2019年02月13日

雑種カモ(推定オナガガモ×ヒドリガモ)(2019/1/18京都市)

前回の投稿の続きです。

興味深いカモを見たのですが、一番の目的はこのカモ、オナガガモとヒドリガモの交雑個体と思われる個体です。


s-2019-01-18_13-16-08T.jpg
雑種カモ
各部の羽衣の感じはヒドリガモ的な部分が多いように思いますが、全体的なプロポーションや嘴はオナガガモ的な印象をうけました。


2019-01-18_14-05-47T.jpg
やや首が長い印象。


s-2019-01-18_13-20-54(1)T.jpg
雨覆や翼帯もオナガガモ的でした。


s-2019-01-18_13-28-38(1)T.jpg
ほぼ換羽が終了している様に思いますが、僅かに幼羽と思われる羽が残っているようです。


オナガガモ×ヒドリガモと思われる個体ですが、ヒドリガモ的な特徴の個体が多いように思っていましたが、この個体はオナガガモ的な感じでで面白く思いました。
交雑の場合♂×♀の組み合わせが逆になると発現するパターンも異なるように思います。♂親の形質の方が強く出る傾向があるのでは、と思っていますがどうなのでしょうか。今後もいろいろな個体を観察して推理してみたいです。

posted by makokuni at 20:33| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月27日

ヒドリガモ♀雄化とオカヨシガモ♀雄化?(2019/1/18京都市)

先週1月18日の午後に京都市内を流れる川でカモ観察をしました。
いつも思うことですが琵琶湖と違って都市部のカモは比較的近距離で観察できるため勉強になります。


s-2019-01-18_13-41-46T.jpg
ヨシガモ成鳥♂生殖羽
この場所では思いのほかヨシガモをたくさん観察できました。非常に美しいカモですが、光の状態が上手く合うことはなかなかないです。


s-2019-01-18_13-46-24T.jpg
ヨシガモ♀を取り囲むヨシガモ♂
ヨシガモ♂が♀に対して盛んにアピールしていました。


s-2019-01-18_13-45-32T.jpg
同上


s-2019-01-18_15-22-20(2).jpg
マガモ
ヨシガモに加えてオカヨシガモ、コガモ、ヒドリガモがメインでマガモとハシビロガモが少数いました。
西日でマガモ♂の頭部が金緑色に輝いていました。


ヒドリガモの中に違和感のある個体を発見しました。以下、その個体の写真です。

s-2019-01-18_14-51-53.jpg
ヒドリガモ
胸から脇にかけて幅の広い波状斑があり、背や脇に細かい波状斑のある羽があります。ヒドリガモ♀の雄化個体だと思います。


s-2019-01-18_14-54-47(1).jpg
同一個体の飛翔背面
雨覆や翼鏡の感じは♀と♂の中間的な感じでした。


s-2019-01-18_14-56-03(1)T.jpg
同上
雨覆と翼鏡が確認できます。


さて次はオカヨシガモです。こちらも気になる個体が・・・。

s-2019-01-18_14-07-18T.jpg
オカヨシガモ♂生殖羽
頸に白い輪のある個体。このような個体は結構な頻度で確認できます。


s-2019-01-18_13-47-48T.jpg
オカヨシガモ♀雄化個体?と換羽中の♂幼鳥
手前の個体は奥の個体より小さく脇の波状斑も荒く地色も茶色が強い感じがします。また丸みの強い茶色の羽が脇に散在しています。高度に雄化が進行した成鳥♀の可能性があると考えましたがどうでしょうか?


この日はもう一個体おもしろいカモを観察しましたが、またの機会に紹介したいと思います。



posted by makokuni at 21:50| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月20日

湖西南部でアオシギ探索(2019/1/13 大津市)

s-2019-01-13_09-45-22.jpg
1月13日、湖西南部の棚田に行って来ました。
目的はアオシギの探索。地図でアオシギが居そうな場所を検討して実際に行ってみました。
写真は棚田の山際を流れる3面張りの水路です。この場所でアオシギ1を確認しました。奥の山は比良山系です。


s-2019-01-13_09-21-01.jpg
一枚目の写真を撮影した場所から逆向きに撮影したものです。農道を水路沿いに歩いてアオシギを探しましたが、死角から飛ぶので写真撮影は困難でした。何回か飛ばして大体いる場所が判っていても、近ずくことができませんでした。どこかにのんびりした個体はいませんかね・・・。


s-2019-01-13_09-29-20(2)T.jpg
さすがに狩りは成功しませんでしたが、飛んだアオシギに猛禽が突っ込んでいったので驚きました。そのご近くの木に止まったので確認するとハイタカ♀でした。


s-2019-01-13_09-58-50(1)T.jpg
アオシギ探索終了後、棚田を歩いて下っていると土手で採餌しているチョウゲンボウを発見。何を食べているのかは判りませんでした。


この辺りの棚田は獣害防止策で山際が断絶されています。また山際には休耕田や廃棄耕作地が非常に多くなっています。カスミサンショウウオも少し探したのですがまったくだめ。カスミサンショウウオなどの両生類の生息環境も厳しい感じがしました。
ラベル:アオシギ
posted by makokuni at 19:08| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月11日

湖西のハクチョウ(2019/1/4 高島市)

年末年始の休暇明けの一週間がやっと終わりました。仕事は長く感じますね。
1月4日にこの冬初めて湖西北部に行ってきました。
目的は久々のアオシギ探索でした。山際の水路で1個体観察できましたが、またしても撮影できずでした。至近距離で見つけてお互いにフリーズ。根競べに負けて少し動いた瞬間に飛ばれてしまいました。残念・・・。

朝一はハクチョウが塒にしている内湖に行ってみました。100羽を超えるコハクチョウとオオハクチョウ1羽がいました。カモはコガモが多くいましたが、その他のカモは非常に少なかったです。


s-2019-01-04_07-42-23(1).jpg
朝8時前の内湖。手前の群れにオオハクチョウが1羽入っているのですが判るでしょうか。鳴き交わしながら飛び立ちの準備をしています。


s-2019-01-04_08-38-12T.jpg
そろそろ飛び立つコハクチョウ


s-2019-01-04_08-38-18(1)T.jpg
飛び立つため助走するコハクチョウ。ハクチョウは体重があるためかなり助走が必要です、


s-2019-01-04_08-05-42T.jpg
湖西の山をバックに飛ぶコハクチョウ1


s-2019-01-04_08-05-46T.jpg
湖西の山をバックに飛ぶコハクチョウ2


s-2019-01-04_08-38-56(1)T.jpg
湖西の山をバックに飛ぶコハクチョウ3


9時前には内湖のハクチョウは全て飛び立ちました。ハクチョウは近くの広い田んぼで採餌しているはずです。
田んぼに行ってみると思った通り採餌中でした。


s-2019-01-04_09-11-47.jpg
民家に近い田んぼに集まるコハクチョウ。日常的にこの風景に出会えるのは素晴らしい。


s-2019-01-04_09-10-32(1).jpg
中央の個体がオオハクチョウです。頸から頭部は水垢で染まっています。


s-2019-01-04_09-20-18T.jpg
オオハクチョウはコハクチョウより一回り大きいことが判ります。


湖西北部も冬鳥は少な目で寂しい感じでした。アオシギを探索した山際ではミヤマホオジロやカシラダカの群れをこの冬初めて観察できました。でもやはり小鳥も少しさみしい感じかな・・・。


posted by makokuni at 21:25| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月01日

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
みなさま、生き物との素晴らしい出会いがあることをお祈りいたします。

2019年賀M.jpg
posted by makokuni at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月31日

コチョウゲンボウ(2018/12/30 琵琶湖南湖東岸)

昨日(30日)、今年最後の野鳥観察に行ってきました。自宅の掃除もあり午前中だけでしたが琵琶湖南湖東岸を回りました。
寒波が入り北風も強くなったので新たに南下してきたカモの群れを期待したのですが、状況に変化はありませんでした。カモは全体に少なく、特にホシハジロは驚くほど少ない状況です。ミコアイサは増えたように思いました。
湖岸の草地ではツグミの小群が入っていました。この冬は小鳥類も少ないように思います。


s-2018-12-30_08-58-50T.jpg
先日も観察した頭部に緑色がほぼないアメリカヒドリ成鳥♂。今回は湖岸の芝地に上がって採餌していました。


s-2018-12-30_09-14-02(1)T.jpg
ヨシガモも各所で観察できますが、琵琶湖では近くで観察できることは少ないです。寝ているヨシガモの小群を撮影していたら急に小競り合いを始めて驚きました。


カモ観察のあと付近の田んぼを回ると、久しぶりにタゲリの群れ(50+)を見ました。距離があったので写真はなしです。


s-2018-12-30_11-37-22(1)T.jpg
農道を流していたら田んぼの土くれに止まっているコチョウゲンボウを発見。


s-2018-12-30_11-37-51(1)T.jpg
久しぶりにコチョウゲンボウをゆっくりと観察し、今年の探鳥の締めにしました。




posted by makokuni at 20:42| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アメリカコガモ成鳥♂(2018/12/28京都府)

仕事納めの28日、納会が終了してから確認されてから3シーズン目となるアメリカコガモ成鳥♂を観察に行きました。
前夜が今年最後の忘年会、そして納会とアルコールが入った状態でのカモ観察、なかなかしんどかったです。酒を飲んでの野鳥観察はするものではありませんね。


s-2018-12-28_14-48-23.jpg
現地に到着。昨年に観察したほぼ同じ場所にいました。コガモの群れの中で一緒に採餌中でした。


s-2018-12-28_14-45-11T.jpg
アメリカコガモ成鳥♂
成鳥♂は前脇に縦の白線が出るので識別は簡単です。コガモ成鳥♂に比べると全体に色調が淡い感じがします。アメリカコガモ成鳥♂の波状斑は黒線がコガモより細いからでしょう。
この個体は体勢が変わっても翼鏡の緑色が常に見えていました。


s-2018-12-28_14-52-43T.jpg
アメリカコガモ成鳥♂とコガモ♀
三列風切羽の黒条の違いに括目。


s-2018-12-28_14-38-58T.jpg
アメリカコガモ成鳥♂
頭部の白線が不明瞭な傾向もアメリカコガモの特徴。


2018-12-28_14-52-45(1)T.jpg
アメリカコガモ成鳥♂


s-2018-12-28_14-52-36(3)T.jpg
アメリカコガモ成鳥♂
堰から降りる姿勢が可愛らしい。


s-2018-12-28_14-38-59(3).jpg
アメリカコガモ成鳥♂
翼鏡の内側白線はコガモより細い。




posted by makokuni at 11:55| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月29日

チョウゲンボウ(2018/12/23琵琶湖南湖東岸)

カモ観察の後は田んぼをひと回り。田んぼの鳥もまだ少な目のようです。

チョウゲンボウが盛んに採餌していました。観察していてもあまり警戒することなく昆虫(バッタ)を何回も捕まえていました。この日は暖かかったので冬とはいえ昆虫も動いていて探し易かったのではと思います。


s-2018-12-23_12-14-27(1)T.jpg
狩りのあと畔におりたチョウゲンボウ


s-2018-12-23_12-21-01T.jpg
豆畑の標識ポールに止まるチョウゲンボウ


s-2018-12-23_12-21-10(1).jpg
チョウゲンボウの飛び出し


s-2018-12-23_12-19-14T.jpg
バッタを捕まえた



posted by makokuni at 16:03| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アメリカヒドリ(2018/12/23琵琶湖南湖東岸)

本日(12/29)から年末年始の休暇です。とりあえず部屋の掃除を実施しました。
急に寒くなり大津でも朝はすこし積雪がありました。北風が強くフィールドに出るには覚悟が必要です。

今シーズンの琵琶湖南湖は全体的にカモは少な目で、特にホシハジロの個体数が激減していると感じています。世界的にホシハジロが減少しているとの話を聞いたことがありますが、繁殖地の状況が悪いのでしょうか。今後の動向が気になります。

さて先週の琵琶湖南湖東岸で観察したアメリカヒドリ成鳥♂です。この日は非常に暖かく、風がないため湖面が鏡の様でした。


2018-12-23_09-35-52(2)T.jpg
アメリカヒドリ成鳥♂とヒドリガモ♀
アメリカヒドリは通常頭部に緑色の帯があるのですがこの個体は緑色がほぼでていません。ヒドリガモとの交雑的な特徴もないのでアメリカヒドリの個体差であると判断しました。


2018-12-23_09-35-54T.jpg
アメリカヒドリ成鳥♂
胸、脇腹、背の色、嘴基部の黒斑など頭部の緑色が無いことをのぞけばアメリカヒドリで問題ないと思います。


2018-12-23_09-40-04(1)T.jpg
アメリカヒドリ成鳥♂
白い雨覆、翼鏡の緑色の帯は幅が狭い。


今シーズンはアメリカヒドリと良くであいます。
他のアメリカヒドリの記事は以下のURLです。


http://makokuni.seesaa.net/article/462753700.html

http://makokuni.seesaa.net/article/462577841.html
posted by makokuni at 15:46| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月19日

オカヨシガモ♀雄化個体(2018/12/5京都市)

オナガコガモを観察した後は移動してオカヨシガモ♀雄化個体を見に行きました。この個体はNさんが発見されたものです。昨年もNさんに教えていただいて鴨川でオカヨシガモ♀雄化個体を観察しましたが、今回の個体は昨年の個体よりもさらに雄化が進んでいました。

また、この場所はオカヨシガモのいろいろな羽衣が観察でき面白かったです。


s-2018-12-05_14-29-33(1)T.jpg
♀幼羽から第一回生殖羽に換羽中


s-2018-12-05_13-55-25(1)T.jpg
♂幼羽から第一回生殖羽に換羽中、換羽の早い個体。


s-2018-12-05_14-28-19T.jpg
成鳥♂生殖羽


s-2018-12-05_14-27-56T.jpg
少し違和感のあった個体。♀雄化を疑ったが身体は小さくなく、換羽の遅れている♂幼羽ではないかと思います。


s-2018-12-05_14-47-25.jpg
手前は♀雄化個体、奥は成鳥♂。♀雄化個体は♂よりやや小型で部分的にやや粗い波状斑が出ている。肩羽等も通常の♀より細長い形状になっているように感じた。全体に昨年観察した♀雄化個体より雄化が進んでいる。


s-2018-12-05_14-23-04.jpg
♀雄化個体、左側。右側と変わらない感じ。


s-2018-12-05_14-29-22(1).jpg
♂成鳥生殖羽。


s-2018-12-05_14-24-33.jpg
♂成鳥生殖羽、羽ばたき。えんじ色の雨覆や胸の斑が美しい。


この場所ではオカヨシガモが最も個体数が多く、マガモ、ヨシガモ、ハシビロガモなども至近で観察できました。


s-2018-12-05_14-22-37T.jpg
肩羽の形状から♂幼羽から第一回生殖羽に換羽中の個体かな。


s-2018-12-05_14-20-43(1).jpg
ハシビロガモ♂エクリプスから生殖羽に換羽中。


s-2018-12-05_14-21-09(1).jpg
ハシビロガモ♂幼羽




posted by makokuni at 21:43| Comment(0) | 鳥見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする