2013年04月30日

オオバキスミレ1:ミヤマキスミレ(2013-4-27 米原市)

オオバキスミレは日本海側を中心に広く分布するスミレです。滋賀県では野坂山地や湖西の山で観察できます。
奥伊吹にもオオバキスミレが生育しているのですが、野坂山地のオオバキスミレと形態が違うということで、実際に観察に行ってきました。

今年は早春の花は早かったのですが、ここにきて比較的気温が低い日が続いたためか、春の花は開花が少し遅れている感じがします。


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先ず山を登ると林縁の斜面に小さな黄色いスミレが咲いていました。
葉はまだ伸展していなくて、花もほとんど咲いていませんでした。

葉が完全に開いていなくて判りずらいのですが、3枚の葉がほとんど輪生状についています。
葉も黄緑色の柔らかい感じで、野坂山地のオオバキスミレとは雰囲気がかなり違います。

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少し山を下ったところで葉の伸展した株を見つけました。この場所でも花はあまり咲いていなくて、まだ蕾の株が多かったです。

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上と同じ株です。葉の付き方からするとこの場所に生育するオオバキスミレは、オオバキスミレの高山型「ミヤマキスミレ」として良いのではないかと思います。

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3枚の葉が輪生しているのが判るように上から撮影してみました。葉の形もやや細長い傾向にあるように思います。

奥伊吹のオオバキスミレを確認できたので、次は赤坂山のオオバキスミレを観察しに移動しました。

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2013年04月22日

ヒゴスミレ(2013-4-20 米原市)

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アケボノスミレを観察した場所の近くにヒゴスミレが群生していました。
まだ葉が伸びていなくて、花が大きく感じます。

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白い花弁に紫の筋が入り、花弁中央は黄色でした。側弁基部には毛が生えています。

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今にも咲きそうな蕾です。葉は5裂で五角形に見えます。

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ヒゴスミレを観察したのは2年ぶりです。
初めてヒゴスミレを観察したのは、たしか広島県西部の吉和冠山の山頂付近だったと思います。思えば長いこと進歩もなく同じようなことをしているような気が・・・。

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2013年04月21日

アケボノスミレ(2013-4-20 米原市)

「春は曙」と言うことで、アケボノスミレを観察しに伊吹山に行ってきました。少し早いかなと思ったのですが、結果的には満開前のちょうど良い感じでした。

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今年最初に観察したアケボノスミレ。登山道わきで朝日に照らされていました。日が当たり、花弁のピンク色がとんでしまいました。

アケボノスミレは花期がやや遅いイメージがあったので、少し時期が早いかなと思っていましたが、何とか観察できてほっとしました。

登山道から、昔大きな寺があったと言う尾根筋の草地にやっと出ました。アケボノスミレはこの付近で咲いているハズです。

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林縁の草地を探すと、蕾がたくさんありました。横から撮影すると白くて太短い距がよくわかります。蕾の時期はピンク色が濃いですね。



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二つ並んだ蕾。ならんで咲く姿を見たかったなあ・・・。

開花した株はポツポツと見つかりましたが、並んで咲いているのはなかなかありませんでした。

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枯れた枝の間から大きな花が顔を出しています。

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独特のピンク色の花弁をしています。側弁基部には毛が生えています。

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やや逆光気味になると花弁が透けて、ピンク色が柔らかく感じますね。

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花のまわりに葉がたくさんでています。花が咲いてから葉が伸びてくるのもアケボノスミレの特徴です。

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上と同じ株です。



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最後にやっと二つ並んだアケボノスミレを見つけました。

アケボノスミレは30年以上前に初めて観察した株があまりにきれいだったので、まだそれ以上の出会いがありません。思い出を越えるのは難しいのかもしれませんね。




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2013年04月17日

ハグロシハイスミレ(2013-4-14 高島市)

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明るい春の林床ではシハイスミレがたくさん咲いていました。
この場所ではマキノスミレ的な葉の長い株もありましたが、ほとんどは葉が小さくて、花よりも背が低いものでした。

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シハイスミレの三姉妹です。

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葉の表面が黒っぽい株です、ハグロシハイスミレと呼んでもいいでしょう。
この場所では、葉の黒い株と普通の株が半々くらいの比率でした。

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上と同じ株です。

そろそろスミレの仲間も最盛期でしょうか。久しぶりに複葉スミレや黄色いスミレを見に行きたいと思っています。

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2013年04月16日

馬酔木と春のチョウ(2013-4-14 高島市)

キバナサバノオの沢ではオオルリが囀っていましたが、夏鳥はそれくらいでした。青い羽表のシジミチョウ、おそらくスギタニルリシジミと思われるチョウを見かけたのですが、撮影できませんでした。

沢から外れて林道に上がると馬酔木の花にコツバメがたくさん集まっていました。

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馬酔木で吸蜜するコツバメです。数が多くてすぐに卍巴になるのでなかなか撮影できませんでした。羽縁に青色がきれいに出ています。

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コツバメの中に少し違うチョウがいました。
沢では撮影できなかったスギタニルリシジミです。今年初めての観察になりました。とりあえず記念撮影です。

posted by makokuni at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月14日

キバナサバノオ(2013-4-14 高島市)

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スミレサイシンの咲く植林を抜けて沢を詰めていきます。


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ミヤマカタバミもちょうど見ごろでした。この場所は白い花弁のものばかりでした。


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ちょっと背の高いエンレイソウ。並んで歩いているようです。


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沢を登って小さな滝に到着です。さてお目当ての花はあるでしょうか・・・。


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滝の脇の湿った岩に黄色い小さな花が咲いています。今年も出会えました、キバナサバノオです。
滝とキバナサバノオ(1)

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滝とキバナサバノオ(2)

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滝とキバナサバノオ(3)

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滝とキバナサバノオ(4)

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キバナサバノオをアップで。蕾がまだあるので満開はもう少し後のようです。

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この沢では2か所の滝で水しぶきを浴びるような場所で咲いていました。この株だけが滝から少し離れた斜面に咲いていました。

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2013年04月11日

ヒナスミレ(2013-4-8 広島県庄原市)

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もう一つ観察したかったスミレ、ヒナスミレです。
ヒナスミレは淡いピンク色のきれいなスミレなのですが、なかなか良い状態で観察できません。日陰だけどやや日があたるような微妙な場所が好みの様です。今回もすこし日当たりの良い場所では、ほぼ花が終わっていました。日が当たりにくい場所ではまだこれからといった感じでした。
この株はいい感じで咲いていたのですが、蕾の時に虫に齧られたのか、花弁が虫食い状態です。

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上の写真と同じ株です。特有の淡いピンク色が写真ではなかなか出ません。

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別の株です。ちょっとくたびれた感じですね。

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一昨年観察したときはちょうど咲いていたハグロヒナスミレ、今回は葉のみでした。普通のヒナスミレよりこちらの方が花期が少し遅いような気がします。

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2013年04月10日

ヒカゲスミレ(2013-4-8 広島県庄原市)

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今回観察したかったヒカゲスミレです。葉の色がほとんどこげ茶なので、タカオスミレと言って良いかもしれません。
このスミレも時期的には少し早かったようで、花をつけている株は少なかったです。

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上の写真と同じ株です。葉の表面、花茎に細かい毛が沢山あります。
あまり花付きの良いスミレではなく、咲いていても下を向いていたりで撮影には苦労するスミレです。

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花弁の側弁基部には毛がたくさん生えています。
そして中央部には何とも言えない黄色のグラディエーションがあります。

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この株は花が下向きに咲いています。この場所はヒカゲスミレがたくさんあったのですが、すべて葉が濃いタイプでした。
花の終わった5月頃には葉がかなり青々している印象があるので、寒さと濃い色の葉は関係があるのかもしれません。

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まだ蕾ですが、花付きの良い株です。数日後にもう一度観察できたら良いんですが・・・。

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珍しく葉が立ち上がった株です。明日には綺麗に咲いているでしょう。


ヒカゲスミレもなかなか良い状態の時に観察できません。来年もまた観察に行かねば。

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2013年04月09日

イブキスミレ(2013-4-8 広島県庄原市)

早春のスミレ観察に庄原市の帝釈峡に行ってきました。
帰省に合わせていろいろと回りたかったのですが、土日は爆弾低気圧の影響で動けず、結局昨日のみとなりました。

今回の目的は、イブキスミレ、タカオスミレ(ヒカゲスミレ)、ヒナスミレです。

一昨年の4月半ばに帝釈峡に行った時、イブキスミレ自体は満開でしたが天候が最悪。雨と風で良い状態のイブキスミレは観察できませんでした。
昨年は4月中に観察に行けず、5月頭ではイブキスミレの花は完全に終わっていました。
そして今年・・・。今年は春が早いので思いきって、1週間ほど早くしてみました。

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イブキスミレです。帝釈峡では一番たくさん咲いているスミレですが、他の場所ではなかなか観察できないと思います。名前にもなっている滋賀県の伊吹山では私はまだ観察できていません。

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イブキスミレは距が白く、丸い葉をしています。この特徴は、オオタチツボスミレと同じですので注意が必要です。

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こちらがオオタチツボスミレです。距が白く、丸い心形の葉をしています。地上茎があまり伸びていない時期は全体の雰囲気がイブキスミレに似ている感じがします。

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イブキスミレは花弁の側弁基部にびっしりと毛が生えています。オオタチツボスミレは無毛なので、ここでも区別できます。

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イブキスミレは花弁がウサギの耳のように上に反り返る傾向があります。この点も特徴がありますね。

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思いきって1週間ほど早く観察に行ったのですが、結果的にはやはり早かったと思います。
イブキスミレは満開には程遠い状況で、1分咲きから2分咲き位の感じでした。今週末から来週あたりが良い感じかなあ・・・。

 

posted by makokuni at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | スミレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする