2010年02月28日

カスミサンショウウオの産卵状況('10-2-28 彦根市)

この時期、暖かい雨が降った後にカスミサンショウウオの産卵が活発になります。彦根市の里山に状況確認に行ってきました。

先ずは山間の田圃です。先日からの雨で水が浮いています。

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去年はこの田圃で10対の卵嚢を確認しましたが、今年は2対のみでした。卵嚢の近くには雌を待っている雄1がいました。

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正面からのカスミサンショウウオです。尾の上部が黄色い典型的な個体です。

次の観察地は、昨年の冬に圃場整備された場所です。一番上の側溝に産卵しているはずです。写真では小さい側溝に見えますが、幅・高さとも60cmくらいあります。

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のぞき込んでみると・・・、ありました。上から垂れ下がっている植物に卵嚢が産み付けられています。

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雨のためか水量が多くて下流の集積升まで流されている卵嚢もあったので、回収して流されにくい場所に移動しておきました。
結局この側溝で5対の卵嚢と成体2を確認しました。

今年は産卵が早かったのか結構発生が進んでいて、エラのでた幼生がはっきりと確認できます。

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この側溝は上流側に土のスロープがあるので、成体や変態した幼体は脱出できるとは思うのですが、雨が降ると水が大量に集まるので幼生の内にかなり流されるのではないかと思います。

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圃場整備後の側溝でカスミサンショウウオが継続的に繁殖できるか、今後とも見守りたいと思います。

それにしても今年は、アカガエル、カスミサンショウウオとも産卵が早い様に思います。もうアカガエルの産卵場所は、オタマジャクシで真っ黒になっていました。






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2010年02月27日

ユキワリイチゲ('10-2-27 甲賀市)

暖かい雨が降り春めいてきましたね。
昨日の天気予報では、今日も小雨が降る予報。久々にゆっくりしようと思っていたのですが、朝起きると晴れ間が出ています。

急に思い立って滋賀県甲賀市の野洲川に近い神社に行ってきました。新名神を利用したら自宅から30分で到着しました。結構近いことが判ったので、このあたりの里山に来る機会が増えそうです。

神社に到着してあたりを見ると・・・、ありました。林床をびっしりと覆い尽くすほど群生しています。残念ながら時期的に少し早いためか花が開いていません。早朝からもう少し日が射せば開花が進んでいると思うのですが、この曇天ではちょっと無理でしょう。

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さて、この花はユキワリイチゲ、漢字で書くと「雪割一華」です。 スプリングエフェメラルと呼ばれる早春を彩る花のひとつです。

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一番開花が進んでいた株でもこの程度でした。開花すれば花は上向きになって、薄い青紫と黄色の対比が美しい姿になります。上の写真も満開になればすばらしい景色になるでしょう。

3月にもう一度訪れたいと思います。

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2010年02月22日

ザゼンソウ(高島市今津町 '10-2-21)

ハイイロガン観察からの帰り道に湖西を南下したのは訳があります。
その一つがこれ、今津のザゼンソウです。この群生地は以前から知っていたのですが、花の時期に立ち寄ったことがありませんでした。で、今回ちょっと寄り道してみました。

ザゼンソウはミズバショウと近縁のサトイモ科の植物です。
早春に咲く花で、「発熱する植物」としても知られています。開花する際に肉穂花序で発熱が起こり約25℃まで上昇すると言われています。「周囲の氷雪を溶かしていち早く顔を出すことで、この時期には数の少ない昆虫を独占し受粉の確率を上げている」と説明されていますが本当でしょうか?

今回撮影した写真を何枚か紹介します。レンズは70-300ズームと10.5 fish eye です。

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一度にこれだけたくさんの株に出会ったのは初めてなので、結構たくさん写真を撮ったのですが・・・。もう少しザゼンソウと周りの環境を上手く撮し込めたら、と思います。やっぱりセンスに問題があるかも・・・。

posted by makokuni at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月21日

再び湖北へ('10-2-21)

本日再び湖北に行ってきました。
目的は、ハクガン、サカツラガンに続いてやって来たハイイロガンです。この冬の湖北は本当にすごいですね。

昼までに自宅に戻る必要があったので、早起きして5:30に出発。大津ICから木之本IC経由で現地に6:40に到着しました。
7時過ぎにやっと東の稜線から日が射してきました。

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湖面にはコハクチョウの群れが休んでいます。と思ったら、右手にチョット小さめの鳥影が・・・。
サカツラガンでした。一ヶ月ぶりの対面です。

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目的のハイイロガンもすぐ見つけることができましたが、朝日の逆光で観察しづらくて難儀している間に木の向こう側に行ってしまいました。
仕方がないので、浜の方に移動すると・・・、いました。マガンと行動を共にしています。

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遠いのと朝日の斜光で、特徴であるピンク色の嘴が撮影できません。トリミングしてやっとこのくらいです。

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ハイイロガンを観察するのは、二十年くらい前に島根県の斐伊川中流で観察して以来です。
前回は川の中州でずっと休んでいて、2時間の観察で一瞬ピンクの嘴を確認できたくらいでした。今回の方がずっと良かったですね。

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観察している間にどんどん人が増えてきました。関東方面ナンバーの車も何台かありました。千葉ナンバーの人と話をしたら、日帰りでこの冬2回目とのことでした。うーん、すごいですね。

さて、昼までに帰宅するために8:30で観察終了。湖西を南下しながら、今津と大津伊香立でちょっと寄り道をして、12:10に自宅に到着しました。やれやれ。

posted by makokuni at 17:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月14日

アカガエル産卵('10-2-14 大津市瀬田公園)

湖北からまたビックニュースが飛び込んできました。以前に斐伊川で観察して以来ですし、地元で観察したいとは思うのですが、人出の多さを考えるとチョット引いてしまいます。

さて、先週雨が降ったのでそろそろアカガエルが産卵しているハズです。
時間があれば湖西の棚田に行きたかったのですが、近場の瀬田公園に行ってみました。整備された公園ですが、湿地環境がわずかに残っています。

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水際をのぞき込むと・・・、ありました。アカガエルの卵塊です。
予想したよりたくさんの卵塊がありました。

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産卵から時間があまりたっていない卵塊もたくさんありました。下の写真の様に透明部分が充分に膨らんでいません。

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いろいろと気疲れのする土日でしたが、春も近いことが感じられる一日でした。

posted by makokuni at 20:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする