夏の田んぼでシギチ探索をしている時の副産物です。
シギチの方は、農政の変化で休耕田がまったくない状態、琵琶湖も満水状態で全然だめでした。
ミズオオバコは田んぼの環境変化で激減している水生植物です。この場所ではごく普通のコンクリート護岸の水路にたくさん群生していました。
ミズオオバコ
水路で群生していました。水中には大きな葉があります。
ミズオオバコ
花は淡いピンク色ですが、写真では実物の色がでていません。
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夏の田んぼでシギチ探索をしている時の副産物です。
シギチの方は、農政の変化で休耕田がまったくない状態、琵琶湖も満水状態で全然だめでした。
ミズオオバコは田んぼの環境変化で激減している水生植物です。この場所ではごく普通のコンクリート護岸の水路にたくさん群生していました。
ミズオオバコ
水路で群生していました。水中には大きな葉があります。
ミズオオバコ
花は淡いピンク色ですが、写真では実物の色がでていません。
8月19日と27日に観察したフウロウの仲間、5種類です。
今年は花が咲くのが早い傾向が続いています。フウロウも盆前くらいの方が良かったと思います。いづれの花も終盤でした。
ヒメフウロ(2016年8月27日 岐阜県)
石灰岩地帯に咲く小型のフウロウです。
ヒメフウロ(2016年8月27日 岐阜県)
ヒメフウロ(2016年8月27日 岐阜県)
ヒメフウロ(2016年8月27日 岐阜県)
石灰岩を覆うコケに生えている株です。小雨が降っていたので、レンズに水滴がついて、変なにじみができています。
エゾフウロ(2016年8月19日 米原市)
早朝でまだ花弁が開いていません。萼などに長い毛があります。エゾフウロ(2016年8月19日 米原市)
花弁は開いても重なりがあります。ハクサンフウロ(2016年8月19日 米原市)
ミツバフウロ(2016年8月19日 米原市)
やや小型のフウロウです。葉が3列です。イブキフウロ(2016年8月19日 米原市)
花弁の先にある切れ込みが特徴です。
ヒナノキンチャクを見に行ってきました。
連休明けの一週間、ヒナノキンチャクを見に行くことを楽しみに何とか過ごしたのですが、現地は小雨でした。ちょっと残念ですが傘をさして歩きました。
ヒナノキンチャクはヒメハギ科で、石灰岩のある草地や崩壊地に咲く植物です。
花のピークは過ぎたようで、小さな巾着がたくさんついていました。
ヒナノキンチャク
石灰岩のある斜面に咲いていました。
ヒナノキンチャク
草丈が10cmにみたない小さな植物です。
ヒナノキンチャク
この場所では狭い範囲にわずかに生育している状態です。盗掘や踏みつけにあわず、今後も咲き続けて欲しいと思います。ヒナノキンチャク
花のアップ。咲き終わった花は巾着状にぶら下がっています。
花も実も可愛らしい素晴らしいヒナノキンチャクでした。
夏休みも終盤です。米原のお山に上がってきましたが、今回も歩いて登らずです。
目的の花を探すも見つかりませんでした。山頂部ではなくて下からの登山道沿いを探すべきなのでしょう。
山頂部はガスで視界が悪い状態でしたが、そのぶん気温はやや低い状況でした。
時期的にミヤマカラスシジミには少し遅いかと思っていましたが、帰り際になんとかミヤマトウキに止まる個体を観察できました。午後もう少し粘れば吸蜜にくる個体数は増えると思うのですが、タイムアップで1個体のみの観察になりました。
このあたりのミヤマカラスシジミは翅裏の白線が完全に消失した個体が多いです。この個体も白線がまったくありません。ミヤマカラスシジミ
ミヤマカラスシジミ
ミヤマカラスシジミ
ミヤマカラスシジミ
昨年みつけたミヤマウズラを見てきました。一番たくさん生育していた場所が、イノシシに掘り返されていました。残っていたミヤマウズラを埋め戻しておきましたが、どうなることか。
少し離れた場所に1株だけ咲いているミヤマウズラがありました。1株しかないのでカメラやレンズを変えていろいろと撮影してみました。
花茎や花弁に細かい毛がびっしりと生えています。
豚鼻に見える正面顔が可愛らしい、小さなランですね。ミヤマウズラ
Nikon D7100+DX Micro 85mmミヤマウズラ
Nikon D7100+DX Micro 85mm
ミヤマウズラ
Nikon D7100+DX Micro 85mmミヤマウズラ
Nikon V1+1Nikkor 10mm
ミヤマウズラ
Nikon D7100+70-200mmミヤマウズラ
Nikon D7100+DX Fisheye 10.5mm+kenko1.5Teleplus
連日の猛暑ですが今日はちょっとだけ気温が下がりそうなので、湖西北部の山に登ってみました。
気温は27℃くらいでしたが、現地は霧雨。湿度が高くて汗だくになりました。アブも多くてシャツの上からも刺してくるので辟易しました。
この山はナツエビネが多いのですが、すでに花は終わりかけでした。最近は8月10日ぐらいに見頃になるように思います。ナツエビネ
登山道の真ん中に生えている株。周囲を小枝で囲んで踏まないようにしてありました。ナツエビネ
この山で一番密生している場所です。花はほぼ終わりですね。ナツエビネ
花付の良い株が残っていました。ナツエビネ
上と同一の株。
お盆で金藤選手の金メダル獲得で盛り上がる故郷に帰ってきました。
いつものようにゴマシジミを観察に行きましたが、なかなか姿が確認できません。あちこち移動してやっとワレモコウに止まる個体を見つけました。
結局、3時間の探索で3個体(写真撮影できた個体の翅裏の斑で区別)観察できました。やっぱり、減少傾向にあると思います。ゴマシジミ
ワレモコウで吸蜜。ゴマシジミ
クズで吸蜜。ワレモコウ以外ではゲンノショウコで吸蜜しているのを見たことがありますが、クズは初めて。ゴマシジミ
ワレモコウの花に産卵。ゴマシジミ
朝日の中、ワレモコウに止まる。ゴマシジミ
ワレモコウに止まるゴマシジミをアップで。ゴマシジミ
道沿いのワレモコウに止まる。ゴマシジミ
ワレモコウの周囲を飛びまわるゴマシジミ。ゴマシジミ
止まった状態で開翅を撮影できなかったので、飛翔で翅表を撮影してみました。青に黒い羽縁のバンドが映えています。
今年も何とかゴマシジミを観察、撮影できました。いつまで観察できるか、いつまで観察しに来ることができるか、いろいろと悩ましいことです。
神社の森に行ってみました。昨秋、シロシャクジョウを観察した場所ですが、環境的に他にも面白い植物があるのではないかと思い、盛夏の時期に訪問してみました。
ちょっと面白いものも見つけましたが、花の時期ではないため再訪の予定です。
シロシャクジョウにはまだ早いと思っていましたが、すでに沢山生えていました。花自体はまだ開いていないものが多い様でした。シロシャクジョウ
神社の森に群生するシロシャクジョウ。シロシャクジョウ
先端の黄色い部分が花ですが、開いているものは少ない状態。シロシャクジョウ
魚眼レンズ+テレコンで接写してみました。
ナツエビネを観察した後、トンボを探しながら琵琶湖岸まで移動しました。
ナツエビネの咲く谷の出口の渓流では、ヒメサナエがまだいました。オジロサナエもそろそろ観察できるかと思い、探しながら移動しましたが確認できませんでした。ヒメサナエ♂
ヒメサナエ♂
ヒメサナエ♂
アップです。
林道脇の水たまりではタカネトンボが産卵していました。タカネトンボ♀
産卵。この後、♂に捕獲され連結して飛び去りました。
さて、湖西の谷から琵琶湖岸に移動しました。水浴の家族連れで浜は大賑わいでした。さすがにカメラをもってうろつくのは気が引けるので、メガネサナエを少しだけ撮影して終了しました。オオサカサナエは観察できませんでした。メガネサナエ♂
砂浜で休むメガネサナエ、暑いので尾をあげるポーズです。メガネサナエ♂
水際を飛ぶメガネサナエ。メガネサナエ♂
アップです。
連日暑いですね。
さすがに山に登る気力が出ませんでした。谷筋に咲くナツエビネの状態を見に行ってみました。
この場所には一株しかないので状態が心配でしたが、盗掘されることもなくちょうど見ごろで良かったです。
ナツエビネ
沢の近くで咲くナツエビネです。稜線のナツエビネより花付の良い大きな株です。ほぼ満開で先端はまだ蕾、一番下の花は少し茶色くなっていました。
ナツエビネ
後ろの沢を滝に見立てて撮影してみました。水の流れて一緒に撮影できるナツエビネはこのあたりでは珍しいのではないでしょうか。
ナツエビネ
流れを背景にしたポートレート。
ナツエビネ
花のアップ1ナツエビネ
花のアップ2
朝の涼しいうちにと思っていたのですが、帰りにはすでに猛暑。帰宅途中に立ち寄った琵琶湖岸は水泳の家族で大賑わいでした。