2018年01月27日
2018年01月22日
推定メジロガモ×ホシハジロ成鳥♂(2018/1/20 兵庫県)
メジロガモ×ホシハジロ成鳥♂と思われる個体です。
非常に美しい光沢のある褐色の頭部と胸、ホシハジロに比べてやや暗色で波状斑が明瞭な肩や脇、白い下尾筒などの特徴があります。

メジロガモ×ホシハジロ
非常に美しい個体と思います。虹彩は一見黄色く感じますが、やや赤みがありオレンジ色と言ってもいいように思います。
メジロガモが白、ホシハジロが赤なので中間的な色合いになったと思います。

頭部は三角でメジロガモ的。光の状態で頭部や胸の褐色が明るく光ります。

伸びをするメジロガモ×ホシハジロ
翼帯はメジロガモに近いパターンのようです。

メジロガモ×ホシハジロ成鳥♂とホシハジロ成鳥♂
メジロガモ×ホシハジロの方が若干小さく、嘴などもメジロガモの影響を感じます。
雑種カモ2個体を同時に観察でき非常に楽しい一日でした。雑種カモの解釈については私には難しい部分もありますが、このような個体に出会えたことが面白いと感じます。

メジロガモ×ホシハジロ
非常に美しい個体と思います。虹彩は一見黄色く感じますが、やや赤みがありオレンジ色と言ってもいいように思います。
メジロガモが白、ホシハジロが赤なので中間的な色合いになったと思います。

頭部は三角でメジロガモ的。光の状態で頭部や胸の褐色が明るく光ります。

伸びをするメジロガモ×ホシハジロ
翼帯はメジロガモに近いパターンのようです。

メジロガモ×ホシハジロ成鳥♂とホシハジロ成鳥♂
メジロガモ×ホシハジロの方が若干小さく、嘴などもメジロガモの影響を感じます。
雑種カモ2個体を同時に観察でき非常に楽しい一日でした。雑種カモの解釈については私には難しい部分もありますが、このような個体に出会えたことが面白いと感じます。
2018年01月21日
推定アカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀(2018/1/20 兵庫県)
最近ほぼカモブログ化していますが、今回もカモの話題です。
先日教えていただいた雑種カモを観察に行ってきました。同所に2個体の雑種カモがいるという奇跡的な状況で楽しめました。
アカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀と思われる個体とメジロガモ×ホシハジロ成鳥♂と思われる個体でした。
先ず、アカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀を紹介します。
注)交雑の組み合わせはあくまで推定で、外観上の特徴から判断したものです。

雑種2個体、同時に撮影できました。非常に珍しい光景だと思います。
手前がアカハシハジロ×ホシハジロ、後ろがメジロガモ×ホシハジロです。

アカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀
ホシハジロよりやや大きい感じでした。嘴は側面から見るとアカハシハジロと似た形状だと感じましたが、正面から見るとやや幅が広い感じでした。頬の白色部は狭く茶色の班が広がっています。

肩羽や脇はアカハシハジロとホシハジロの中間的な色合いでした。

腹部も中間的。

伸びをするアカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀

アカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀
羽ばたき。翼のパターンはアカハシハジロに近い感じです。

アカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀
羽ばたき、別角度。

羽繕いするアカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀

浅瀬で休むアカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀
近くで観察すると嘴の先端近くに青みのある斑が点在していました。ホシハジロ由来の斑と思われます。
雑種カモは個体毎に特徴の発現が違って非常に面白いと感じています。この個体も独特の雰囲気を醸し出していました。
次回は同時に観察したメジロガモ×ホシハジロ成鳥♂を紹介したいと思います。
(追記)
アカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀は雄化個体ではとの見解があるようです。嘴基部付近の黒斑、肩前部の白色部、虹彩がやや赤みを帯びている点などが指摘されています。
先日教えていただいた雑種カモを観察に行ってきました。同所に2個体の雑種カモがいるという奇跡的な状況で楽しめました。
アカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀と思われる個体とメジロガモ×ホシハジロ成鳥♂と思われる個体でした。
先ず、アカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀を紹介します。
注)交雑の組み合わせはあくまで推定で、外観上の特徴から判断したものです。

雑種2個体、同時に撮影できました。非常に珍しい光景だと思います。
手前がアカハシハジロ×ホシハジロ、後ろがメジロガモ×ホシハジロです。

アカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀
ホシハジロよりやや大きい感じでした。嘴は側面から見るとアカハシハジロと似た形状だと感じましたが、正面から見るとやや幅が広い感じでした。頬の白色部は狭く茶色の班が広がっています。

肩羽や脇はアカハシハジロとホシハジロの中間的な色合いでした。

腹部も中間的。

伸びをするアカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀

アカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀
羽ばたき。翼のパターンはアカハシハジロに近い感じです。

アカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀
羽ばたき、別角度。

羽繕いするアカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀

浅瀬で休むアカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀
近くで観察すると嘴の先端近くに青みのある斑が点在していました。ホシハジロ由来の斑と思われます。
雑種カモは個体毎に特徴の発現が違って非常に面白いと感じています。この個体も独特の雰囲気を醸し出していました。
次回は同時に観察したメジロガモ×ホシハジロ成鳥♂を紹介したいと思います。
(追記)
アカハシハジロ×ホシハジロ成鳥♀は雄化個体ではとの見解があるようです。嘴基部付近の黒斑、肩前部の白色部、虹彩がやや赤みを帯びている点などが指摘されています。
2018年01月15日
スズガモ属の雑種カモ(2018/1/14 琵琶湖南部)
先日から観察されていたスズガモ属の雑種カモをやっと観察できました。
曇天ですぐに遠くに行ってしまい、詳細に観察できませんでした。

琵琶湖に浮かぶ雑種カモ
一見して独特の風貌で雑種であることが推測できる個体でした。

スズガモ属の雑種カモ、一瞬だけ近くに来てくれました。
曇天ですぐに遠くに行ってしまい、詳細に観察できませんでした。

琵琶湖に浮かぶ雑種カモ
一見して独特の風貌で雑種であることが推測できる個体でした。

スズガモ属の雑種カモ、一瞬だけ近くに来てくれました。
・虹彩は暗色で♀。
・頭部は特徴的な三角形、緑味があるのではと思っていましたが光の関係か黒褐色に感じました。
・頭部は特徴的な三角形、緑味があるのではと思っていましたが光の関係か黒褐色に感じました。
・嘴はやや長い感じで青灰色の帯があり、先端の黒色部は横に広くなっていました。
・嘴基部周辺に褐色部がありました。
・この写真では判りませんが下尾筒は白くありませんでした。
2018年01月14日
トモエガモなど(2018/1/13 琵琶湖東岸)
昨日、滋賀県南部は天候は良いものの気温が下がりました。
センター試験を受験する次男を見送ってから琵琶湖東岸を北上してみました。
途中、レンジャク20羽の群れを車窓から確認しましたが、すぐに見失い詳細確認ができませんでした。残念。
センター試験を受験する次男を見送ってから琵琶湖東岸を北上してみました。
途中、レンジャク20羽の群れを車窓から確認しましたが、すぐに見失い詳細確認ができませんでした。残念。
琵琶湖岸ではしぶき氷ができていましたが、撮影するのを忘れていました。またの機会があるでしょう。

凍った川面を歩くオオバン
いつもは南湖東岸の探索で終わるのですが、今回は野洲まで北上してみました。

野洲の湖岸から比良山系の眺望
遠浅の湾にヒドリガモを中心に淡水ガモ類が集まっていました。

砂浜に残るカモの足跡
水かきの跡がはっきりと残っています。

ヒドリガモの中にトモエガモが20羽以上入っていました。琵琶湖でトモエガモの群れを見るのは久しぶりです。

ヒドリガモ中のトモエガモ
いつもながら琵琶湖でのカモ観察は遠いです。

一斉に飛び立つカモ
観察していると突然一斉に飛び立ちました。猛禽でも来たのかと思ったのですが、そうでもない様です・
この写真の中に7羽のトモエガモがいました。

樹上のハイタカ
帰路観察したハイタカ
レンジャクをちゃんと観察できなかったのが心残りですが、まだいてくれると思うのでまたの出会いを期待しましょう。
2018年01月13日
ヘラサギ(2018/1/13 滋賀県南部)
身体自体はダイサギと遜色ない大きさをしています。

ヘラサギの羽ばたき
ハイタカが頭上を飛んで驚いたのか翼を広げていました。風切羽先端などに黒色部があり、幼鳥と判断できます。

魚を捕まえたヘラサギ
ブルーギルかな?
捕食の様子を動画撮影してみました。

ヘラサギの羽ばたき
ハイタカが頭上を飛んで驚いたのか翼を広げていました。風切羽先端などに黒色部があり、幼鳥と判断できます。

魚を捕まえたヘラサギ
ブルーギルかな?
捕食の様子を動画撮影してみました。
2018年01月08日
2018年01月05日
シジュウカラガン(2018/1/4 長浜市)
2017年末、湖北野鳥センターからビッグニュースが届きました。12月30日にシジュウカラガン1羽がセンター前で観察されたとのことです。
シジュウカラガンの復活プロジェクトにより東日本ではシジュウカラガンが群れで飛来するようになっています。滋賀でも遅かれ早かれ観察できるとは思っていたのですが、やっと来てくれました。関係者の努力の賜物と思います。ありがとうございます。
この個体、河北潟で観察された個体と同じではないかと思います。昨日(1/4)、今年の探鳥スタートとしてシジュウカラガンを見に行ってきました。新年早々ライファーで嬉しい限りです。

連続越冬中のオオワシ
湖北と言えばこのオオワシ。先ずはご挨拶。
オオワシを確認した後、センター前の湖岸に行くと、コハクチョウ、オオヒシクイといるシジュウカラガンを確認できました。
観察者も多数でした。

シジュウカラガン
マガモより一回り大きいくらいで、非常に可愛らしいガンでした。水際で羽繕いをして休息中でした。

チュウヒ
シジュウカラガンの飛び立ちを待っていたら、近くをチュウヒが飛んでくれました。♂成鳥と思います。
9時を回るとコハクチョウが水面に出て行きました。シジュウカラガンもコハクチョウを追いかけて水面にでました。

コハクチョウとシジュウカラガン
9時30分ごろからコハクチョウは次々と飛び立って餌場に向かいます。
9時40分、3羽のコハクチョウに続いてシジュウカラガンも飛び立ちました。

シジュウカラガン
予想した方向と逆に飛び立って近くで撮影できませんでした。残念。
餌場の田んぼを探すとコハクチョウと共にシジュウカラガンがいました。田んぼにも大勢の観察者がいました。車から降りて観察する人が多くて、コハクチョウも少し落ち着かない様子でした。

二番穂を採餌するシジュウカラガン
小さいので二番穂に埋もれていました。

シジュウカラガン
小型のガンは可愛らしい印象ですが、シジュウカラガンもその例にもれず非常にカワイイとりでした。
じっくりと行動を観察したかったのですが、大勢で観察するのが好きでないので早々に移動しました。このまま越冬してくれれば、じっくり観察できる機会もあるでしょう。また、観察に行きたいと思います。
シジュウカラガンの復活プロジェクトにより東日本ではシジュウカラガンが群れで飛来するようになっています。滋賀でも遅かれ早かれ観察できるとは思っていたのですが、やっと来てくれました。関係者の努力の賜物と思います。ありがとうございます。
この個体、河北潟で観察された個体と同じではないかと思います。昨日(1/4)、今年の探鳥スタートとしてシジュウカラガンを見に行ってきました。新年早々ライファーで嬉しい限りです。

連続越冬中のオオワシ
湖北と言えばこのオオワシ。先ずはご挨拶。
オオワシを確認した後、センター前の湖岸に行くと、コハクチョウ、オオヒシクイといるシジュウカラガンを確認できました。
観察者も多数でした。

シジュウカラガン
マガモより一回り大きいくらいで、非常に可愛らしいガンでした。水際で羽繕いをして休息中でした。

チュウヒ
シジュウカラガンの飛び立ちを待っていたら、近くをチュウヒが飛んでくれました。♂成鳥と思います。
9時を回るとコハクチョウが水面に出て行きました。シジュウカラガンもコハクチョウを追いかけて水面にでました。

コハクチョウとシジュウカラガン
9時30分ごろからコハクチョウは次々と飛び立って餌場に向かいます。
9時40分、3羽のコハクチョウに続いてシジュウカラガンも飛び立ちました。

シジュウカラガン
予想した方向と逆に飛び立って近くで撮影できませんでした。残念。
餌場の田んぼを探すとコハクチョウと共にシジュウカラガンがいました。田んぼにも大勢の観察者がいました。車から降りて観察する人が多くて、コハクチョウも少し落ち着かない様子でした。

二番穂を採餌するシジュウカラガン
小さいので二番穂に埋もれていました。

シジュウカラガン
小型のガンは可愛らしい印象ですが、シジュウカラガンもその例にもれず非常にカワイイとりでした。
じっくりと行動を観察したかったのですが、大勢で観察するのが好きでないので早々に移動しました。このまま越冬してくれれば、じっくり観察できる機会もあるでしょう。また、観察に行きたいと思います。
2018年01月04日
カリガネ(2017/12/31 出雲市)
昨年末の探鳥の続きです。
この日は小鳥の探索に時間を取ったのですが、良い出会いはありませんでした。ベニヒワ、ツメナガホオジロ、ユキホオジロなどに出会った日々が懐かしいです。
最後は11月に観察したカリガネ2羽を探しました。

二番穂の伸びた田んぼで採餌するコハクチョウ

水のたまった田んぼで採餌するヒシクイ

湖畔で越冬中のアオアシシギ2羽とツルシギ

ツルシギ

太い頬ひげ、お腹の太い横斑など、大陸系の亜種を感じさせるハヤブサ
そろそろタイムアップとなる時刻にマガンの群れを発見しました。この冬、マガンの個体数はここ数年で一番少ないように思います。

田んぼで休憩中のマガン
マガンの中にカリガネが入っていないか探すと幸いなことにすぐに見つけることができました。

カリガネ2羽が一緒に行動していました。

カリガネは風切羽が長いため、身体が小さい割に後ろに伸びたプロポーションに感じます。
2017年最後の探鳥はカリガネで締めました。
いろいろありましたが良い一年であったと思いましょう。
この日は小鳥の探索に時間を取ったのですが、良い出会いはありませんでした。ベニヒワ、ツメナガホオジロ、ユキホオジロなどに出会った日々が懐かしいです。
最後は11月に観察したカリガネ2羽を探しました。

二番穂の伸びた田んぼで採餌するコハクチョウ

水のたまった田んぼで採餌するヒシクイ

湖畔で越冬中のアオアシシギ2羽とツルシギ

ツルシギ

太い頬ひげ、お腹の太い横斑など、大陸系の亜種を感じさせるハヤブサ
そろそろタイムアップとなる時刻にマガンの群れを発見しました。この冬、マガンの個体数はここ数年で一番少ないように思います。

田んぼで休憩中のマガン
マガンの中にカリガネが入っていないか探すと幸いなことにすぐに見つけることができました。

カリガネ2羽が一緒に行動していました。

カリガネは風切羽が長いため、身体が小さい割に後ろに伸びたプロポーションに感じます。
2017年最後の探鳥はカリガネで締めました。
いろいろありましたが良い一年であったと思いましょう。