夏休みに出会ったトンボの2回目です。夏休みも終わってそろそろ8月も終盤ですので、まとめて観察したトンボを紹介します。いわゆる普通ばかりですが、あたりまえに観察できるのが嬉しいです。
(2010年8月9日 広島県庄原市) ミヤマカワトンボ♂
ミヤマカワトンボはカワトンボの仲間では世界でも最大クラスの大きなトンボです。
(2010年8月13日 広島県庄原市)ハグロトンボ交尾
実家周辺で最も多いトンボです。ある程度の流れがあれば生息できるようで、勤務先の京都市にある工場敷地内でも飛んでいます。
写真は交尾中の♂♀です。♀は交尾後すぐ、後ろに見える水草に産卵を始めました。
(2010年8月11日 広島県庄原市) キイトトンボ産卵
ゴマシジミを観察した草原にはキイトトンボが多数飛んでいました。わき水がアスファルトの林道に流れている所に集まって産卵していました。
(2010年8月12日 広島県庄原市) アオイトトンボ♂
林の下草に止まっているアオイトトンボを見つけました。まだ未成熟で白い粉をふいていません。
(2010年8月10日 広島県庄原市) アキアカネ♂
赤トンボの代表と言えば、アキアカネですね。でもアキアカネは成熟しても全身が真っ赤になりません(腹部だけ)。全身真っ赤になるのはナツアカネです。
(2010年8月10日 広島県庄原市) ノシメトンボ♂
羽の先が黒色の赤トンボの仲間です。この個体は羽化時のトラブルか羽が伸びきっていません。晩秋かなり寒い時期でも観察できることがあります。
夏休みに出会ったトンボをざっと紹介しました。秋もトンボの季節なのですが、これからはタカの渡りがメインになるので、トンボ観察はおまけになります。
今年はヤンマの仲間をいろいろと観察したかったのですが、来年の宿題になりました。