東近江市のため池に行ってきました。目的の生き物を観察することはできなかったのですが、思いがけずミサゴの狩りを観察できました。
ため池の上を時々ホバリングしながら旋回しています。
狙いを定めて急降下。脚を前に突き出して、ゆびをしっかり開いています。水面には魚が作っている波紋がありますね。
ミサゴの指が前2本、後ろ2本に開いているのが判るでしょうか。鳥は前3本、後ろ1本が普通ですが、ミサゴは魚をしっかり掴むため前後2本づつになっています。
でも結局、空振りでした。芦にかかって鮮明に撮影できなかったのが残念です。
この後も何回か水面に突っ込みましたが、いずれも空振りでした。
一枚目の写真を見る限り、風切羽が均一にそろって尾羽の先が尖っているなどの特徴から、この個体は若鳥だと思います。獲物を狩るのがまだまだ下手なのでしょう。
2011年08月29日
ミサゴの狩り(2011-8-28 東近江市)
2011年08月28日
青い赤トンボ ナニワトンボ(2011-8-28 大津市)
トンボを観察するようになってから見たいと思っていた、「青い赤トンボ」に今日やっと出会いました。
昨年環境の良さそうなため池を見つけていたので、様子を見に行ってきました。本当は9月〜10月が時期的には良いのでしょうが、その時期はタカの渡り観察で行けそうにないので・・・。
ため池に着いて、水位の下がった斜面をさがすと・・・。
青い赤トンボ、ナニワトンボの♂です。予想より小さくて、相対的に目の大きいトンボの印象を持ちました。
思ったより敏感でなかなか撮影させてくれません。青い色も飛ぶと背景にとけ込んで見失いがちです。
水位が下がって斜面に出ている枯れ枝などに止まっている個体を数頭確認しました。雌は観察できませんでした。だだ、池横の林の梢にナニワトンボと思われる小型のトンボがちらちら動いていたので、思ったより個体数は多いのかもしれません。
8月最後の日曜日、「青い赤トンボ」との素敵な出会いでした。
2011年08月25日
2011年08月21日
夏キャンプ 大鬼谷(2011-8-15〜17)
今年も帰省にあわせて大鬼谷でキャンプをしてきました。今年は長男(高2)、次男(小6)と私の3人です。長男は都合で1泊だけして大津に戻りました。
さて、今回も白樺サイトにテントを張りました。
テント設営が終わったらさっそく喉を潤します。このところアルコール摂取量が多めなので、半分はノンアルコールにしました。
初日の夕食は簡単に炭火焼き肉、その後子供達は恒例の缶詰焼き、たき火で楽しみました。夕食途中にすごい豪雨が30分ほど降りました。
2日目の朝食準備の最中です。長男がこのアングルがなかなか良いと言うので写真に撮ってみました。朝食はスパムを挟んだホットサンドにしました。
この日は長男を備後庄原駅に送った後はのんびり過ごしました。次男はツリーアドベンチャーを今年も楽しみました。この日も時々激しい雨が降ったりの不安定な天候でした。
2日目の夕食です。チキンとホタテのトマトソース煮込みです。なかなか美味しかったです。翌朝、残ったソースにご飯を入れてリゾット風にしたら、これが最高に旨かったです。
この日は地元産のりんごワインをいただきました。甘くないスッキリした味わいでした。
3日目、最終日の朝です。この日も小雨が降ったりやんだり。結局テントを乾かすことができず、濡れたまま撤収となりました。テントの上にモリアオガエルの幼体がちょこんと乗っていました。
さて、ここ何年も夏キャンプを楽しんできたのですが、来年は次男が中学生になりどうなるか判りません。
もしかしたら今年が最後になるかも・・・。
いろいろと子供達に教えたいこともあったのですが、たき火と飯炊きはできるようになったので良しとしましょう。
カマキリの餌場(2011-8-18 広島県庄原市)
2011年08月20日
ツマグロキチョウ(2011-8-18 広島県庄原市)
ゴジュウカラ(2011-8-16 広島県庄原市)
2011年08月19日
ゴマブルー ゴマシジミ(2011-8-15,17,18 広島県庄原市)
夏休みです。帰省にあわせて今年も実家近くでキャンプと生き物観察を楽しみました。昨日夜に大津に戻ってきました。
観察した生き物を紹介していきます。
まず最初はゴマシジミです。翅表の青色が「ゴマブルー」と称される人気の高いシジミチョウです。実家の近くに有名産地があるので今年も観察に行ってきました。
短時間ですが3日に渡って観察して、撮影できた全個体を紹介したいと思います。観察した個体数よりネットを持った採集者の方が多いぐらいでした。
個体1
2011-8-15
羽がかなり傷ついていましたがワレモコウに産卵していました。ご苦労様、よく頑張ったね・・・。
個体2
2011-8-15
こちらはまだまだきれいな個体。こちらもワレモコウに産卵していました。
2011-8-15
一瞬ですが羽を半開にしてくれました。ブルーに黒い斑と帯がきれいです。
個体3
2011-8-17
小雨が降ったり青空が出たりの不安定な天候、笹の葉上で休む個体を見つけました。雲が切れて光が射してくると開翅しそうになるのですが、またすぐ雲が出て結局だめでした。
個体4
2011-8-18
ワレモコウで採蜜。
2011-8-18
ワレモコウの横枝に止まる。
2011-8-18
草原の上を飛翔する。
個体5
2011-8-18
17日にも観察した個体。羽が傷んでいるので採集者が逃がしていた。今日はワレモコウで産卵していた。
2011-8-18
それにしても飛翔写真は難しいです。
ゴマシジミの翅表は個体によってかなり違うようです。雄雌の区別も今一つよく判りません。
この辺が採集者を引きつけるところなのでしょうか。
3日通って撮影できた個体がわずか5個体。ネットを持った方が「数が少ない」と嘆いていました。いつまで観察することができるか少し心配です。