連休3日目。今日も岩間山にタカの渡り観察に行ってきました。
湿度が高くて蒸し暑い曇り空で、タカの渡りにはむかない天候でしたが、最後に良いことがありました。
タカの渡り以外にもトンボなど観察して、なかなか面白い一日になりました。
午前中にまとまった数のサシバが渡りましたが、観察定点から南1〜2キロを通過してほとんど満足感なし。その後は遠くをぱらぱらと渡るものの、蒸し暑い曇り空であきらめて半数以上の方が帰られた14:40に、それはやって来ました。
上昇気流がないためか、観察地点から下を飛ぶサシバです。このサシバがあれよあれよと言う間に集まって、タカ柱に。
タカ柱の一部です。かなり広がっていて全体を撮影できませんでした。
結局、ほんの10分間で106羽のサシバが頭上近くを通過していきました。この天候、この時間帯でこの数が出現するのは珍しいことです。二十数年前初めて岩間山で観察したタカ柱を思い出しました。その時も曇り空の夕方近くに竜巻のようなタカ柱を観察して、その後何日も夢に出てきたものです。
サシバ幼鳥です。曇り空で色が綺麗にでていないですが、胸の縦斑が特徴です。
サシバ成鳥です。胸の横斑がつながっていないので♀と思ったのですが、よく見ると顔の灰色味が強く♂のようです。
さて、サシバ、ハチクマの渡りも北日本の天候が回復するまでピークはお預けのようです。来週末まで待ってくれるかな。