3連休です。本来なら3日連続でタカの渡り観察に行っているところですが、今秋はいろいろと雑用が入り、一日のみの観察になりました。先日にタカの渡り休暇を取得したので、なんとか精神的に持ちこたえています(笑)。
早朝から観察ポイントに陣取りましたが、カスミがある暑い一日でした。タカは350羽近く飛んで、そのうちハチクマが130羽近くを占めると言う、ハチクマ好きにはこたえられないハチクマデーでした。もう少し近くを飛んでくれたら言うことなしでした。
ネキトンボ♂
観察地点横の通称「トンボ池」では相変わらずオオルリボシヤンマが産卵していました。また今年初めてネキトンボ(写真)とマユタテアカネを観察しました。
ヒメアマツバメ
渡りの小鳥は、エゾビタキ、コサメビタキ、サメビタキ、オオルリ、キビタキなど。ツバメはショウドウツバメ、イワツバメなど4種。そしてツバメに似ていますが、写真のヒメアマツバメを観察しました。
サシバのミニタカ柱
渡りのメインはサシバです。天気が良いので上昇気流に乗りやすいのか、観察ポイントに近づく前に高度をあげてやってきました。雲がなければ双眼鏡でも見つけにくい状態でした。
ハチクマ(左♀、右♂)
午後はハチクマだけの小群が南東方向からやってくる、ハチクマデーのパターンになりました。この日に観察されたハチクマは上流で観察されている個体数よりかなり多く、どこを通ってやってきているか非常に興味のあるところです。
この日は観察ポイント付近でハヤブサ幼鳥とハシブトガラスの群れがバトルを長時間にわたって繰り返し、楽しませて(観察の邪魔?)くれました。
以下、ハヤブサ幼鳥の勇姿です。
ハヤブサ幼鳥
頭上を飛ぶ。
ハヤブサ幼鳥
カラスを避けて急降下。
ハヤブサ幼鳥
カラスを追って方向転換をする。