2010年10月26日

シルビアシジミ(2010年10月23日 伊丹市)

今日は急に冷え込んできました。そのせいかお腹の調子が今ひとつです。仕事関係のフォローも集中して精神的に胃にきているだけかもしれませんが・・・。

さて、先日クロツバメシジミを見た後、伊丹市でシルビアシジミを探しました。
シルビアシジミは全国的に減少著しい蝶で、滋賀県ではすでに観察できなくなっています。伊丹のシルビアシジミはミヤコグサではなくヤハズソウやシロツメクサを食草にしているとのことで、特異な個体群と考えて良いと思います。

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生息地の環境です。河川敷から堤防の土手にかけての草地です。広い場所なので、食草であるシロツメクサを先ず探したのですが、結局かなり狭い場所にのみ生えていました。

シロツメクサの生えている場所を探すと・・・

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いました、シルビアシジミです。かなり色合いがくすんだ感じですが、表面が擦れているのでしょうか?

しばらくすると開翅してくれました。

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雌で良いのでしょうか。この個体はかなり小さかったと思います。

別の個体も観察できました。

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1番目の個体より大きく、色や斑紋も明瞭です。この個体にはヤマトシジミの雄がかなりまとわりついて求愛動作的な行動を取っていました。

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2番目の個体と同一個体だと思って撮影したのですが、写真を比べると斑紋が違って別個体の様です。少なくとも3個体を観察したことになりますね。

なかなか味わい深い蝶なのですが、素人の私にはヤマトシジミとの区別が翅裏の斑紋を見ないとできないので、なかなか手強い蝶でもありました。

シルビアシジミは希少性も手伝ってか人気のある蝶のようです。この場所でもネットを持った人を2人確認しました。下手したら観察した蝶より多くなりそうです。蝶の採集を自主規制した方がより長く蝶を楽しめることにつながると思うのですが。

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2010年10月24日

クロツバメシジミ(2010年10月23日 神戸市北区)

昨日はタカの渡り観察に良い条件の天候でした。タカの渡りと天秤にかけて先日のリベンジ、クロツバメシジミの観察に行ってきました。タカの渡りも良かったようですが、こちらも何とか観察できました。

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クロツバメシジミの食草、ツメレンゲです。陽当たりの良い場所ではほぼ満開でした。

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花を接写してみました。雄しべの先は紅色をしています。初めて気がつきました。

さて、ツメレンゲの咲く岩場で蝶の姿を探したのですが、まったくダメ。歩き回って疲れてしまいました。あきらめて別の蝶を観察することにして駅に向かって歩いていると・・・。

やっと出会えました。路傍のニガナで吸蜜しています。

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近くにたくさん咲いていたノコンギク?で盛んに吸蜜していました。

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翅表は黒色なのですが、光の状態で微妙な金属光沢がでます。なかなか美しい蝶でした。

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この日観察できたのは結局この1個体だけ。
反面、ネットを持った人には2人出会ってしまいました。ネットの人は「最近少なくなったな・・・」と言っていました。

この魅力的な小さな蝶がこれからも観察できるように、蝶屋も鳥屋も連携できたら良いのですが・・・。

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2010年10月18日

ツミ・岩間山(2010年10月17日)

またまたとんでもない野鳥の情報が流れておりましたが、一昨日(10/16)、昨日(10/17)とも岩間山でのんびりとタカの渡り観察に行っておりました。

今シーズン最後になるであろうサシバ、ハチクマを見送りました。ノスリはパラパラと渡って行き、一日の羽数としてはそこそこの数になったのですが、何せ遠い高いで近く飛ぶ個体が皆無と少し寂しい状態でした。

ツミやハイタカも個体数が増えてきましたが、こちらもなかなか近くを飛んでくれません。

昨日一番近くを飛んでくれたツミです。

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識別には充分な写真ですが、もう少し近ければ満足感が違います。
識別ポイントは、初列風切りの分離数、虹彩の色、のどの縦線、胸から腹部の模様、翼下面の斑などです。
この個体はツミ幼鳥と識別できます。

さて、岩間山のタカの渡りも終盤です。思いがけない出会いを期待して、もう何回か行きたいと思います。
下の写真のような出会いがあったらなあ・・・・。

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ツミ幼鳥(2009年11月7日 岩間山)

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2010年10月11日

タカの渡り・岩間山(2010年10月11日)

とんでもない鳥の情報が駆けめぐっていますが、私は今日もタカの渡り観察で岩間山におりました。

秋らしい澄んだ空気でしたが気温はやや高く、タカは遠く高く渡って行きました。
今日のタカは、ほとんどがノスリ、渡り終盤のサシバは10羽程度、ハチクマは1羽で、300羽を超えるタカを観察しました。

昼前後にはノスリがどんどん渡ってきて最大40羽を超えるノスリ柱ができました。13時から14時の1時間で130羽のノスリが渡りました。

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ノスリだけのタカ柱

ノスリはたくさん飛んでくれたのですが、ほとんどが上空高く肉眼ではしんどいくらいの高度でした。

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本日一番近くを飛んでくれたノスリです。虹彩が黒いこと、お腹などに横斑があることで成鳥♂と思われます。

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Dark-sided Flycatcher

渡りの小鳥は少なくてヒタキ類が少し、アマツバメ類、ツバメ類くらい。遠くてハッキリしなかったのですがアトリ?と思った20羽の群れが飛んでいました。

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アサギマダラ

今日は天気も良くのんびりと過ごせました。ノスリとハイタカ属をもう少し観察するためにもう何回か通うつもりです。

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2010年10月09日

ツメレンゲ(2010-10-8 神戸市北区)

昨日久しぶりに神戸で仕事だったのですが、せっかくなので午前中は休みをいただいて神戸市北区にあるツメレンゲの自生地に行ってきました。

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ツメレンゲはベンケイソウ科の多肉植物で、岩場や屋根の上など過酷な環境に生える植物です。
写真は崖にある苔生した岩に生えている株です。蕾はつけていますが、花の時期はもう少し後のようです。

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ツメレンゲは、シジミチョウの仲間であるクロツバメシジミの食草としても知られています。今回も運が良ければクロツバメシジミを観察できるかも、と期待していたのですが残念ながら見かけませんでした。

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2010年10月02日

タカの渡り・岩間山(2010年10月2日)

昨日は夕方までタカが観察されたので、朝の塒立ちを狙って6:30に観察地へ入りましたが、残念ながら霧が立ちこめてアウト。霧がはれてからも、すごいカスミで遠方が見えません。カスミの中をポツポツ渡るタカを観察しました。

カスミのためか、今日はハリオアマツバメが近くを飛んでくれました。風を切る羽音がスピード感を高めます。

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White-throated Needletail

タカはほとんどが遠方のカスミの中か、頭上でも上空高くを通過しました。途中から頸が凝ってしまいました。
一番近くを飛んでくれたのが、下のタカです。

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Japanese Sparrowhawk

身体に横斑があるのと、眼の虹彩が黄色なのでツミの成鳥♀と識別できます。
10月になってこれからハイタカ属が増えてきます。識別好きの人には面白い季節です。

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Grey-streaked Flycatcher

渡りの小鳥は、エゾビタキ、コサメビタキくらいでした。そろそろ冬鳥もやってくるでしょう。

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