あまりの人の多さに木幡でのノハラツグミ観察を早々に終了して、久々に府立植物園に行きました。平日の夕方で、人も少なく身近な野鳥をゆっくりと観察できました。
私にはこちらのほうが向いていますね。
ツグミつながりで、ツグミの仲間を2種類紹介します。
トラツグミ( White's Thrush )です。ミミズを探して盛んに食べていました。羽の模様が大変綺麗なツグミです。繁殖期には独特の声で鳴き、「鵺(ヌエ)」として知られています。
ヨーロッパでは稀な渡り鳥で、かの地ではやはり大勢の人があつまるのでしょうか?
シロハラ( Pale Thrush )です。トラツグミより個体数は多く、観察しやすいツグミの仲間です。地上で落ち葉などをくちばしでひっくり返して、昆虫等を食べます。
ヨーロッパの珍鳥図鑑「Rare Birds」にも記載がなかったので、かの地では相当な珍鳥になることでしょう。分布が極東に偏っているので、可能性は低いかな。
普通の鳥を普通に観察できることが、幸せです。