとともに。今回お気に入りの写真です。


s-2019-05-02_08-10-20.jpg
群生するシコクスミレ、エンレイソウと共に。



s-2019-05-02_09-30-23.jpg
シコクスミレのポートレート


s-2019-05-02_09-31-17(1).jpg
シコクスミレ、葉の展開はスミレサイシンやジャクチスミレより早いようです。


ジャクチスミレとシコクスミレ、両方とも好みのスミレです。今回も観察できてよかった。



posted by makokuni at 18:24| Comment(0) | スミレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

西中国山地のラン(2019/5/1-2広島県北西部)

GWに西中国山地で観察したランです。他にもコケイラン等も咲き始める時期ですが出会えませんでした。


s-2019-05-01_13-31-44(2).jpg
カヤラン
渓流沿いの木に着生したカヤラン。数か所で確認できましたが、花弁が大きく開いている株はほとんどありませんでした。


s-2019-05-01_13-42-11(1).jpg
カヤラン
花弁が開いていない株が多く残念。


s-2019-05-01_15-35-34(1).jpg
カヤラン
比較的細い横枝に沢山の株がついていました。


s-2019-05-01_14-19-12T.jpg
モミラン
今回はマクロレンズで撮影できる距離には咲いていませんでした。垂直な木の幹に咲いている株を見上げて望遠で撮影しました。
数か所で観察できましたが、横枝に付いていた大きな群落は着生していたコケごと崩落したようで残念でした。


s-2019-05-01_14-36-14.jpg
ユウシュンラン
数年前に大きな群落を確認した場所には行けず、カヤランを観察した渓流沿いで1株のみ確認しました。


s-2019-05-02_12-25-33(1).jpg
イチヨウラン
ジャクチスミレを観察した山から降りた後に、移動して2年ぶりに観察。


s-2019-05-02_12-41-33.jpg
イチヨウラン
花茎の伸びていない小さな株が愛らしい。花の付いていない株も複数ありました。


s-2019-05-02_12-26-07.jpg
イチヨウラン
花のアップ。


西中国山地にはこの時期から夏まで様々なランが咲いていきます。滋賀に住んでいるのでなかなか行けませんが、折に触れて行きたいと思います。





posted by makokuni at 12:00| Comment(0) | 野草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クロジ(2019/5/3広島県北東部)

GWも終わりすでに一週間経ちました。
遅くなりましたがGWに観察した生き物をボチボチあげていきたいと思います。

今回のGWで一番嬉しかった出会いは、クロジです。西日本では冬鳥として各地で越冬していますが、わずかに繁殖も記録されています。
帰省時にいつも訪れる山では以前から春にさえずる個体を観察していました。高い梢の先端で鳴いていることが多く、近くで観察することはできませんでした。
ところが今回、思いのほか近くでさえずる個体を観察できました。また複数の♂がさえずり、縄張り争いで飛びまわるのも見ることができました。
この山ではおそらく繁殖している可能性が高いと思います。


s-2019-05-03_06-19-27(1)T.jpg
さえずるクロジ♂


s-2019-05-03_06-48-15(1)T.jpg
同一個体


s-2019-05-03_06-50-00.jpg
同一個体

動画も撮影してみましたので、以下のリンクでご覧ください。

https://twitter.com/i/status/1127396867946323968



ラベル:クロジ
posted by makokuni at 10:21| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月07日

オオバキスミレ(2019/4/29滋賀県湖西北部)

4月29日、湖西北部にオオバキスミレを見に行きました。例年ほぼ同時期に観察に行っていますが、毎回状況が異なり面白いです。

今回は渡ってきた夏鳥のオオルリやキビタキのテリトリー確保の行動がいくつか観察できました。動画で一連の行動が撮影できればと思いますが、なかなか難しいでしょうね。


s-2019-04-29_11-13-27T.jpg
オオルリ


s-2019-04-29_13-10-32T.jpg
オオルリ、上の個体とは別。尾羽を広げて翼を細かく震わせながら滑空していました。ディスプレイの一種だと思いますが、初めて見ました。


s-2019-04-29_13-28-27T.jpg
キビタキもたくさんいましたが、撮影できたのはこの個体だけ。


s-2019-04-29_13-29-02T.jpg
キビタキ、同一個体。


今年はシハイスミレのバリエーションを観察したかったのですが、既報のとおりいつもの場所ではうまくタイミングが合いませんでした。
この場所では例年シハイスミレのピークは過ぎているのですが、今年は満開でした。


s-2019-04-29_12-35-43.jpg
シハイスミレ、花弁の色が淡い株。


s-2019-04-29_12-53-54(1).jpg
シハイスミレ、さらに花弁の色が淡く白に近い株。


s-2019-04-29_12-57-53.jpg
手毬状に満開のシハイスミレ。葉に淡い斑があります。


s-2019-04-29_12-48-23.jpg
シハイスミレ、上と同一株を別角度で撮影。かなり雰囲気が変わります。


さて一番の目的であるオオバキスミレですが、花期の長いスミレですがもう少し早く行った方がよかったようです。特に大きな株では新鮮な状態の花が少なくなっていました。


s-2019-04-29_11-27-38(1).jpg
崩落した砂礫の斜面に生育するオオバキスミレ。この辺りではこうした斜面を中心にオオバキスミレが生育しています。


s-2019-04-29_12-26-30.jpg
オオバキスミレの大株。茎の赤みが強い点、全体に小型の株が多い点など、中国地方のダイセンキスミレに近い形質を感じさせる特徴があると思います。


s-2019-04-29_12-14-05(1).jpg
オオバキスミレ


今年もオオバキスミレを観察しました。GWには帰省してダイセンキスミレを観察します。
夏には高山性の黄色いスミレを観察に行きたいと思いますがどうなりますか。。。




posted by makokuni at 21:15| Comment(0) | スミレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月06日

ウミスズメ(2019/4/28福井県)

砂丘のスミレを観察した後は、海岸で海鳥や渡り鳥を探しました。さすがにGW、人も車も多くなかなか満足な探索はできませんでした。
最後に訪れた福井県の海岸、遠くにいるオオハム類を観察していると、比較的近くにウミスズメが浮き上がってきました。これはラッキー。


s-2019-04-28_14-06-59(2)T.jpg
ウミスズメ、顔から喉にかけての羽色が黒くなっています。夏羽と言っていいでしょう。
以下、同一個体です。


s-2019-04-28_14-06-59(1)T.jpg
ウミスズメ


s-2019-04-28_14-06-57(2)T.jpg
ウミスズメ


もう少し近づいてくれるかと期待したのですが、徐々に沖に去っていきました。
夏羽のウミスズメを撮影できる距離で観察できたのは初めてでした。



ラベル:ウミスズメ
posted by makokuni at 12:07| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イソスミレ(2019/4/29日本海沿岸)

GW2日目、久しぶりに日本海沿岸に行ってみました。
海鳥と海岸林の渡り鳥の観察が目的でしたが、砂丘のスミレの様子も見に行きました。

砂丘に登ると早速イソスミレが出迎えてくれました。


s-2019-04-28_09-20-56.jpg
日本海を望む砂丘にイソスミレが咲いています。


s-2019-04-28_09-04-45.jpg
イソスミレ、満開の時期は過ぎており終盤の様相ですが、まだたくさんの花が咲いていました。



s-2019-04-28_08-49-21(1).jpg
イソスミレ、大きな花弁と白い距。


s-2019-04-28_09-39-21(2).jpg
イソスミレ、すでに花が終わり実になったものもあります。種からここまでの株に成長するには何年かかることでしょう。


s-2019-04-28_08-29-31(1).jpg
スミレが日本海の海岸に適応したアナマスミレもたくさん咲いていました。イソスミレより海岸に近い場所にも進出しています。


s-2019-04-28_08-13-20.jpg
アナマスミレ


厳しい環境に生育するイソスミレやアナマスミレ。非常に美しき興味深いスミレです。



posted by makokuni at 11:53| Comment(0) | スミレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする