この夏は琵琶湖の北部に行く機会があれば浜を歩くことにしていました。水泳客の多い浜は避けて、なるべく人の少ない場所だけしましたが・・・。
目的はメガネサナエとオオサカサナエ。琵琶湖以外ではなかなか観察できない大型のサナエトンボです。
メガネサナエ♀(2013-8-13 長浜市)
メガネサナエは日本特産のサナエトンボです。腹部の先が広がっているのが特徴です。琵琶湖北部の浜では普通に観察できます。
メガネサナエ♀(2013-8-13 長浜市) 上と同一個体
浜に打ち上げられた水草に止まっています。近ずくと飛び立ちますが、すぐに近くに止まる場合が多いです。
オオサカサナエ♂(2013-8-11 高島市)
山でナツエビネを観察した後、琵琶湖岸に行ってみました。この日は水泳の人がどこでも多くて困りました。
そのせいか、トンボもなかなか浜に止まってくれず湖上を飛ぶばかりでした。メガネサナエと思って撮影したのですが、写真ではオオサカサナエでした。オオサカサナエの方がメガネサナエより観察できる頻度が少ない様なのでラッキーでした。
オオサカサナエ♀(2013-7-23 米原市)
湖岸にほど近いクズの葉に止まっていました。羽化してあまり時間がたっていないようです。
それにしてもこの夏、暑いですね。琵琶湖岸を歩くとヘロヘロになってしまいます。水着の女性がいたら大きく迂回したりして、それも大変でした(笑)。カメラを持ってるし、怪しい人と思われるのは間違いないですね。