久しぶりに航路で海鳥を見てきました。今回はアホウドリの観察で八丈島航路です。
3/19定時に退社して東京に移動。竹芝桟橋から22:30に出航しました。

乗船した橘丸
平日なので乗船客は少な目でした。南岸低気圧の通過で条件付(着岸できない可能性あり)の出航でした。着岸できないと費用は払い戻しになります。船からの海鳥観察が目的なので着岸できなくても問題ありません(笑)。
夜明け前に三宅島に立ち寄り御蔵島に向けて航海中。この時は波も風も弱かったが御蔵島に着くころには風、波とも強くなってきました。

往路(御蔵島-八丈島)
御蔵島周辺はオオミズナギドリが多く、クロアシアホウドリも観察できました。奥の島は八丈島。

往路(八丈島入港手前)
波が高くなりオオミズナギドリが波間を飛んでいました。

オオミズナギドリの群れ

オオミズナギドリ

8:55、八丈島に到着
往路の結果
アホウドリ3

往路(御蔵島-八丈島)
御蔵島周辺はオオミズナギドリが多く、クロアシアホウドリも観察できました。奥の島は八丈島。

往路(八丈島入港手前)
波が高くなりオオミズナギドリが波間を飛んでいました。

オオミズナギドリの群れ

オオミズナギドリ

8:55、八丈島に到着
往路の結果
アホウドリ3
クロアシアホウドリ7
オオミズナギドリ多
アホウドリ類は遠くて撮影できずでした。
この日は波が高いため八丈島での停泊時間が短縮され、9:30には再乗船することになりました。港近くでアカコッコを探しましたがそれらしき声のみでした。ウグイスやヒヨドリの声が本土と違っているのが印象的でした。
さて、9:30に再乗船、9:40に出航しました。八丈航路は復路が観察のメインです。

大荒れの海上を飛ぶアホウドリ成鳥

上と同一個体
アホウドリは完全に成鳥の羽衣になるまでに10年かかります。今回観察したアホウドリは亜成鳥が多く、長年の保護活動により近年個体数が増加していることを反映しているものと思いました。

アホウドリ亜成鳥(幼鳥に近い羽衣)
ほぼ黒色の羽衣で一見クロアシアホウドリの様ですが、嘴がピンク色でアホウドリと判ります。オオミズナギドリとの大きさはこれほど違います。

同一個体
八丈島から御蔵島、三宅島を経由してさらに北上した海域でアホウドリをたくさん観察できました。

アホウドリ亜成鳥

同一個体

アホウドリ14羽のフロック
今回観察したアホウドリで一番大きな群れ。幼鳥に近い個体から成鳥まで14いました。

アホウドリ亜成鳥
以下同一個体です。比較的近くを数分にわたって飛び続けてくれました。
伊豆大島を通り過ぎたあたりでアホウドリの出現は終了しました。

最後に出現してくれたクロアシアホウドリ
17:30東京湾に入る少し手前で観察終了しました。

最後に出現してくれたクロアシアホウドリ
17:30東京湾に入る少し手前で観察終了しました。
復路の結果
アホウドリ35
アホウドリ35
クロアシアホウドリ2
コアホウドリ1
オオミズナギドリ多
カンムリウミスズメを観察された方もいましたが私は見逃しました。
風波とも強く何れの種も見逃しは多いと思います。アホウドリはたくさんいて興奮のあまり記録を一部書いていないのがあり40以上観察したと思われます。
19:50に竹芝桟橋に到着、品川に移動して新幹線に乗って帰宅しました。自宅には23:10に到着。満足感と疲労感で終了しました。
19:50に竹芝桟橋に到着、品川に移動して新幹線に乗って帰宅しました。自宅には23:10に到着。満足感と疲労感で終了しました。