2017年08月31日
アカアシシギ(2017-8-26 津市)
シギチ観察の続きです。
満潮時に後背地や水路で観察したシギです。

キアシシギとソリハシシギ
満潮時に水路側面にキアシシギとソリハシシギが群れで休んでいました。どちらも背面が灰褐色で足が黄色いですが、大きいほうがキアシシギ、ひと回り小さく長く上にそった嘴をもつのがソリハシシギです。

キアシシギ
浜辺にたまったゴミの上を歩くキアシシギ。

アオアシシギとアカアシシギ
群れで休むアオアシシギの中にアカアシシギが1羽入っていました。アオアシシギは夏羽から換羽中の個体が多く、アカアシシギは夏羽が残っていました。夏羽の残るアカアシシギを久々に観察でき嬉しかったです。
アカアシシギは別個体が河口の砂州にいましたが、死角に入っていてたまたまトビに驚いて飛んだのを見ました。

コアオアシシギ
コアオアシシギも2羽観察できましたが、少し離れていて2羽同時に撮影はできませんでした。

ハヤブサ幼鳥
河口でウミネコに中に何か混ざっていないかと探していたら、一斉に飛び立ってしまいました。何かと思うとハヤブサが低く飛んできました。
シギチ観察にハヤブサはつきものですが、何もいなくなってしまうので困ります。
満潮時に後背地や水路で観察したシギです。

キアシシギとソリハシシギ
満潮時に水路側面にキアシシギとソリハシシギが群れで休んでいました。どちらも背面が灰褐色で足が黄色いですが、大きいほうがキアシシギ、ひと回り小さく長く上にそった嘴をもつのがソリハシシギです。

キアシシギ
浜辺にたまったゴミの上を歩くキアシシギ。

アオアシシギとアカアシシギ
群れで休むアオアシシギの中にアカアシシギが1羽入っていました。アオアシシギは夏羽から換羽中の個体が多く、アカアシシギは夏羽が残っていました。夏羽の残るアカアシシギを久々に観察でき嬉しかったです。
アカアシシギは別個体が河口の砂州にいましたが、死角に入っていてたまたまトビに驚いて飛んだのを見ました。

コアオアシシギ
コアオアシシギも2羽観察できましたが、少し離れていて2羽同時に撮影はできませんでした。

ハヤブサ幼鳥
河口でウミネコに中に何か混ざっていないかと探していたら、一斉に飛び立ってしまいました。何かと思うとハヤブサが低く飛んできました。
シギチ観察にハヤブサはつきものですが、何もいなくなってしまうので困ります。
2017年08月30日
シロチドリなどチドリの仲間(2017-8-26 津市)
トウネン(2017-8-26 津市)
8月26日、津市で観察したシギチの続きです。
今回紹介するのは私が一番好きなシギであるトウネン(当年)です。今回観察できたトウネンはほとんど幼鳥でした。元気に渡って欲しいものです。
幼鳥は羽衣に個体差がかなりあります。光線の状態や体勢などで印象が異なる場合もあります。また、ヨーロッパトウネンと紛らわしい場合もあり、注意が必要です。
撮影したトウネンをできるだけ多くアップしたいと思います。比較をお楽しみください。

満潮時浜で休むトウネン幼鳥

上と統一個体。この時間帯、雨上がりの曇天で羽衣が暗色に感じます。

上と同一個体。浜をミユビシギの様に走っていました。

満潮時、浜に打ち上げられたゴミの周りで採餌するトウネン幼鳥。天候が回復し羽衣もやや淡く感じます。

トウネン幼鳥
足が長くちょっとヨロネン的な体型に感じた個体。ただし、羽衣はトウネンでした。

トウネン成鳥
今回観察したトウネンで成鳥はこの個体のみでした。夏羽が擦れて一部は冬羽に換羽しています。

潮が引き始めた浜にトウネン幼鳥が3個体いました。

トウネン幼鳥

トウネン幼鳥

トウネン幼鳥
トウネンはたくさん観察されるシギでしたが、近年は個体数が激減しているようです。今回観察できた個体数もやっと二桁になるくらいでした。
2017年08月28日
2017年08月27日
ミズオオバコ(2017-8-18 守山市)
8月28日追記 場所は守山市でなく野洲市でした。訂正します。
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2017年08月22日
伊吹山の花(2017-8-19 米原市)
夏休みの最後は伊吹山の花で締めました。お盆明けの土曜日と言うことで、人出が多かったです。この時期ゆっくり観察するには平日の方が良いと思います。

斜面を埋めるシモツケソウ
この時期の伊吹山はシモツケソウで赤く染まるのですが、現在はシカよけの柵の中しか群落になっていません。残念。

斜面を埋めるシモツケソウ
この時期の伊吹山はシモツケソウで赤く染まるのですが、現在はシカよけの柵の中しか群落になっていません。残念。

シモツケソウのアップ

ツリガネニンジン(白花)
ツリガネニンジンもたくさん咲いていました。その中に一株だけ白花のものがありました。

コオニユリ
伊吹山のコオニユリは草丈が低く、相対的に花が大きな株が多いと思います。

コイブキアザミ
伊吹山の固有種です。同じく伊吹山特産の、ミヤマコアザミはほぼ終わっていました。

イブキトリカブト
イブキトリカブトは咲き始めでした。

イブキコゴメグサ
この花は山頂部ではなく少し北側の場所で観察しました。
伊吹山ではフウロウの仲間が複数観察できます。毎回、比較しながら観察するのを楽しみます。

エゾフウロ

ヒメフウロ

イブキフウロ

ミツバフウロ
今回一番の目的はルリトラノオを観察することでした。この花も伊吹山の特産種です。
満開前の丁度良い状態の花が多かったです。
2017年08月21日
ヒナノキンチャク(2017-8-19 岐阜県)
岐阜県境の山にヒナノキンチャクを見にいきました。
今年も無事観察することができました。付近はシカの食害でかなりの花がなくなっていましたが、さすがにこの小さな花は食べない様です。
1と同一株です。ヒナノキンチャクは非常に小さな花です。昨年は小雨の天候でぶれ写真ばかりでした。今回はしっかり三脚持参で撮影しました。非常に可愛らしい花ですね。

ヒナノキンチャク4
花は花茎の下部から咲き始めて、徐々に上部に移行します。この株では下側はすでに実になっています。この実の姿を巾着に見立てたのが名前の由来でしょうか。

ヒナノキンチャク5

ヒナノキンチャク4
花は花茎の下部から咲き始めて、徐々に上部に移行します。この株では下側はすでに実になっています。この実の姿を巾着に見立てたのが名前の由来でしょうか。

ヒナノキンチャク5

ヒナノキンチャク6
5の花の部分をアップで撮影してみました。朝日にあたる花がなかなか綺麗でした。
ヒナノキンチャクを観察した後、伊吹山に移動して夏の花を観察しました。
2017年08月19日
ゴマシジミ(2017-8-13 広島県)
今年も帰省にあわせてゴマシジミを探しに行きました。
前日は西中国山地の草原の山に行きましたが天気が今一つのためか観察できませんでした。そこで翌日、実家に近い場所に行ってみました。
草地で探しましたが見つからず、少し広範囲に探して何とか1個体観察できました。
ノアザミで吸蜜するゴマシジミ
今回、いろいろな花で吸蜜する場面を撮影できました。
今回、いろいろな花で吸蜜する場面を撮影できました。
2017年08月17日
ゴイシシジミ(2017-8-12 西中国山地)
キレンゲショウマの咲く谷から出て、笹の続く道を歩いていると、チラチラと飛ぶシジミチョウがたくさんいました。
ゴイシシジミです。
ゴイシシジミの幼虫はササにつくアブラムシを食べて成長します。滋賀ではシカの食害でササがほとんどなくなり、このチョウと出会うことが稀になりました。西中国山地はクマが隠れているのではと思うほどの笹薮が続いています。
この場所では視野に10個体以上のゴイシシジミが入ってくるほど個体数が多かったです。こんなに多くのゴイシシジミを一度に見たのは初めてでした。

ゴイシシジミ
雨の中、カメラを出すのが億劫になり、ポケットにつっこんでいたスマホ(防水)で撮影してみました。そこそこ撮れていました。

ゴイシシジミ
白地に黒い斑とシンプルな色合ですが、触角の色や足先の黒もありおしゃれなチョウだと思います。
ゴイシシジミの幼虫はササにつくアブラムシを食べて成長します。滋賀ではシカの食害でササがほとんどなくなり、このチョウと出会うことが稀になりました。西中国山地はクマが隠れているのではと思うほどの笹薮が続いています。
この場所では視野に10個体以上のゴイシシジミが入ってくるほど個体数が多かったです。こんなに多くのゴイシシジミを一度に見たのは初めてでした。

ゴイシシジミ
雨の中、カメラを出すのが億劫になり、ポケットにつっこんでいたスマホ(防水)で撮影してみました。そこそこ撮れていました。

ゴイシシジミ
白地に黒い斑とシンプルな色合ですが、触角の色や足先の黒もありおしゃれなチョウだと思います。