昨日は岩間山ではなく、滋賀北部にタカの渡りを観察に行きました。
朝は晴れ間も出てタカも渡ったのですが、昼前からは厚い雲に覆われてタカの渡りはさっぱりでした。
特に目的にしていたハイタカ属は近くを飛ぶ個体が皆無で残念な結果でした。
ノスリ
唯一近くを飛んでくれたノスリです。虹彩が暗色なので成鳥、斑の特徴から♂と思います。
ノスリ
上と同一個体
タカは不調でしたが小鳥は大変多く、特にアトリはたくさんいました。数百羽の群れが間断なく東向きに移動していました。
アトリ
この場所で東向きに渡るということは、朝鮮半島から西日本に南下した個体群なのでしょうか。
他はビンズイやツグミ類も確認できました。
ノビタキ
秋はタカの渡りばかりなのであまり撮影機会がないのですが、この場所では近くの草地にいてくれて、タカ渡りを観察しながら撮影できました。
そして識別にいつも悩むメボソムシクイ類、今回はかなり力強い地鳴きでオオムシクイの可能性が高いと判断しました。
オオムシクイと思われるメボソムシクイ類
上と同一個体
背面はかなり緑味が強いです。