2012年05月28日

イシガメ(2012-5-27 大津市)

久しぶりに近所のため池にトンボを見に行ってみました。
サラサヤンマが山際の湿地をパトロールしていましたが、撮影できず。ムカシヤンマも1頭だけでした。

池にはイシガメの幼体が顔をあげていました。今年生まれかなあ・・・。
アカミミガメばかり目につく池が多いですが、大津南部の山際のため池ではイシガメをよく見かけます。
それにしても可愛らしいなあ。拉致して連れ帰りたいと思いましたが、何とか思いとどまりました(笑)。

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2012年05月27日

サクラスミレ(2012-5-25 養父市)

この土日(5/26,27)は所用で遠出できなくなったので、5/25に休みをいただいて(いわゆるシゴナニ)、この春最後になるであろうスミレ観察に行ってきました。
長野県あたりまで出かければまだまだたくさんのスミレに会えるとは思うのですが、気持ちとしては近畿・中国地方にこだわりたい・・・。と言うことで、これまでなかなか行く機会のなかった但馬の高原に行ってみることに・・・。

名神の工事やら、事故渋滞やらで予想以上に時間がかかってやっと到着。天気予報どおり、高原は雨でした。

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木々の葉はかなり伸びていて、スミレにはもう時期が遅いかも・・・、と少々不安になりながらとりあえず、スキー場になっている草原を登っていくと・・・。

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やった、オオタチツボスミレが咲いています。この時期に咲いているということは、まだまだ大丈夫?かな。少しほっとしながら草原を歩き回ります。
さすがにスミレサイシンは終わっていましたが、こちらはまだまだ見頃でした。


アケボノスミレ(1)

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アケボノスミレ(2)

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さらに探すと・・・・、ありました今回観察したかったサクラスミレです。
その姿から「スミレの女王」と言われ、花の大きさが2.5cm以上もあります。

この株は咲いてから少し時間がたったものでしょうか。花弁の色が少し白っぽくなっています。

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こちらはまだ花が開いていない株です。つぼみですがその大きさに圧倒される感じです。

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側弁に毛がびっしり生えています。花弁の中央が開いていなくて、花柱が見えないのが特徴です。これはアカネスミレと同じですが、花の大きさは倍ほどあります。

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上の花をアップで。サクラスミレの「サクラ」は花弁の先が桜の花びらのように先端がへこんでいることに由来するとのことです。この株の花弁は先が波打っています。

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側面のアップです。距は短めで、花柄にあらい毛が生えています。

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大きくて花付きも良い、まさにスミレの女王でした。

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2012年05月19日

春のタカの渡り(2012-5-19 比叡山)

春のタカの渡り観察に行ってきました。ハチクマの渡りです。春のハチクマの渡りは朝鮮半島から対馬を経由して九州北部、広島を通ることが知られています。近畿地方では日本海側を渡っているようですが、少数なら大津付近でも観察できるはずです。
・・・と言うことで比叡山山頂駐車場で7:15から14:00までねばってみました。天気が良かったので顔が日焼けで真っ赤になってしまいましたが、結果はハチクマ5、サシバ1でした。なんとか二桁に乗って欲しかったのですが、残念です。



京都タワーをバックに飛翔するハチクマです。春霞で少しにじんでいます。

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本日一番近くを飛んでくれたハチクマ♂です。尾に太く黒い線があること、青灰色の顔が特徴です。

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タカの数は少なかったのですが、今日は結構いろいろな鳥を観察できました。記録としてリストを記載しておきます。
ハチクマ、サシバ、トビ、カワウ、アオバト、カケス、ハシブトガラス、ウグイス、カケス、ホオジロ、シジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ、メジロ、センダイムシクイ、メボソムシクイ、ツバメ、コシアカツバメ、アマツバメ、ハリオアマツバメ、ツツドリ、クロツグミ、オオルリ、サンショウクイ、モズ

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ハリオアマツバメ
近くを飛ぶと風を切る音がすごい。

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ウグイス
電線で囀る。のどがすごく膨らみます。

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シジュウカラ
頻繁に昆虫を運んでいます。子育ての最中ですね。
近くに巣があるはずです。少し離れてみていると・・・・。


駐車場に立っている鉄パイプを巣にしていました。丈夫そうだけど、なんか熱そうな感じです。

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2012年05月13日

エゾノタチツボスミレ(2012-5-13 米原市)

伊吹山でこの春見逃したスミレを探します。

登山道から外れて落葉広葉樹林内の散策路に入ると、まったく人気がありません。ただし、ここでも散策路沿いにロープが張られて林内に立ち入りできないようになっていました。


先ず見つけたのがこのスミレです。さて、なんでしょう。パッと見はコスミレです。

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花弁が開ききっていません・・・、と言うより終わりかかっているのが残念です。

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花側面のアップです。コスミレでいいんじゃないでしょうか。



さて、次に見つけたのがこのスミレ。
側弁にびっしりと毛が生えています。花弁の基部が閉じ気味になっていて花の内部が見えません。この特徴はアカネスミレですね。

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花のアップです。側弁の毛がびっしりと生えているのが判ります。


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唯一アカネスミレの特徴と合わないのが、この部分です。
アカネスミレの距は細長いのですが、この株の距は上のコスミレと比べてそんなに細長い感じがしません。

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そして、今回観察したかったのがこのスミレ・・・・・、エゾノタチツボスミレです。このスミレが伊吹山に自生しているのを最近知りました。

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本来草丈が高くなるスミレなのですが、まだ全然伸びていなくイメージと違うため探すのに時間がかかってしまいました。

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花側面のアップです。距の先に少しくぼみがあり、お尻のようになっているのが面白いですね。

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花のアップです。タチツボスミレの仲間で側弁に毛が生えているのは、エゾノタチツボスミレとアイヌタチツボスミレだけです。
花自体はかなり小さく繊細な感じがしました。この場所に咲いていたのはすべて白花でした。

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今日観察した他のスミレは、タチツボスミレ、オオタチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、ツボスミレでした。アケボノスミレとヒゴスミレも期待していたのですが観察できませんでした。

この春にもうひとつだけ見たいスミレがあります。スミレの女王サクラスミレです。
来週末は動けないので時期的にどうなりますか・・・。

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ギンラン(2012-5-13 米原市)

今日は母の日。春の花を見ながら母を思い1日を過ごしました。母が逝ってもう6ケ月たちました。

さて、この春見逃したスミレの仲間を探しに伊吹山にいってきました。天気が良いこともあってと登山道はたくさんの人でした。

登山口からほんの100mくらい歩いた登山道わきにこの花が咲いていました。


ユウシュンラン? あまりの小ささにそう思いましたが、葉や花の感じが違います。

うーん、小さいけどギンランでしょう。

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少しアップで・・・。

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2012年05月06日

ハコネサンショウウオ(2012-5-2 庄原市)

GW最後のアップです。

ダイセンキスミレを観察した後、適当な沢でサンショウウオを探してみました。

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沢近くの斜面はミヤマキケマンの大群落でした。写真はごく一部です。


さて沢に入って適当な岩をひっくり返してみます。

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・・・いました。卵嚢とその近くに成体が1頭いるのが判るでしょうか。カスミサンショウウオの高地型です。

その後、カスミサンショウウオはたくさん観察できましたが、観察したかったブチサンショウウオは見つかりません。

半ばあきらめた時、にゅるっと出てきたのがこれです・・・。



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スマートな体型と背中の色が特徴のハコネサンショウウオです。肺をもたず皮膚呼吸のみで生きているサンショウウオです。
繁殖期のはずですが、この個体はその特徴が出ていないように思います。少し小型の個体なのでまだ繁殖活動をしていないのかもしれません。

ハコネサンショウウオを観察したので満足して下山しました。



以下、おまけ。カエルの苦手な人は見ないでください。

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タゴガエル
おそらく♂。繁殖期で脇腹の皮膚が大きく伸びているのが判るでしょうか。

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ニホンヒキガエル
雨の中移動中。芝地に出てきました。移動速度は思いのほか早いです。

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ダイセンキスミレ(2012-5-2 庄原市)

GWも最終日です。思ったより天候も悪いので明日からの仕事に備えて、自宅でゆっくりと過ごしています。

さて、5月2日にダイセンキスミレを観察しに吾妻山に行きました。低気圧の通過で荒れた天候が予想されましたが、昨年は春が遅くて観察できなかったので今年はみたいと思っていました。

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池ノ原に到着、ときおり雨が強風とともに降ってきます。吾妻山山頂は霞んでいました。

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池ノ原の林床にはスミレサイシンがたくさん咲いていました。このあたりのスミレサイシンはサンインスミレサイシンと言われていますが、葉先の長さはいろいろです。
昨年は日当たりの良い林道沿いしか咲いていませんでしたので、今年はやはり昨年より春は早いようです。ただ例年GWには池ノ原のスミレサイシンはややくたびれた感じなので、例年よりはやや遅い春です。


さて、昨年は蕾も出ていなかったダイセンキスミレを探します。

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林内の遊歩道沿いのダイセンキスミレですが、残念ながら開花していません。うーん、困った。

仕方がないのでもっと日当たりの良さそうな場所を探すことに・・・。
池ノ原から吾妻山に向かう芝斜面の最上部でなんとか開花しているのを見つけました。



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雨のためか上弁が開ききっていません。側弁と重なって少し変わった感じです。

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オオバキスミレはやや湿った場所に生育して結構大きな株になることがありますが、ダイセンキスミレは草原や岩場に生育してかなり小型のオオバキスミレです。
吾妻山山頂近くの少し崩壊した岩場に咲くさらに小型の株が観察したかったのですが、あまりに風が強いのであきらめて、今春のダイセンキスミレ観察を終了しました。

この後は沢でサンショウウオ探索です。

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2012年05月05日

アケボノスミレ(2012-5-1 庄原市)

GWに帰省する途中、中国道を東城ICで降りて帝釈峡に立ち寄りました。今年も春の始まりが遅かったので、昨年同様まだいろんなスミレが咲いていると思ったのです・・・。

しかし、やはり春は進んでほぼ例年に近い進行具合でした。早咲きのスミレであるイブキスミレやヒナスミレは仕方ないとして、ヒカゲスミレも終わり、ケイリュウタチツボスミレさえ見頃を過ぎていました。少々がっかりしながらアソヒカゲスミレの葉を確認して実家に向かいましたが・・・・。

昨年より早く春が進んでいると言うことは、昨年まだ咲いていなかったアケボノスミレが咲いているのでは・・・、と急遽実家を通り過ぎて庄原市北部の里山に向かいました。

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林床を探すと先ずマルバスミレを見つけました・・・・が、目的のアケボノスミレが見つかりません。

しばらく林床をうろうろすると・・・、ありましたアケボノスミレです。


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近くを探すとさらに数株咲いていました。独特の色合いを写真にするのが難しいスミレです。

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花が咲くときにはまだ葉が広がっていないのが、このスミレの特徴です。

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この写真の色合いが一番アケボノスミレのイメージに近いかな。透明感のあるピンクの花弁をした株はなかなかないような気がします。光の条件にもよるのかも。


今年の春はGWにアケボノスミレを観察するのにはピッタリだったようです。花の見ごろを予想するのは難しいですね。

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春の原生林・サンインシロカネソウ(2012-4-30)

春の原生林で野鳥調査に同行したときに観察した野草などを紹介します。

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オオイワカガミ
林道脇の斜面や林内の斜面に群生していました。ちょうど見ごろの状態でした。イワウチワ(トクカワソウ)も咲いていましたが、こちらは終盤でした。

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オオイワカガミ(白花)
同じ場所に一株だけ白花のオオイワカガミが咲いていました。葉っぱにも赤味がありません。赤い色素が欠乏している株なのかもしれません。



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トキワイカリソウ
林道脇で観察。山里の方にはたくさん生えていますが、ここではこの一株だけでした。



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倒木
林内にはたくさんの倒木があります。通常原生林では倒木でできた空間に新しい芽吹きが育つ「倒木更新」があるはずなのですが、残念ながら鹿の食害のためか新しい樹が生えていません。
林床も乾き気味で林のスケールが大きいのに、野草の数量が非常に少ない感じがしました。



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ブナの実
残雪はいたるところにありました。雪の上にブナの実がたくさん落ちています。



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ミヤマカタバミ
一番多かった野草がこのミヤマカタバミです。曇りで気温も低かったので大きく開花はしてくれませんでした。倒木の上で咲いていました。



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ミヤマカタバミ(赤花)
数は少ないものの赤色の花弁をした株もありました。



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スミレサイシン
今回スミレの仲間を観察するのを楽しみにしていましたが全体に少ない印象でした。スミレサイシン以外は、シハイスミレ(ややマキノスミレぽい)、コタチツボスミレ、タチツボスミレだけでした。



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サンインシロカネソウ
見つけた時おもわず「あった」と声をだして、皆さんから「今日一番うれしそうな声だった」と言われてしまいました。前日キバナサバノオを観察したばかりだったので、連発という感じでした。

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サンインシロカネソウ
上と同じ株を少しアップで撮影したものです。下向きの花の内部を撮影しようとしたのですがなかなかうまく撮影できていませんでした。残念。



樹木についても今回いろいろと教えていただきました。今後の観察に役立てたいと思います。

さて、最後に本来の野鳥調査ですが、なんといってもコノハズクとアカショウビンを4月に観察できたのが驚きでした(どちらも複数個体)。キバシリも久しぶりに観察しました。個人的に今年初のハチクマ、サシバもうれしかったです。
一応、アカショウビンの記録写真を公開して、今回の報告を終了したいと思います。一応アカショウビンであることは判ります。



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アカショウビン
4月に観察したのは初めてです。写真は大幅にトリミングしています。








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2012年05月04日

春の原生林・スギタニルリシジミ(2012-4-29〜30)

原生林での野鳥調査にお誘いいただいて約20年ぶりに行ってきました。
野鳥はもちろんのこと、野草や樹木の観察も楽しみにしていました。また、この時期ならではの蝶もひそかに期待していました。



芽吹いたばかりの木々とヤマザクラ、そして杉の巨木が春霞の中でコントラストを作っています。

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原生林の沢沿いでは、トチノキがたくさん生えています。トチノキから採った蜂蜜が絶品とのことで、私もぜひ味わってみたいと思います。
写真はトチノキの芽吹きです。

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このトチノキを食樹としてこの時期だけ観察できる蝶が、スギタニルリシジミです。今回ひそかに出会いを期待していた蝶です。

調査前日の夕方、原生林入り口の集合場所に少し早く着いたので林道を散策すると・・・、いました。
湿った林道上で吸水しています。あっさり見つけてしまいました。
ルリシジミとよく似ていますが、翅裏が暗色、斑紋の形、翅表外縁の黒い部分が太いなどが識別点です。

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2012-4-29撮影



こちらは原生林中の沢沿いで撮影した個体です。
この個体もスギタニルリシジミと思うのですが、翅裏の斑紋が薄かったり、欠落していたりで少し変わった感じです。

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2012-4-30撮影



翅表の青色と黒い外縁を撮影しようと飛翔写真にもトライしたのですが、今回は全滅でした。来シーズンの宿題となりました。

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