2010年05月30日

里山のトンボ(2010-5-29 滋賀県甲賀市)

滋賀県に10年以上住んでいますが、甲賀市など滋賀県南東部にはほとんど行ったことがありません。新名神が開通し短時間で行けるようになったので、今年は何度か行こうと決めていました。で、昨日5月29日に甲賀市油日周辺のため池、谷津田を散策してきました。
一番行きたかった湿地はフェンスと鉄条網で立ち入り禁止でした。保護のためとはいえ、少し残念でした。

さて、今回は観察したトンボを紹介します。今年は不順な天候で気温が低い日が続いたためか、トンボもやや遅い感じがします。


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シオヤトンボ♀、♂
春を代表する里山のトンボです。雄は成熟して白い粉を帯びています。雄は盛んに雌を追いかけていましたが拒否されていました。何故か微妙な距離で地面に並んでいました。


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ハラビロトンボ♀
今年初の観察です。腹部の太い体型で愛嬌のあるトンボです。同一体型の私としては親近感のあるトンボですね。


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アサヒナカワトンボ♂
羽色が透明なカワトンボです。滋賀県では確か透明な羽色だけだと思いますが、褐色の羽色をした雄を観察できる地域もあります。


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ニホンカワトンボ♂
褐色の羽色をしたカワトンボです。アサヒナカワトンボとは以前、同種として分類される場合がありました。今回アサヒナカワトンボと同時に観察できたのですが、こちらの方がやや大きく感じました。


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ホソミイトトンボ♂
身体が細いイトトンボの中でも、一番細長く感じるイトトンボです。名前を裏切らない姿をしています。今回は一個体しか観察できませんでした。生息地が減少しているという報告があるので心配ですね。


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サラサヤンマ♂
春に観察される小型のヤンマです。湿地のトンボですが、今回は湿地から離れた山際の林道で観察しました。まだ成熟していない個体かな・・・。林道上空を飛び回り梢で休息を繰り返していました。


サナエトンボの仲間も期待していたのですが、今回は観察できませんでした。甲賀市周辺の環境は故郷広島の世羅台地に近い感じです。でもちょっと開発が進んでいるかな・・・。



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2010年05月25日

ヤマサナエ(2010-5-22 大津市秋葉台)

先日観察したトンボを紹介します。
珍しいトンボではないのですが、団地の中で見つけたので嬉しくなりました。山側の棚田から流れてくる小川が団地の中を通っているので、近くで羽化したのかもしれません。

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ヤマサナエ♂(2010-5-22 大津市秋葉台)
大型のサナエトンボです。滋賀県では普通にいるトンボですが、個体数はやや少ないように思います。自宅周辺の団地で観察したのは初めてです。

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上の写真と同じ場面です。レンズを換えて撮影してみました。身体の黄色が鮮やかです。

さて、今日はまだ火曜日・・・、平日は長いです。

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2010年05月22日

サンコウチョウとキビタキ(2010-5-22 大津市)

今日は午前中に大きな買い物をして散財してしまいました。これで夏のボーナスも完全にスッカラカンです。

昼から自宅近くの谷にサンコウチョウを確認しに行ってきました。林道が杉林にかかる辺りで、聞こえてきました「ホイホイホイ」と「ゲゲ」。どうやら1羽の雌の近くで2羽の雄が争っている様です。暗い杉林の上部を移動するのでなかなかはっきりと姿を見ることができません。
何とか雌と思われる個体だけ撮影しました。

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サンコウチョウ(2010-5-22 大津市膳所平尾町)
ひどい写真ですが記録として乗せておきます。ここで3個体、もう少し上流で2個体観察しました。今年も例年の様にやって来てくれて嬉しい限りです。

帰りに自宅横の林に入ったら、キビタキがいました。例年5月前半には声が聞こえるのですが、今年は今日が初めての観察でした。

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キビタキ(2010-5-22 大津市秋葉台)
近くで鳴いていたのに木の葉が被ってなかなか撮影できず少々焦りました。暗いのでISOを上げて何とか撮影したNarcissus Flycatcher。そこそこ良い雰囲気で写ってました。

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2010年05月20日

カワトンボ

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近所の川でもトンボが増えてきました。一番目に付くのがこのカワトンボです。メタリックの色合いが綺麗なトンボです。
このカワトンボはアサヒナカワトンボだと思います。

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正面からのアップです。アップで見ると金属のオブジェのような感じがしますね。

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側面からの撮影した♂です。成熟すると腹部などに白い粉がついてきます。

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2010年05月13日

サンショウウオとヘビ(2010-5-1〜3 広島県庄原市)

GWに帰省して出会った生き物を紹介するのも最後です。

あまり好きではない方もおられると思いますが、最後は両生類・爬虫類です。

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カスミサンショウウオ高地型(2010-5-1 比和町)
今年も小型サンショウウオを探しました。次男ががんばって石をひっくり返してくれたのですが、今回はブチサンショウウオとハコネサンショウウオには出会えませんでした。
写真のカスミサンショウウオ高地型は複数個体観察できました。卵塊も例年通り多数観察できました。

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シマヘビ(2010-5-2 高野町)
道ばたの土手で絡み合う2頭のシマヘビを確認。よく見ると近くに小さなシマヘビがもう1頭いました。交尾しているのだと思ったのですが、よく判りませんでした。

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マムシ(2010-5-3 東城町)
帝釈峡で遊歩道の真ん中にいたので、棒きれで少し移動してもらいました。ちょっと怒らせてしまって尾を鳴らして威嚇していました。怒らした後なので写真を撮るときに少しびびってピンボケになってしまいました。マムシは比較的おとなしいヘビなので怒らせない限り攻撃してくることは少ないと思っています。

楽しかったGWももう遙か以前の出来事のように思えます。今週末はハチクマの渡り観察に行きたいと思っていますが、どうなりますか。。。

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2010年05月09日

春の花(2010-5-1〜3 広島県庄原市)

連休明けの週末は休養日にしましたが、先ほど1時間ほど近くの谷川に行って来ました。
目的はサンコウチョウの飛来確認とムカシトンボの観察です。どちらも1個体だけ確認できました。

さて、GWに観察した春の花をもう少し紹介したいと思います。

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オオカメノキ(2010-5-1 高野町)
春の山を感じる花ですね。春の陽に輝いています。

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イチリンソウ(2010-5-1 高野町)
庄原市の市街地に近い実家周辺ではほぼ終わっていましたが、高野町では咲き始め、東城町では満開でした。

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ニリンソウ(2010-5-3 東城町)
花が一つ咲くイチリンソウに対して、二つさくのがニリンソウです。でも、花が一つのものや、三つのものもあります。

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ヤマルリソウ(2010-5-3 東城町)
いたるところ咲いています。小さい花であまり目立たないのですが、春の低山では代表的な花です。

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フデリンドウ(2010-5-1 高野町)
明るい林床や林縁に咲く小さなリンドウです。日があたる前は花が閉じていますが、陽があたると開いてきます。

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ヤマブキ(201-5-3 東城町)
春に目立つ黄色の花と言えばヤマブキでしょう。市街地の公園などにも植栽されていますね。

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ヤマブキソウ(2010-5-3 東城町)
木本のヤマブキに対して草本なのでつけられた名前でしょうか。ヤマブキと同様な鮮やかな黄色の花が目立ちます。帝釈峡では群生していました。

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ラショウモンカズラ(2010-5-3 東城町)
「ラショウモン」は、花冠を京都の羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼女の腕に喩えたと言われています。すごいイメージです。

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ヒトリシズカ(2010-5-3 東城町)
キビヒトリシズカを期待していたのですが、観察できたのはヒトリシズカばかりでした。花期はほぼ終わりの様でした。

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オオバイカイカリソウ(2010-5-3 東城町)
石灰岩地特有の植物で、バイカイカリソウとトキワイカリソウの混血と言われています。確かに葉の形や色は両者の中間的な感じがします。

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フタバアオイ(201-5-3 東城町)
徳川の「葵の紋」はこの葉を三つ組み合わせたものです。地面すれすれに不思議な花を咲かせます。

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コバノミツバツツジ(2010-5-3 東城町)
西日本の春を彩る代表的なツツジです。まさに春爛漫を感じさせる花ですね。

こうして写真をみると我が故郷もなかなかの場所ですね。そして、まだまだ知らないことがたくさんあります。今後もじっくりと観察していきたいですね。

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2010年05月08日

春の昆虫たち(2010-5-2・3 広島県庄原市)

GWに出会った昆虫たちを紹介します。ほとんど3日に帝釈峡で観察したものです。春の花と一緒に写っているものを中心に選んでみました。

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コツバメ(2010-5-2 高野町)
早春からおなじみの小さな蝶です。たくさん見かけたのに何故か撮影できていませんでしたが、やっと今回撮影できました。太陽光に垂直になるように身体を傾けて日光浴するのを良く観察します。

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トラフシジミ(2010-5-2 高野町)
この春何回も出会っているのにカメラを持っていないとかで、撮影できたのがこの一枚だけです。悔しいのであえてこの写真を載っけときます。

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スジグロシロチョウ(2010-5-3 東城町)
春の里で一番よく見かける蝶かもしれません。白蝶と言う名前ですが、実際にはかなり黄色味があるように思えます。

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スジグロシロチョウ/コンロンソウ(2010-5-3 東城町)
産卵しています。アブラナ科の植物が食草ですが、この植物は・・・? 花の咲いている株をみたらしっかりとアブラナ科の花弁がありました。コンロンソウでした。

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アサヒナカワトンボ(2010-5-3 東城町)
春のトンボをもう少し観察できると思っていたのですが、結局このトンボだけでした。羽化して間もない個体ばかりでした。アサヒナカワトンボとニホンカワトンボの区別は難しいのですが、一応アサヒナとしておきます。

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ミヤマセセリ(2010-5-3 東城町)
早春の代表的な蝶ですね。地味ながら味わい深い色彩をしています。大きなアザミの葉上で日光浴しています。

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ベニシジミ(2010-5-3 東城町)
春の里の身近な蝶です。4日に実家の田植えを少しだけ手伝ったのですが、田圃脇の小川沿いに生えているウマノアシガタにたくさん飛来していました。

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イカリモンガ/ケヤマウツボ(2010-5-3 東城町)
初めて見る蝶がケヤマウツボで採蜜していると慌てて撮影したのですが・・・、蛾の仲間でした。でもなかなか面白い取り合わせで気に入っています。

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イカリモンガ/ツルカノコソウ(2010-5-3 東城町)
この蛾は昼間に活動して花にもよく飛来するようです。

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サカハチチョウ/コンロンソウ(2010-5-3 東城町)
久しぶりにサカハチチョウを観察しました。この羽色は春型ですね。暖かい時期に羽化する個体は羽色が黒くなって、別の蝶の様になります。

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キチョウ/ジュウニヒトエ(2010-5-3 東城町)
ジュウニヒトエもたくさん咲いていたのですが、蝶と共に撮影できたのはこれだけでした。

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モモブトカミキリモドキ/ホタルカズラ(2010-5-3 神石高原町)
ホタルカズラを撮影していたらモモブトカミキリモドキが飛んできました。盛んに花の上を歩き回っているのですが、蜜があるようでもなく、何に惹かれているのか判りませんでした。花の色でしょうか?

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テングチョウ(2010-5-3 東城町)
こちらも早春からおなじみの蝶です。今年は春先からスプリングエフェメラルを巡ったので良く出会いました。もう少しでお休みになる時期かな?

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カワゲラの一種/ヤマブキソウ(2010-5-3 東城町)
この日一番目立った昆虫と花がこの組み合わせです。
帝釈峡の入り口に入ってすぐ黄色の花と飛び回るたくさんの虫に出会いました。それがこれです。カワゲラの同定ポイントが判らないので「一種」としています。

今回であった昆虫は珍しいものではないですが、花と共に春を感じるいきものでした。

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2010年05月07日

春のスミレたち(2010-5-1〜3 広島県庄原市)

GWに帰省先の広島県庄原市で観察したスミレを紹介します。
早春のスミレはさすがに終わっていましたが、タチツボスミレの仲間を中心にたくさんのスミレが咲いていました。

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ダイセンキスミレ(2010-5-1 庄原市比和町)
オオバキスミレの中国地方産の亜種です。この時期、このスミレを見ないと寂しい感じがします。今年も観察できて嬉しいです。乾いた稜線では単独の小さな株になりますが、この場所では例年群生しています。

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サンインスミレサイシン(2010-5-1 庄原市比和町)
昨年のGWはほとんど花が終わっていたのですが、今年はまだ咲き始めの感じでした。大きな花と展開中の葉が印象的なスミレです。

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マルバスミレ(2010-5-1 庄原市高野町)
白い花と丸みのある葉を持つスミレです。この辺りではたくさんあるスミレではないですが、例年同じ場所で観察しています。今年は実家近くの山際にも自生しているのを見つけました。

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シハイスミレ(2010-5-1 庄原市高野町)
西日本を代表するスミレです。いろんな変異のある株が多くてなやむことも多いスミレです。今年は例年より咲くのが遅れているように感じました。

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アケボノスミレ(2010-5-2 庄原市高野町)
大学生のころ広島県民の森で初めて観察した思い出のあるスミレです。その時の印象があまりに強くて、いまのところその時の美しさを超えるものに出会っていません。ピンク色の大きな花とやっと出てきた葉が特徴です。

ここから今が盛りのタチツボスミレの仲間を4種類紹介します。

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タチツボスミレ(2010-5-2 庄原市高野町)
一番身近なスミレですね。葉に赤い筋のある「アカフタチツボスミレ」もありました。

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オオタチツボスミレ(2010-5-2 庄原市高野町)
山辺ではタチツボスミレよりたくさんありました。葉が大きくて丸みがあること、距が白いことなどがタチツボスミレとの違いです。

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ケイリュウタチツボスミレ(2010-5-3 庄原市東城町)
タチツボスミレの渓流型の変種です。葉の形はコタチツボスミレに似ています。小さな株に大きな花が特徴です。

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ナガバノタチツボスミレ(2010-5-3 庄原市東城町)
これもたくさん咲いていました。大津ではあまり観察した記憶がないので、西日本の方が多いかと思います。

最後に久々の複葉性スミレを観察できました。

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エイザンスミレ(2010-5-3 広島県神石高原町)
葉が細かく裂けているのが最大の特徴です。この株は、ヒゴスミレに近い葉の形状をしていました。

この他に、スミレ、ヒメスミレ、フモトスミレを観察しました。花は終わっていましたが、イブキスミレ、ヒカゲスミレ、アオイスミレもたくさんありました。
久々にたくさんのスミレを観察した休日でした。

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2010年05月05日

春キャンプ・大鬼谷(2010-5-1・2)

今日でGWも終わりです。この連休は、例年通り帰省にあわせて大鬼谷でキャンプ、そして久しぶりの帝釈峡、最後は実家の田植えと盛りだくさんでした。かなり疲れましたが、リフレッシュできました。
春の大鬼谷キャンプ場に連泊できると良いと思うのですが、今年も一泊のみです。

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キャンプ場に行く前に、吾妻山池ノ原周辺でいきもの観察をしました。今年は春の始まりは早かったと思うのですが、四月に気温が低かったためか、木の芽吹きやスミレ類は少し遅い感じがしました。

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キャンプは今回も次男と二人なので、最小限の簡単装備にしました。大鬼谷キャンプ場はほぼ満杯でした。皆さんフル装備で立派なサイトばかりでした。
我が家のキャンプは「自然を感じる」、「不便を楽しむ」がモットーなのでこれでも充分過ぎるくらいです。

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夕食は炭焼きステーキで簡単かつ豪華にすませ、後はみりん干しなどを焼きながらビールとお酒を楽しみました。

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次男は恒例の七輪たき火で火遊びに夢中でした。
たき火にあたっている間は良かったのですが、天気が良いためか放射冷却でぐんぐん気温が下がっていきました。
翌朝は霜が降りていてビックリしました。

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朝ご飯はホットサンド。スパムとキャベツのカレー炒めをはさんで、関西のホットドック風にしてみました。次男には大好評でした。朝からビールが飲みたくなる味でした。

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キャンプ場も少し春は遅めで、まだまだ桜が楽しめました。

しばらくは今回の帰省で観察したいきものをぼちぼち紹介して行きたいと思います。

posted by makokuni at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | アウトドア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする