2017年11月30日

カリガネ(2017-11-25 出雲市)

シラガホオジロを観察した後、大きく移動して出雲に行きました。
目的は雁類の観察です。


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出雲平野で採餌するコハクチョウの小群
この日は時雨れて虹がずっと出ていました。この冬は出雲平野に来ているコハクチョウはかなり少ないようでした。


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ヒシクイの群れ
ヒシクイは昨年と同様30羽くらいの群れでいました。今年は亜種オオヒシクイは見かけませんでした。ヒシクイはマガンに比べると野武士のイメージで地味ながら精悍な感じがします。


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11月25日早朝、斐伊川河口に集結したマガンの群れ
黒い線状に見えるのがマガンです。今年は台風の影響か河口の状況が違う様で集結する場所が変わっていました。


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河口近くの田んぼに移動するマガン
朝7時30分、河口から飛び立ち近くの田んぼに移動しました。


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田んぼに集結したマガンの群れ。この中にヒシクイも混ざったいました。


群れの中を探すと、カリガネが2羽入っていました。


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カリガネ2羽
車の中から撮影。柵の間からの撮影となり残念ながら上下が被ってしまいました。
マガンより一回り小さく、ピンクの嘴とアイリングが可愛らしいですね。

撮影直後にマガンと一緒に飛び立ってしまいました。


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飛んだ場所に向かうと、ひこまえの伸びた田んぼに降りていました。頸を伸ばしたカリガネが確認できます。


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カリガネは顔をあげてくれればすぐに見つけることができるのですが、採餌に夢中でなかなか顔をあげてくれません。2羽同時に顔をあげてくれたのはこの一瞬くらいです。


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カリガネ
顔をあげた一羽ともう一羽写っているのですが判るでしょうか。


今年もカリガネを観察できましたが、雁類の個体数は以前比べて激減しているように思いました。田んぼの環境もかなり変わってきているようで今後が心配です。








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2017年11月28日

シラガホオジロ(2017-11-23、24)

キレンジャクを観察した場所から近くにある広い田圃に移動しました。
この場所は西日本では珍しくシラガホオジロが毎年観察されている場所です。

11月23日、冷たい北風が強い一日でした。

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シラガホオジロの飛来する田園の風景

田圃を回ってシラガホオジロを探しますがなかなか見つけることができません。それらしい声もするのですが草地に潜っているのか姿が判りません。
夕方になってやっと広い田んぼの端に5羽のシラガホオジロを見つけました。


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田んぼのシラガホオジロ。どこにいるか判るでしょうか。遠い・・・遠すぎる。


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上の写真から切出しました。なんとかシラガホオジロと判るレベルでした。奥の2羽は♂であることが何とか判ります。


この後、薄暗くなってくると一斉に飛び立ちました。同じ田んぼから20羽近くの個体が飛びたちました。どこに隠れていたのか、まったくわかりませんでした。


近距離で撮影できなかったので車中泊して翌日の午前中も観察することにしましたが、夜半から雪。
翌日は雪景色でした。そのまま雪が止めば良かったのですが、降りやまず道にも積雪してきました。スタッドレスに交換していたのでなんとか探索できました。


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翌日、早朝の田んぼです。この後、雪が強く降りさらに積もりました。


農道を回りながらシラガホオジロを探しますがなかなか見つかりません。
しばらくして電線にスズメ、アトリとカシラダカの混群が止まっているのを見つけました。その中の1羽に違和感が・・・・


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電線に止まるシラガホオジロ。
近距離でしたが角度が悪く、暗い降雪の空で酷い写真ですが、普段見慣れないホオジロ類であることは判ります。喉の斑、胸から脇腹にかけて広範囲に縦斑があります。


すぐに電線に止まっていた鳥は田んぼに降りてひこばえの実を食べ始めました。


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シラガホオジロ
腰は赤褐色で羽縁がはっきりしています。右側にいるのはカシラダカ。


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シラガホオジロ
この個体、最初は♀かと思ったのですが、顔の赤褐色味が強いこと、喉の黒斑などから♂の1st-Wではないかと思います。


もう一個体、シラガホオジロがいたのですが撮影できず、混群も田んぼの奥に移動したため観察を終了しました。


シラガホオジロは四半世紀前に日本海の離島で一度観察したことがありますが、本当に久しぶりに観察できました。思わぬ雪で満足に観察できませんでしたが、雪とシラガホオジロの取り合わせもなかなかないと思っています。


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2017年11月26日

キレンジャク(2017-11-23、24)

金曜日に休みを頂いて木金の二日間、中国地方の山間にある高原に行きました。
冬型になる予報でしたが、一夜で秋から冬になってしまいました。冬タイヤに交換していて良かったです。


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11月23日、北風が強く寒いものの高原は晩秋の装いでした。


高原に100羽程度のキレンジャクの群れが飛びまわっていました。群れは徐々に分散し30分ほどで数羽の群れを残して姿を消しました。

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なかなか近くにきてくれなかったのですがカシワの大木に止まるキレンジャクを撮影できました。この高原はヤドリギがたくさんありその実を食べているようで、例のごとく粘るフンをしています。


夕方から時雨だし朝には積雪がありましたが道にはまだ積もっていませんでした。その後も断続的に雪が降り、道にも積雪が。スタッドレスに交換しておいて良かったです。


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11月24日の高原。早朝はまだ雪が少なかったですが前日の風景とは一変しています。


この日もキレンジャクは群れで飛びまわっていました。暗くて雪が降る天気で酷い写真ですが、雰囲気をお楽しみください。

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カシワの先端にとまるキレンジャクの群れ。カシワは冬になってもなかなか葉が落ちないのですが、風が強いためかすでにほとんどの葉が落ちていました。


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降雪中のキレンジャク


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キレンジャク
観察した限りすべてキレンジャクで、ヒレンジャクはいませんでした。


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飛び立つキレンジャク


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カシワの大木についているヤドリキの実を食べに降りてきたキレンジャク


雪で満足に観察、撮影できませんでしたが久しぶりにキレンジャクをみることができました。

この高原を訪れた目的は頭の白いエンベリを観察するためでした。結果は次回に・・・。





posted by makokuni at 14:43| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月17日

ハコネサンショウウオ(広島県北東部)

ハコネサンショウウオは1種と思われていましたが、近年の分子系統学的解析から複数の隠蔽種が含まれていていることが分かりました。2012年に東北地方北部のキタオウシュウサンショウウオ、2013年に筑波山系のツクバハコネサンショウウオ、四国と中国山地の一部のシコクハコネサンショウウオ、さらに2014年にはタダミハコネサンショウウオとバンダイハコネサンショウウオが新種として記載されました。

広島県内にはハコネサンショウウオとシコクハコネサンショウウオが生息していることになります。西中国山地ではこの2種が同所で生息することが確認されているようです。岡山でも同じようですので、間に位置する広島北東部でもシコクハコネサンショウウオが生息していてもおかしくないように思います。

そこで過去に広島県東北部で撮影したハコネサンショウウオの写真を確認してみました。デジタルデータとして残っているのが3個体しかありませんでした。もう少し撮影していると思っていたのですが・・・。ちなみに撮影は全て5月上旬です。

ハコネサンショウウオとシコクハコネサンショウウオは胸の斑で区別できるようですが、そんなところを写している訳もなく残念ながら識別不能でした。今後観察する機会があれば、胸を確認するようにしないといけません。

それにしてもサンショウウオは魅力的な生き物ですね。いろんな種類を見てみたいですが、自力で探すのはしんどそうです。


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個体A
背の色がやや黄色い個体。シコクハコネサンショウウオはの色が黄色い傾向にあるようですが、それだけで識別はできないでしょうね。やや小型の個体。


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個体B
背中にやや赤味のある大型の個体。後脚があまり太くないので♀ではないかと思います。


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個体B
上と同一個体。全体のバランスではやや尾が短く、胴が太いように感じます。


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個体C
後脚が太く♂と思われます。かなり細長い印象の個体。


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個体C
脚の指先に黒い爪があるのが確認できます。飛び出た眼が可愛らしい。






posted by makokuni at 21:30| Comment(0) | 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月11日

ミコアイサなど(2017-11-11 南湖東岸)

今日は県北部の山に行きたかったのですが荒れた天候を予想して琵琶湖南湖東岸を回りました。
琵琶湖岸も強い西風でスコープを覘いていると船酔いになりそうでした。

琵琶湖岸で潜水ガモの雑種を見つけたのですが、撮影する前に飛ばれてロスト。ちょっと残念でした。


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湖岸は風が強いので内湖に避難。時雨れて虹が出ていました。


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内湖のカモは少な目でした。まだ定着していない感じです。


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キンクロハジロが増えてきました。


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キンクロハジロ


最後にため池に立ち寄りました。今年は水を落とすのが遅くシギチを観察できませんでしたが、オジロトウネンの越冬に期待したいと思います。


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シギチはクサシギのみ。


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いつもいるコガモがいない代わりにスズガモ♀がいました。


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ミコアイサも1羽いました。♀一年目冬と思います。雨覆の羽縁が褐色でうろこ状になっています。


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ミコアイサの羽ばたき。脇と胸に斑が若干残っています。


琵琶湖は風が強いとカモ観察はしんどいです。まだカモは定着していない様なので、今冬はどうなるのか楽しみです。自力であれやこれやを観察できたらと思っていますがどうなりますか・・・。




posted by makokuni at 19:36| Comment(2) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月05日

今シーズン最後のタカの渡り観察(2017-11-5 岩間山)

今シーズン最後のタカ渡り観察に行っていました。
週末に雨が続いてほぼ一カ月ぶりの岩間山です。晴れの天候でしたがカスミが酷く視界は良くありませんでした。

所用があり午前中のみの観察でしたが、ノスリとハイタカ属を楽しみました。マヒワやツグミも飛びまわりすっかり初冬の様相でした。


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朝7時15分、観察地点からの眺望。上空は晴れていますがカスミがあり視界は良くありません。


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上空高く渡るノスリ。今秋はノスリのピークを観察できず残念でした。


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東行のハイタカ
東行のハイタカは後ろ側から急に出てくるので、たいがい後姿になってしまいます。身体のバランスから♂幼鳥かな。


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東行ハイタカ(上の個体とは別)
そろそろ帰り支度をしようとした時に現れたハイタカです。今シーズンのラストとなる個体です。


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ハイタカ
上と同一個体。この個体も♂幼鳥かな。


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ハイタカ
同一個体。翼の斑紋がはっきりしているのが特徴のひとつです。


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ノスリにからむハイタカ
この個体、ノスリとすれ違ったのですが、わざわざ引き返してからんでいました。


今日で今シーズンの岩間山でのタカ渡り観察は終了です。
9月から2か月間、長期にわたる観察ご苦労様でした。週末組としては感謝の言葉しかありません。ありがとうございました。

オフシーズンに観察地点がバイクなどで荒らされないことを祈ります。ちゃんと配慮してくれるライダーばかりだと良いのですが・・・。



posted by makokuni at 20:16| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月03日

コハクチョウとコウノトリ(2017-11-3 高島市)

久しぶりに雨の降らない休日。
岩間山にしようかと迷いましたが、数日前に観察されたアトリの大群を見たいと思って高島にしました。

アトリの大群はすでに抜けたようで観察できませんでしたが、今シーズン初のコハクチョウやコウノトリを観察できました。


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トンボを捕えたノビタキ


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水のたまった水田で採餌するコハクチョウ
先日の台風時の大雨で水が溜まったようです。


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コハクチョウ


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コハクチョウ
この付近で10羽のコハクチョウを確認しました。


少し離れた田んぼにはコウノトリが1羽いました。この個体足環が付いていませんでした。

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土手の上を走る自転車がワンポイントの写真です。コウノトリはダイサギに比べて相当大きいですね。さかんに採餌していましたが、獲物はバッタかな。


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コウノトリ


アトリは小さな群れしかいませんでしたが、カシラダカがたくさん入っていました。小鳥も結構移動が激しいですね。次の寒波でまた侵入してくれるのを期待しましょう。



posted by makokuni at 20:52| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする