湖西北部の山麓で観察したシハイスミレです。早くも満開でした。
わずか5m四方の中にいろんなシハイスミレが咲いていました。
シハイスミレ
典型的なシハイスミレよりかなり淡い花弁のシハイスミレ。葉の裏も赤味がほぼない。シハイスミレ
花弁がやや淡い株。葉の裏は典型に近い色合い。
シハイスミレ
いわゆるハグロシハイスミレ。葉の色が濃く黒味を帯びている。
シハイスミレ
花弁が白いシロバナシハイスミレ。赤い色素がないのか葉の色もかなり淡く黄緑色。
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湖西北部の山麓で観察したシハイスミレです。早くも満開でした。
わずか5m四方の中にいろんなシハイスミレが咲いていました。
シハイスミレ
典型的なシハイスミレよりかなり淡い花弁のシハイスミレ。葉の裏も赤味がほぼない。シハイスミレ
花弁がやや淡い株。葉の裏は典型に近い色合い。
シハイスミレ
いわゆるハグロシハイスミレ。葉の色が濃く黒味を帯びている。
シハイスミレ
花弁が白いシロバナシハイスミレ。赤い色素がないのか葉の色もかなり淡く黄緑色。
春の花を探しに湖西北部の谷に入ってみました。
谷の入り口ではオオルリやセンダイムシクイが囀っていました。
谷に入るとスミレサイシンが咲いていました。
目的の花は観察できましたが、2年前の状況とは様変わりで、驚くほど株数が少なくなっていました。時期が早いだけなら良いのですが・・・。
ミソサザイがあちこちで囀っていました。春も本番です。
早咲きのスミレと言えば、イブキスミレです。以前、一斉に開花して目に付くスミレのほとんどがイブキスミレだったことがありました。
今年は暖冬の影響か早くから咲きだしたものの、直近の花冷えで例年に近い状況になってきたように思います。
イブキスミレはその名の通り滋賀県の伊吹山で見つかりました。伊吹山には何回も行っていますが、まだイブキスミレを観察したことがありません。
イブキスミレは好きなスミレなので、今年は真面目に伊吹山で探したいと思っています。
イブキスミレ
イブキスミレ花弁のアップ
ウサギの耳の様になった花弁、側弁基部の毛などが特徴です。
イブキスミレの小株
イブキスミレの大株
春が進むと葉がたくさんでて大きな株になります。花が終わっても特徴的な株立ちと実のつけ方で識別できます。
林縁に咲くイブキスミレ
朝一番でヒメミヤマスミレを観察してから、大きく移動して山に登りました。下山後、渓谷の早咲きスミレの観察にいきました。
ほとんどのスミレは咲き始めでしたが、ヒナスミレはちょうど見ごろでした。なかなか綺麗な状態で観察することができないスミレなのでラッキーでした。
ハグロヒナスミレはちょっと離れた2か所で確認できました。蕾をつけた株もありましたが、満開はもう少し先の様です。
林縁に咲くヒナスミレ
上と同一の株
ヒナスミレ花弁のアップ
道沿いの苔むした倒木上に咲くヒナスミレ
上と同一の株
この日一番の「べっぴんさん」
ハグロヒナスミレ
蕾が膨らんでいますが、残念ながら先端が齧られているようです。比較的日当たりが良い場所でこのくらいで、ヒナスミレより遅く咲く傾向があるようです。
広島県で再発見されたヒメミヤマスミレを観察にいきました。
昨年は4月に入ったころには満開だったとのことでしたが、今年は最近の花冷えの影響かまだ花弁が開いていませんでした。前日に雨が降らなければ、開花していたように思います。
日の出直後に観察して次の場所に移動しましたが、昼ごろまで待てば開花を観察できたでしょう。
それでも初めてのスミレで興味深く観察しました。
ヒメミヤマスミレはフモトスミレの亜種とされるスミレです。形態にも変化が大きいグループです。
今回観察したヒメミヤマスミレは、典型的な形態から幾分外れているように思いました。
ヒメミヤマスミレ
残念ながら花弁が開いていませんでした。フモトスミレを基準に考えると、距が長く典型的ではないと思います。
ヒメミヤマスミレ
葉はかなり先端が細くなった心形。ここも典型から外れています。
ヒメミヤマスミレ
葉の裏は淡緑色で紫色を帯びていませんでした。ここは典型的。
ヒメミヤマスミレ
花弁が開いていないので撮影が難しかったが、なんとか側弁の毛と花柱上部の形状を確認。ここはフモトスミレに近い感じでした。
ヒメミヤマスミレ
来週末に再度観察に行きたいと思わせるスミレでした。行けるかなあ・・・。