2016年11月27日

アカハジロ系カモ(2016年11月26日 大阪市)

昨日は岩間山のタカの渡りについての検討会でした。
猪子山で観察されているグループのメンバーにも参加いただき、今秋のタカの渡りについてデータを見ながら意見交換しました。
個人的に興味があるのは、全国的に減少傾向にあるはずのサシバのカウント数が年々増加しているのは何故か、単純に観察能力の向上が要因なら判りやすいのですが・・・。

午前中は大阪にカモを見に行ってきました。大阪城に来ているアカハジロ系のカモです。カモの観察経験がすくないので、このカモを自分で観察して判断したいと思った次第です。


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大阪城のアカハジロ系カモ
全体に茶色味が強いアカハジロといった外観。脇の褐色部は広く、上部の白い食い込みにも波状斑がある。虹彩は白色で♂。
 

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大阪城のアカハジロ系カモ
嘴先端の黒斑は嘴爪から外側にも広がっている。嘴がやや短めに感じる。頭部は光があたると緑がでるが、褐色が強い。


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大阪城のアカハジロ系カモ
腹部は白く斑はない。成鳥と思われる。


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大阪城のアカハジロ系カモ
羽ばたき。初列風切の翼帯は白色ではなく、やや灰色味があるように感じる。


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大阪城のアカハジロ系カモ
以上からこのカモは純粋なアカハジロとしては合致しない部分が散見されます。成鳥♂であるのは間違いないと思うので、エクリプスから繁殖羽に移行中であると考えると、今後もう少しアカハジロに近い外観になるかもしれません。
おそらくこの個体はアカハジロ×ホシハジロの可能性が高いのではないかと思います。

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以下、過去に観察したアカハジロ♂の写真を参考に載せておきます。


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アカハジロ 2010-1-30 京都市


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アカハジロ 2012-12-23 草津市


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アカハジロ 2016-1-31 大阪市

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posted by makokuni at 14:33| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月19日

クロハラアジサシ(2016年11月19日 草津市)

雨が止んだので琵琶湖の南湖東岸を少しだけ回ってみました。
カモは先週より少ない感じがしました。まだ移動中なのでしょうか。

湖岸道路からエリにたくさんユリカモメが集まっていたので、車を停めてみるとクロハラアジサシが5羽混ざっていました。
ここ10年でクロハラアジサシも例年観察できる野鳥になってしまいました。


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エリに止まるクロハラアジサシとユリカモメ


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クロハラアジサシ


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クロハラアジサシ


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クロハラアジサシ


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クロハラアジサシ

posted by makokuni at 19:24| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月13日

タカサゴクロサギ(2016年11月11日 豊中市)

いわゆる珍鳥はあまり見に行かないのですが、新大阪に用事があったので早く片付けて行ってみました。さすがにスーツ姿で来ている人は私だけで、ちょっと恥ずかしかったです。
平日の午後でもたくさんの人で驚きましたが、整備された都市公園なのであまり混乱した状況ではなく安心しました。

目的の鳥はハスの中に潜っていたので、皆さんが集まっている場所から少し離れたところから何とか観察しました。
タカサゴクロサギは思いのほか美しいサギで一見の価値ありでした。


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タカサゴクロサギ
黒い羽だと思っていたのですが実際には青みがある独特の羽色でした。羽縁に線が残っているので若い個体と考えられます。


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タカサゴクロサギ
同一個体。頸を伸ばすとこんな感じに・・・。びっくりです。東南アジアが生息域のサギが逆方向に渡ってくるのも不思議ですね。
この池、餌になる魚はたくさんいるようで、観察中に大きなブルーギルを3匹も捕まえました。このまま越冬する可能性もあるかも。
posted by makokuni at 20:31| Comment(2) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月12日

トウネン(2016年11月12日 草津市)

先日シギチを観察できた水を抜いたため池に再度行きました。目的は先日も観察したstintsです。


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イカルチドリの群れに混ざって行動するトウネン


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トウネン冬羽
褐色が若干残っている摩耗した幼羽と思われる羽があるので第1回冬羽だと思います。


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トウネン
同一個体。この個体は尾羽が初列風切羽から突出しなく、やや短く体が寸詰まりで足が長く見えてちょっとニシトウネン的。


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トウネン
同一個体。後ろ姿。


このあたりでトウネンの越冬個体を観察したことがないので、このまま残ってくれたらと思います。
posted by makokuni at 21:46| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤマブシタケ(2016年11月6日 南丹市)

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栃の森に野鳥調査に行ってきました。強い北風と雨という悪天候のためか野鳥は少な目でした。
それでも紅葉やキノコをゆっくりと楽しみました。

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この森は現在立ち入りが厳しく制限されています。
我々は許可を得て、野鳥調査を継続しています。
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渓流いの紅葉1


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渓流沿いの紅葉2


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チャナメツムタケ


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ヤマブシタケ
久々に観察したキノコです。この場所では初めて観察しました。
posted by makokuni at 20:48| Comment(0) | 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月10日

晩秋の水鳥(2016年11月5日 高島市)

ブログ引越し後、初めてのアップです。まだ使い勝手が判らないのでどうなりますか・・・。

先週末に湖西北部の田んぼや湖岸を少し回ってみました。

田んぼで思いがけずムナグロを見つけました。また渡りの途中のようです。11月に田んぼでムナグロを見たのは初めての様に思います。
5羽のムナグロが入れ替わりで田んぼの水たまりで水浴びをしていました。

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ムナグロと一緒にハマシギが1羽行動していました。

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広い田んぼではコウノトリが2羽、採餌中でした。このところ高島に行くと探していないのにいつもコウノトリと出会います。このまま居ついて繁殖してくれたらと思います。大きな鳥が生息できる環境が高島にはまだあるようです。嬉しいことです。

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琵琶湖岸にはカモが結構な数きていました。丁寧に探すと遠くにトモエガモが一羽いました。
それにしても遠い。琵琶湖でのカモ観察はいつも距離に悩まされます。このカモ、トモエガモ♀幼羽から第一回繁殖羽に換羽中と思いますが遠くて翅の状態がはっきり判りませんでした。残念。

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posted by makokuni at 22:00| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月03日

池のシギチ(2016年11月3日 草津市)

近場の池めぐりの続きです。

ふたつ目の池ではカモ探索でした。ホシハジロが結構な数で入っていましたが、変な個体はいませんでした。

三つ目の池は水が抜いてあり、シギチが期待できる池です。さて今日は・・・。



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ハマシギとトウネン
ハマシギの小群にトウネンが1羽入っていました。

S20161103_1414501tトウネン
採餌するトウネン。上と同一個体です。


S20161103_141955tトウネンとハマシギ
このトウネン、体型がちょっと寸詰まりに感じましたがやはりトウネンですね。


S20161103_1427433t飛び立つハマシギ
チョウゲンボウの出現に驚いて飛び立ちました。


S20161103_1442521tクサシギ
テナガエビを捕まえたクサシギ。


S20161103_1442501tクサシギ
テナガエビが大きいためかなかなか呑み込めないようでした。


S20161103_150145tイカルチドリ
今日はコチドリを見かけませんでしたが、イカルチドリは複数観察できました。



S20161103_1431341t
イカルチドリ


S20161103_1454481tアカアシシギ→コキアシシギ
思いがけずアカアシシギも1個体観察できました。久しぶりだなあ。

2016年12月27日追記
このシギは、コキアシシギでした。滋賀県初記録と思われます。

誤認していたのは恥ずかしい・・・。
初列が尾羽よりかなり突出しているなどの特徴を見逃していたとは・・・。


S20161103_145528tアカアシシギ→コキアシシギ
上と同一個体です。

 

S20161103_142726t
ホオジロハクセキレイ?
昨年も観察した個体と思います。全体の羽衣はハクセキレイ的で、わずかに過眼線があるようなのでハクセキレイかもせれません。


さて、近場の池めぐり、なかなか楽しめました。



 

posted by makokuni at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コノシメトンボ(2016年11月3日 大津市)

S20161103_1052501tヒメアカタテハ

今秋最後の岩間山に上がろうと思っていたのですが、少々疲れ気味なので近場の池めぐりに変更しました。

最初の池は今年最後のトンボ観察。キトンボが狙いだったのですが、姿は確認できたものの近くに止まってくれませんでした。残念。
コノシメトンボは個体数も多く、活発に動いていました。


S20161103_120417コノシメトンボ♂


S20161103_121546ノシメトンボ♀


S20161103_1221511tキトンボ♂
キトンボはこの写真しか撮影できませんでした。すごく敏感ですぐに遠くに飛んでしまいました。


S20161103_122722tネキトンボ♂


S20161103_123028tコノシメトンボ連結産卵


今日は比較的暖かかったのでトンボもまだまだ元気でしたが、来週は気温が下がるようなのでそろそろ終盤でしょう。
雪の上に止まるキトンボを見たいと思っているのですが、いつのことになるやら。



 

posted by makokuni at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | トンボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする