先日の土曜日、天候が思ったほど悪くなかったのでタイトルの場所に行ってきました。長い住所ですが比叡山の山頂近くです。
比叡山に行ったのは、野鳥観察の先輩でタカの渡り観察などでお世話になっているscopsさんが一昨年のGWに観察された白いスミレが気になったからです。
その時は白いシハイスミレと思っていたのですが、やっぱり違うと思い実際に確認することに・・・。
自然歩道沿いを探すと、白っぽいスミレが咲いています。白にちかいですがわずかに青みがあります。
別の株の写真です。特徴的な細長い葉が判ります。これで確定です。やはりナガバノスミレサイシンでした。
葉以外の特徴、例えば太く短い距なども明らかにシハイスミレと違っており、やっとすっきりしました。
ナガバノスミレサイシンは太平洋側に分布しているのでもう少し南でないと観察できないと思っていました。
スミレサイシンと同様に葉の展開・伸長が花よりやや遅れるようです。
大津にはスミレサイシンもたくさん観察されます。4月15日に大津市葛川坂下町で観察したスミレサイシンを比較で掲載しておきます。
ナガバノスミレサイシンに比べて幅の広い葉が特徴です。写真では判りませんが花自体もかなり大きく、ナガバノスミレサイシンに比べて全体にがっちりした印象です。